*一部、加筆修正しました。
初めてのキャンプツーリングなので、荷物の取捨選択にはかなり悩まされました。
出発前の1か月ほどは、様々なサイトを見てまわり、毎日のようにホームセンターやダイソーに立ち寄っては、試行錯誤の連続…(^^;;
その結果、持って行ったものと使用感は。。。
長くなりすぎるので、【テント内での使用品】、【テント外での使用品】、【調理・食材関連】、【その他】、【服装など】の5項目に分けてリスト化します。
- クッカー/スノーピーク:アルミパーソナルクッカーセット(SCS-020)
- 調理と食事には鍋と皿が必要なので、とりあえずソロユースの定番らしいセットを選択。snow peakがキャンプ界のステータスブランドだということも、後から知ったぐらい(苦笑)。メジャー製品らしいので、これを買っておけばいいのだろうと思っただけの話。
- 結果としては大正解。経験を積むほど、サイズや使い勝手がよく考えられた製品だとわかってくる。
- このテのギアにはこだわらないので、安価なアルミ製で十分。後に調べたところ、高価なチタン製は炊飯に向かないらしいし。
- 炊飯器以外での炊飯は初めてな自分でも、無事に炊けたのでちょっと感動(笑)。何とかなるもんだ。
- クッカーには大小があり、最初のツーリングでは大を炊飯に使っていた。1回1合分の米と水だと、大が向いているのだろうと考えたため。炊飯後には蒸らしが必要なので、火を止めた後もフタ(フライパン&皿にもなる)をしたままひっくり返した状態。必然的に、調理にはクッカー小とフタ(フライパン兼用)しか使えない。大きい食材や量を扱えず、不便で悩みまくりに。
- 帰宅後に試すと、クッカー小でも炊飯は可能。ただ、大に比べてご飯が固くなりやすいため、炊飯技術が必要(^^;;
- 付属する収納用の網袋は便利。これに入れておくと、中身がバラけない。
- クッカー小に、250のガス缶がジャストサイズで入るのも便利。収納性の悪いガス缶が荷物にならないし、ストーブ用のガス缶を入れておけばランタン用と区別して使える。
- 洗った後に乾かさないままガス缶を入れると、ガス缶の底が錆び、錆がクッカー内部に付着してしまう。
- そうなると、鍋磨きなどでゴシゴシこすらないと取れない。鍋磨きなどツーリングには持って行かないので、茶色くなった状態で調理することになり気持ち悪い(T_T)
- 取っ手の部分は、開いて持つときは何となく固定状態になるが、閉じて畳んだ際はダメ。網袋に入れずに持ち運んだり、洗う際などに取っ手が動きまくり、ガチャガチャとうるさいし邪魔。閉じたときも、固定できればいいのに…。
- クッカー2/EVERNEW:チタンシェラカップFD
- やはり、スノピのクッカーセットだけでは鍋や皿が足りない。いちばん困ったのは、大小2つのクッカーを炊飯とおかずに使ってしまうと、お湯が沸かせないこと。味噌汁も作れない。
- 直接火にかけられ、簡単な調理もできるシェラカップが必要だと、導入。
(参照:「シェラカップ EVERNEW:チタンシェラカップFDを購入」) - シェラカップは便利に使えたものの、保温性の低さがネックだともわかりました。シングル(一層)タイプのマグカップと併用したほうがいいのかも? アウトドアユースらしい、「所有して使ってみたい」製品でもあります(^^;;
- マグカップだと、snow peakの定番シリーズ:チタンシングルマグが、小型の220mlなど各種サイズを選べる。標準的な300mlでいいなら、安価ながら高評価らしいbelmont(ベルモント)のチタンシングルマグ300フォールドハンドル(BM-314)なども候補に。
- アメリカンサイズでちょっと大きくなるものの、TOAKS(アメリカのアウトドアブランド):Titanium 375ml Cupが気に入り、別の商品と一緒に米Amazonで注文しようとしたことも。「日本には発送できないよ!」と怒られ、諦めましたが…。
- クッカー3/EPI:アルミ3点食器セット C-5201
- 「試しに買ってみた」ものの、スノピのクッカーセットやシェラカップが既にある状況では、中途半端な存在に。メインのクッカーとしては力不足なので、サブ的な使い方を思案中。
(参照:「EPIクッカー:アルミ3点食器セット C-5201」)
- 「試しに買ってみた」ものの、スノピのクッカーセットやシェラカップが既にある状況では、中途半端な存在に。メインのクッカーとしては力不足なので、サブ的な使い方を思案中。
- クッカー4/Texsport : Black Ice The Scouter Hard Anodized Cook Set
- メイン使用できる新たなクッカーを模索した結果、アメリカのアウトドアブランド:Texsportのクッカーセットを個人輸入。
(参照:「新しいクッカー Texsport Black Ice The Scouter Hard Anodized Cook Set (その1)」)
