*大幅に加筆修正しました。
初めてのキャンプツーリングなので、荷物の取捨選択にはかなり悩まされました。
出発前の1か月ほどは、様々なサイトを見てまわり、毎日のようにホームセンターやダイソーに立ち寄っては、試行錯誤の連続…(^^;;
その結果、持って行ったものと使用感は。。。
長くなりすぎるので、【テント内での使用品】、【テント外での使用品】、【調理・食材関連】、【その他】、【服装など】の5項目に分けてリスト化します。
- 蚊取り線香・虫除けスプレー/アース製薬:蚊に効くおそとでノーマット、児玉兄弟商会:パワー森林香
- 初夏~夏のキャンプには必須アイテムらしいので、何となく、電池式の携帯小型タイプ:蚊に効くおそとでノーマットをチョイス。蚊にはそれなりに有効でしたが、結局は寄り集まってくる虫に太刀打ちできず、虫除けスプレーを頭からかけまくることに(^^;;
- 虫の絶対数が都会と違う北海道・山間部では、昔ながらの、火を付ける蚊取り線香のほうが有効かもしれません。
- 帰宅後に調べたところ、林業関係者のマストアイテムだという、屋外用の超強力な防虫線香:富士錦 パワー森林香なる製品を知りました。
- 携帯用の専用防虫器も購入して、実際に使用しました。 *参照:超強力らしい防虫線香、パワー森林香
- どのキャンプツーリング系サイトを見ても、「ラジオは必需品」と書かれています。確かに、ひとりぼっちのキャンプ場ではお友達でした(^^;; 韓国からの混信がひどくて、聴ける局がNHKのほか一部だけでも…。
- 1,000円ちょっとで買える値段の割には、高性能。いかにも無骨なスタイルで便利機能や装飾もない実用品だけに、基本性能に特化したコストパフォーマンスは高い。さすが、トランジスタラジオの元祖・ソニー製品だけのことはあります。
- 薄型ポケットラジオ(単4使用)も持っていますが、乾電池を単3で統一したかったので、改めて購入。実際の使用時には、底面の幅があることで、風が強い状況でも自立できる便利さを痛感しました。「置いておける」利便性が、キャンプでは重要です。
- ストラップが付属するのも便利。テント内では天井にS字フックを取り付け、付属ストラップでぶら下げました。
- 明るいランタンと後述のフラッシュライトがあれば出番は少ないものの、夜間走行時のトラブルなども考え、あると安心感が違います。非常時の備えというギアかも。
- 暗い電池式LEDランタンしかない場合で、食事など明るさが欲しい際は、ランタン+ヘッドランプで過ごすための必需品。
- ラジオと同様、乾電池を単3で統一しようと調べたところ、これがもっとも高コストパフォーマンスらしかったので。明るさは26.6ルーメンと高価な製品とは比べるべくもないものの、照明のあるキャンプ場内での使用なら十分に実用的。GENTOS製品は、安価な割にどれを買っても外れがない。
- 単3電池を1本使用するだけなので、頭に付けても重さを感じさせないのがいいです。
- 現在は販売終了。後継モデルはGTR-931H。単3電池1本使用の基本構造、デザイン、サイズなどは全て同じで、明るさだけが45ルーメンにアップした優れモノ。
- 夜遅くなると場内照明が消灯してしまうキャンプ場も多く、手持ちの照明器具は必須。ヘッドランプは頭に付けるのが面倒だったりして、実際にはこうした懐中電灯タイプのほうが出番は多い。性能はそこそこでも、小さくて軽いほうがベター。
- コンパクトな高性能品ほど、単4電池の使用モデルが多くなる。電池を単3で統一しようとすると、選択肢は意外に少ない。
- 単3電池2本を使用するこのモデルは、今回のキャンプツーリングのために購入したわけではなく、もともと家で使っていたモノ。自分がGENTOSのファン(笑)になる、きっかけにもなった製品。性能、コストパフォーマンスとも、文句なしの逸品。
- 現在は販売終了。後継モデルはSG-320。単3電池2本使用の基本仕様、デザイン、サイズ等は、SG-300とほぼ同じ。明るさが60ルーメンから100ルーメンに、実用点灯時間が8時間から10時間に性能アップ。
- 電池駆動するモノは、すべて入手しやすい&保ちがいい単3電池使用品で統一。単4使用品のほうが小さくて高性能なケースも多いけれど、保ちが悪いのは何かと面倒なので。
- ラジオやヘッドランプ、フラッシュライトに使うだけなら、ダイソーの激安アルカリ電池でも大丈夫。予備電池は、4本入れられる電池パック(ダイソーなどで売っている)に入れて保管。全アイテムに新品電池を入れておいたので使うことはなく、予備は4本あれば十分かと。いざとなれば、どこででも買えるので。
- エネループなどの充電池+充電器は、「いつどこで充電するのか」が問題。メットイン内にバッテリーから電源ソケットを引っ張り出してはいるものの、デジカメやポータブルナビ、携帯のバッテリーを充電しなければならないので、走行中に充電池まで充電している余裕はない。と言うか、走り回るうちに充電を忘れ、キャンプ場に着いてから「あ、あれも充電しなきゃだった…」と思い出す可能性大なので(^^;;
- 電池式LEDランタンをメインに使用する場合は、一般的な乾電池だと予備が多めに必要。充電池は、残量はあっても電圧低下で暗くなってしまうため、意外に保たない。なのでリチウム乾電池のEnergizer/エナジャイザーが超お勧め。電圧低下もなく、驚異的な使用時間をもたらしてくれます。単3乾電池を使うデジカメで利用する場合も、同様ですね(実体験)。
- 北海道ツーリングでは、定番中の定番アイテム。
- 北海道の地図は縮尺が大きく、文字も他の地域版より大きくなるため、デカくて割高なツーリングマップルRの必要性は感じない。(北海道版に限定しての話)
- これだけでも何とかなるとはいえ、道路網が複雑な札幌では無理。間違いなく迷います(実体験済み)。Rでも同じなので、ポータブルナビやスマホ等との併用は必要。フェリーが発着する苫小牧など他の都市は、フツーの方向感覚がある人なら、これだけでも大丈夫。
- 各ページに必要な情報を書き込み、自分流ガイドブックにもなるようにしておけば便利。北海道版は余白が多いので、メモを書き込みやすい(^^;; 各フェリーの案内(時刻表・値段・電話番号・配船等)など手書きが面倒な情報は、印刷したものを表紙裏面や巻末の不要なページに貼り付けておきました。
- 表紙と裏表紙の端部分は、透明のテープ(できれば荷造り用の幅広タイプ)で補強しておくと良い。ボロボロになると、目当てのページが開きにくくなります。
- 両書については、「北海道キャンプ場ガイドと北海道キャンピングガイド」を参照。
- ポータブルナビの定番で歴史もあり、もっとも信頼性が高いとされる三洋電機:Gorillaシリーズからチョイス。
- スクーターへの装着は面倒なので、フロントに付けたポケットに放り込んでおきました。広大な北海道では絶えずナビしてもらう必要もなく、使いたいときにだけ取り出せればいい。現在地が表示されるGPS機能は重宝し、ツーリングマップルと組み合わせれば、道に迷うこともほとんどなかったですね。
- ポケットに裸のまま転がしておくのは不安なので、ダイソーで購入したフリーサイズの液晶保護シールを貼り、やはりダイソーのクリアケース(マチ付き/ビニール製の柔らかいモノ)に入れておきました。クリアケースに入れたままでもタッチパネルが使えて、雨天時も問題なし。
- 現在は、三洋電機を吸収合併したPanasonicから後継シリーズが発売中。
- 北海道ツーリングならではの必需品? 熊避け用の鈴も、念のために装備。
- 道内では、行く先々に「熊出没中」、「熊目撃情報」などの貼り紙が。荷物になるような物ではないので、ポケットにこれ一つあれば安心感が買えます(^^;;
- 初めてタウシュベツ橋梁を訪れた際は、時刻も夕方で一人ぼっち。バイクを駐めた林道から橋梁までの林間・数百メートルは、いつ熊に遭遇しても不思議ではないような状況で…。熊鈴を持ってきて良かったと、本気で思いました。
- 鈴自体は小さいのに、「チリンチリン」と大きな音色が響き渡ります。上品な、癒される音色です。全体の作りも上質で、所有する満足感がありますね。
- 単純でシンプルな消音機能も、使いやすくて便利。不要な時にバッグの中で鳴ってしまうことは、一度もありません。
- 実際に道内でガス欠・走行不能を経験し、その必要性を痛感しました。
- 購入記、使用感などは「携帯用ガソリンボトル」を参照。
- いずれも、ダイソーなど100均で売られているもので十分。
- S字フックは、5個入り100円のSサイズを2~3個ほど持っていきます。テント内では、電池式LEDランタンやラジオを吊すための必需品に(^^;; 他にも用途はいろいろで、あると便利なグッズ。