- メイン使用できる新たなクッカーを模索した結果、アメリカのアウトドアブランド:Texsportのクッカーセットを個人輸入。
- カラトリー/スノーピーク:3徳スプーンセット・箸付き
- 単なる小さなスプーン・フォーク・ナイフ・箸のセット。上記のクッカーのついでに買っただけ。
- スノーピーク製品にしては異様に安い、400円ぐらいだった記憶が。現在は廃番らしく、3,000円以上する高級品しかなくなってしまった。。。購入当時からそうなら、ダイソーで買ってる(苦笑)。
- ツーリング中のコンビニで買った弁当などに付いてくる、割り箸を洗って使い回しても可(気にならない人なら)。実際そのほうが便利なので、割り箸が折れてしまったときの予備ツールとして、これを持って行く感じ。
-
レンゲ
- ラーメンを食べるときの、あれ。持って行かず、キャンプ中に「持ってくるべきだった…」と後悔したので付記。
- これなしにインスタントラーメンや汁ものを作った場合、クッカーの鍋は熱々。直接口をつければ火傷は確実で、仕方なく具材だけを先に食べ、クッカーが冷めてきてからスープだけを飲むというアホな食事になってしまう。
- 後日、ダイソーでステンレス製のレンゲ(女性・子供用)を購入。いちばん小さい女性・子供用サイズだと、クッカーの小にちょうど収まり、フタも閉まる。使ってみると確かに子供用サイズで、ちょっと物足りない感はあるものの、大きな器でラーメンを食べるわけではないので問題なし。
- コップ
- アウトドア用の高価なマグカップなどではなく、ダイソーで買った耐熱プラスチックのコップ。味噌汁やココアなどは、これで。ラフに扱っても壊れないので、荷物の隙間に放り込んでおけばいつでも使えるし、ひとつ持っていると何かと便利。
- 取っ手付きのコップでないと、熱くて飲めないので要注意。
- シェラカップを導入したので、持って行かなくてもOKに。でも、あれば何かと便利。
- 即席味噌汁
- 10袋入り100円程度の、生味噌汁(ワカメ入り)。貧相な食事でも、味噌汁があると食べやすい(苦笑)。
- 梅干し
- どうしても野菜不足になるため、ツーリング途中で購入。貧相なメニューでも、漬け物的なものがあると食が進む(苦笑)。
- 最初はキャベツの浅漬けを買い、1回では食べきれないのでジッパー式のジップロックもどきに入れて移動したところ、見事に液が漏れ、荷物が浅漬けの香りに染まった(T_T) 液体がなく、開封後も購入時のパッケージで持ち歩ける梅干しは最高!(笑)
- 密閉できるタッパーを持って行けばいいだけの話かも…。でも、液漏れの不安は消えない。次のツーリングからは、梅干しを小さめのタッパーに入れて持ち出すことに。
- メットインに入れる場合はもちろん、荷物を車体にくりつけていても、気温の上昇で腐ることがないのも利点。
- 調味料など
- 持って行ったのは、醤油、塩、コンソメスープの素、マヨネーズ。でも、使ったのは醤油だけ。もうちょっと“調理”をするかなと思ったけれど、実際には面倒で、レトルトか缶詰、総菜類ばかりだったため。
- 道の駅などでよく野菜や山菜を売っているので、天ぷらにすれば…と、1回分使い切りの天ぷら粉も持って行ったけれど、使わず。そもそも6~7月の北海道では、時期的に早すぎて、野菜の直売をほとんど見かけない。
- 醤油や塩は、ナルゲン:広口丸形ボトルに入れて。マヨネーズは、ローソンストア100で購入した最小サイズ。
- 調味料入れ/ナルゲン:広口丸形ボトル
- 「絶対に液漏れしない」と言われる、nalgen製ボトル。各種サイズ、形状があるので、用途によって使い分ける。
- 専用ケースやポーチなどもラインナップされるので、ブランド志向の方にはお勧め(^^;;
- 困るのは、天ぷら油。この程度の容量で足りるわけもなく、かと言って市販品をそのまま持って行ったのでは、大きすぎて邪魔な上に液漏れが不安…。悩んでも結論が出ず、「天ぷらをする場合の油は現地調達」のつもりで出発し、結局は天ぷらなど手間のかかる調理はしないまま。これは次回以降の課題に。
- キッチン(調理)バサミ
- まな板や包丁などは嵩張り、荷物になるため持って行かない。キッチンバサミがあれば大抵は事足りるし、レトルトの封を切るのにも便利。
- ふだんから使うわけではないので、ダイソーの安物で十分。
- トング
- お玉の代用品として汁物をかき混ぜたり、暖めた缶詰を熱湯から取り出す際にも使える・・・というか必需品(笑)。
- キッチンバサミ同様にあれば便利・なければ不便な一品なので、持って行ったほうがいい。大した荷物でもないし。
- 品質はどうでもいいので、ダイソーなど100均モノで問題なし。
- トラベルケース
- 100円ショップで売られている、透明のビニール製のもの。(最近は柔らかい塩ビ製品を見かけなくなり、貴重品かも?)