- カラビナは、テントの前室出入口を固定したり、張り綱を繋ぐ際に使用。長期ツーリングでは、テント設営の度に張り綱を結ぶ&ほどくことが面倒になってくるんですよね。張り綱の片方(結ぶ側)にカラビナを通しておけば、手間が省けて簡単。
- 100均の製品は「カラビナもどき」な安物なので、引っ張られる力が集中するペグ側には使わないこと。破損して張り綱が外れたら意味なし。
- 洗濯ロープをどこかに繋ぐなど、他にも用途はいろいろ。S字フックと同様、何個か持っていくと便利。
- 洗濯ロープや洗濯バサミが必要か? コインランドリー設置のキャンプ場は有り難いのだけれど、完全に乾くまで乾燥機を使えなかったり、乾燥機自体が不調でまともに乾かなかったり(実体験)することもあるので、長期ツーリングでは持っていると安心。4~5日程度までのツーリングなら不要かも。
- 洗濯ロープは、端にフックの付いているものが便利。
- 洗濯バサミは、上部に吊すための輪が付いているもの。これだと、どこでも干せる。
- コインランドリー設置のビジネスホテルで洗濯する場合は、自販機やフロントで洗剤を購入できる(1パック30円程度)。キャンプ場によっては、無料の洗剤が置かれている親切なところも。が、そうでない場合は、洗剤を買うためだけに10kmも走ってセイコーマートへ…なんてアホなことに(実体験)。北海道の地方部で洗剤を買うのは、けっこう大変(^^;;
- なので、2度目の北海道ツーリングからは洗剤を持参。フツーの箱入りは、「大きい」&「箱から洗剤がこぼれるのを防げない」ためNG。「トラベル用」などの、1パック(25グラム程度)ずつ小分けパックされたものが便利。
- あくまで「洗剤が入手できない」非常時(笑)に必要なモノなので、自分の場合は、2週間程度の長期ツーリングでも3~4個あれば十分。
- 事実上、花王:ワンパックアタック(10個入り)、ライオン:部屋干しトップ(5個入り)の二択。ワンパックアタックのほうは、通販だと業務用(販促用)3個入りも販売されているようです。
- 最近は少なくなったが、温泉施設の一部には、シャンプーやボディソープが常備されていないところもあるため。
- 道南エリアや、青森など北東北には、料金が安い代わりに置かれていない施設も多い。
- 北海道の無人・野天風呂では、自然環境に配慮し、シャンプーや石鹸類が使用禁止な場所も多いので注意。
- キャンプ場に設置されたコインシャワーでも必要なので、うっかり忘れると困ったことに。
- 冒険家・植村直己氏やアルピニスト・野口健氏も愛用するなど、永らく使われてきた定番ツール:キャンパーの、コルク栓抜きをプラスドライバーに変更したモデル。ワインを飲む習慣が少ない日本人ユースに、適したモデルだとも。
- 品名のPDは、フィリップス(プラス)ドライバーを意味するものだとか。
- サイズ:縦91*横26*厚さ16mm。重量:76g。
- キャンプツーリングでは用途が広いプラスドライバー、調理用のナイフ、焚き火用のノコギリを兼備したモデルだとコレになる。機能は、以下の14種類。
- ラージブレード(大刃)、スモールブレード(小刃)、プラスドライバー、マイナスドライバー、マイナスドライバー(小)、カン切り、せん抜き、ワイヤーストリッパー、リーマー(穴あけ)、キーリング、ピンセット(毛抜き)、ツースピック、のこぎり
- 上記の条件を満たすツールだと、VICTORINOXと並ぶ定番アイテム:LEATHERMAN(レザーマン):Sidekickも候補に挙がる。プライヤーは魅力なのだけれど、やや大きく、高価になってしまうことが難点。
- サイズ:9.7cm(3.8インチ/収納時)。重量:約198.4g。
- 機能:レギュラープライヤー、ワイヤーカッター、420HC直刃ナイフ、波刃ナイフ、ノコギリ、木・金属用ヤスリ、マイナスドライバー(中)、プラスドライバー、栓抜き、缶切り、カラビナ(栓抜き兼用)アクセサリー、ワイヤーストリッパー、定規(2.54センチ/1インチ)、取り外し式ポケットクリップ。付属品:ナイロンケース付き
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