- 大型のものなら、調味料やキッチンバサミ、トングなど調理関係のモノを洗ったまま気にせず突っ込んでおける。
- 各種充電器、予備バッテリー、乾電池などは、小さめの透明ケースに小分けして入れれば中身が確認できて便利。
- 食器洗い用スポンジ/旭化成ホームプロダクツ:ズビズバ アクリルスポンジ
- 独自のアクリル繊維を使用し、洗剤を使わなくても水だけで汚れが落ちるというスポンジ。山間部のキャンプ場には下水道設備がないところも多く、洗剤が垂れ流されるのは環境に良くないと聞いたため、これを持って行った。洗剤を持って行かなくてもいい=荷物が減るというメリットも。
- 炊事場に家庭用洗剤が置いてあるキャンプ場もあって拍子抜けしたけれど、何もないところではそれなりに重宝した。
- 確かに水だけで汚落ちするものの、油汚れには今ひとつ。ラーメンなどを作った後のクッカーは、洗剤使用時より長い時間をかけて洗わないとベタベタ感が消えてくれない。そのうちスポンジのほうもベタベタしてきて…。これは洗剤で洗わないと落ちないらしいので、帰宅後に洗浄すると元通りに。
- 用途別に3種類あり、最初に持って行ったのは「とんがり」。炊飯をするキャンプなら、「ブラシ機能付き」のほうがいいかも。
- 最近はダイソーなど100均にも似たようなモノがあるので、それでもいいといえばいい(^^;;
- 米
- 米さえあれば食事は何とかなる。これ、実感。
- 米のとぎ汁は自然環境に良くないらしいので、無洗米を持って行く。楽だし(^^;;
- 1回分(=1合)ずつジップロックの小サイズに小分けし、コンビニ袋にまとめて入れておく。バッグの中の半端に空いたスペースに突っ込めば、バッグ内での荷物の固定にも使える。ペットボトルに入れて持って行く人もいるようだけれど、食べれば食べるほど荷物が小さくなるので(笑)、このほうが現実的だと思う。
- 水タンク
- キャンプ場の炊事場で水を汲み、テントサイトで調理をするのに必要。
- 容量は、一般的なキャンプ場でのソロユースなら1リットルで十分。水場がない場所での野宿や、飲料不可の水場しかないキャンプ場での使用に備えて、2リットル分あれば問題なし。
- 蛇口と持ち手の付いた折りたたみ式(2リットル用)を西友で購入したものの、大失敗。折りたたんでも厚みがあって邪魔な上、持ち手と蛇口の部分が出っ張って収納性も最悪。おまけに蛇口の出来が悪く、ひねってもポタポタとしか水が出てこない。結局、蛇口ごと外してドシャーッとこぼれるがままに使うしかない。安物買いの銭失いの典型(苦笑)。
- ツーリング中のコンビニで購入した、お茶などのペットボトル(500ml)でも代用可。ただ、最低2本は常備する必要があるので、ちょっと荷物になる。
- その後は、ダイソーで見つけたOUTDOOR WATER BAG ぺちゃんこ水筒(1.2リットル)を使用中。フニャフニャで耐久性は低そうなものの、キャンプ場内だけの利用なら十分かと。ただし、水を持ち運びする場合は、Platypus(プラティパス)製品やEVERNEW:ウォーターキャリーなどを使ったほうが安心。
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