北海道キャンプツーリング・準備編 持ち物リスト2 【テント外での使用品】

[Bike] キャンプツーリング[Camp] キャンプ用品

 *一部(というかほぼ全面的に)、加筆修正しました。

 初めてのキャンプツーリングなので、荷物の取捨選択にはかなり悩まされました。
 出発前の1か月ほどは、様々なサイトを見てまわり、毎日のようにホームセンターやダイソーに立ち寄っては、試行錯誤の連続…(^^;;
 その結果、持って行ったものと使用感は。。。
 長くなりすぎるので、【テント内での使用品】、【テント外での使用品】、【調理・食材関連】、【その他】、【服装など】の5項目に分けてリスト化します。

北海道キャンプツーリング・準備編/各ページ

  • テント/EUREKA(ヨーレイカ):アルパインプリズム 2F
  • ペグハンマー&ペグ抜き/LOGOS:ハンマー&ペグリムーバー
    • 初心者なので、こーゆーものも必要かなと(^^;; こんな安物で平気なのかと思ったけれど、特に問題は発生せず。
    • キャンプ場によっては地面がやたらと固い場所もあり、ハンマーなしでペグを打ち込むのは難しかったかも。
    • ペグ抜きは、あると便利。朝露でキャンプ場の芝生が濡れているときなど、これがないと手がびしょ濡れになってしまう。
  • テント用アンダーシート/ブルーシート
    • テントの下に敷くシート。これを使わないと、テント内に浸水したり、テントの床面が傷んでしまう。
    • テントが国内メーカー製なら、オプション扱いの純正品が使える。が、輸入品ではそうもいかず、ホームセンターでブルーシート(いわゆるドカシー)を購入。実際には、これで十分です。
    • 全体を二つ折りにし、テントのサイズに合わせたらガムテープで固定。ブルーシートが二重になった状態で使う。余った部分を内側に折り込むと端が盛り上がった形状になるので、浸水対策にもちょうどいい。
    • 移動時は折りたたみ、銀マットやチェアなどとシートに括り付けておく。
  • ランタン/サウスフィールド D-X テーブルランタン 400
  • ストーブ(コンロ)/CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):オーリック 小型ガスバーナーコンロ(M-7900)
  • ストーブ用・風除け/LOGOS:ウインドスクリーン(品番:84704000)
  • テーブル/CAPTAIN STAG:アルミロールテーブル〈コンパクト〉(M-3713)
    • キャンプ場の地べたで調理や食事をするわけにはいかないので、テーブルが必要だろうと購入。ファミリーキャンプ用の大きなものではなく、ソロユースのちっちゃいもの。華奢でオモチャのような製品でも、あるとないとでは大違い。必需品です(^^;;
    • 4本の足さえしっかり固定できれば、意外なほどガタつかない。
    • 収納するとコンパクトで、次の項目で取り上げたチェアの袋に(チェアと一緒に)すっぽり収まってしまう。持ち運びやパッキングに、悩まずに済むのが有り難い。
  • チェア/コールマン:コンパクトクッションチェア
    • テーブルがあるならイスも必要だろうと、地元のホームセンターにて980円で購入。
    • テーブルとの高さが不釣り合いかなとも思ったけれど、実際には気にならず。風景を眺めながらココアブレイク(コーヒー党じゃないので)するにも、ちょうどいい感じ。荷物になるのを覚悟で持って行って、正解。
    • 何気にクッションが効き、ポジションも悪くないため、予想以上に楽ちん。
    • 色は、テントに合わせたブルー。このカラーは、既に廃番らしい…。
    • 移動の際は、上記のテーブルも一緒に入れた収納袋を、銀マットとシートに括り付ける。収納時の全幅がロール状にした銀マット幅60cmと同等なので、一緒に固定しやすい。横幅(使用時の高さ)が60cmを超えてしまう製品は、横向きでシートに括り付けるのが難しくなり、パッキングに困るはず。
    • 収納袋にデカデカと記された「Coleman」ロゴは、ちょっと恥ずかしい(^^;;
    • ホームセンターでのセール販売(980円とか)をよく見かけるものの、メーカー公式サイトにはラインナップなし。コールマン製品によくある、量販店向けモデルかも。下にamazonや楽天のリンクも貼りますが、近場のホームセンターなどで購入したほうが安いかと(苦笑)。
    • スペック (サイズ表記が販売店ごとにバラバラなので、概算)
      • 使用時サイズ:(約)幅39cm*奥行39cm*高さ58cm
      • 収納時サイズ:(約)幅15cm*奥行15cm*高さ60cm (袋に入れるので高さ=長さが増える)
      • 耐荷重:80kg
      • 重量:約1.4kg
      • 材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
      • 公式サイトに記載があるファンチェアより、一回り小さくて軽量。
  • 焚き火台/ユニフレーム:ファイアスタンドⅡ
    • 詳細は、「焚き火台を購入 ユニフレーム:ファイアスタンドⅡ」を参照。
    • 焚き火台は、キャンプの経験回数が増えるにつれ、欲しくなってくる魔性のアイテム(苦笑)。大型のモノはバイクに積めないので、事実上、選択肢はこのモデルだけ?
    • 上記のコンパクトクッションチェアと、収納時の横幅(=高さ)がほぼ同じ(φ60*570mm)。両方を一括りにまとめてしまえば、移動時の荷物増がわずかで済むことも利点。
      (チェアを持っていかない場合は、中途半端な収納サイズで積載が面倒かも)
  • キャンプ用ガスカートリッジ/各社OD缶(T型ボンベ)いろいろ
    • 基本的にOD缶(アウトドア用/お椀を裏返したような形状のモノ)を使用。安価で入手も簡単なCB缶(一般的なカセットガス)を使わない理由は、何となく(^^;;
      • とはいえ、ちゃんとした理由も。まず、レギュラーサイズのCB缶は、長くて丸いためパッキングし辛い。少しでも荷物を小さくしたいキャンプツーリングには不向き。
      • 例えばランタンで使う場合、CB缶を立てた状態だと倒れそうで怖い。用具が最低限のソロ・キャンプでは、凸凹な地面に直置きして使う機会も少なくないので。かといって横向きに寝かせると、ランタン自体の高さが低くなり、周囲が明るくならない。
      • ストーブの場合も、縦置きは危険すぎ。横置きでは、長いCB缶が邪魔。ストーブは次の次の項目で取り上げるミニテーブル上で使うことが多く、CB缶が横に付いていると、それだけでテーブルの1/3ほどが占有されてしまう。
      • CB缶のジュニア(小さいサイズ)なら邪魔にはならないし、縦置きでも良さそうだけれど、容量が120グラム(レギュラーサイズの半分)しかないのでパス。売っている店が少なく、入手性もOD缶と大差ない。
      • CB缶が安いのは、地元のホームセンターなどで格安な製品を買えるから。コンビニ等で入手可能といっても、都市部以外の北海道で売られているのはCB缶(カセットガス)だけ。ホームセンターならOD缶も安く買えるので、価格差は意外に小さい。しかも、CB缶の販売は3本セットばかり。ツーリング中に足りなくなっても欲しいのは1本だけなので、残りは荷物になるだけ。1本でバラ売りしている店を探すなら、OD缶と入手性は変わらない。
      • 1年に数十本も消費するならともかく、10本も使わなければ、年間のコスト差は500円以下。それなら、キャンプで使い勝手のいいOD缶を選びます。
      • ちなみに。ハイパワーじゃないレギュラーOD缶の中身は、CB缶と変わりません。缶自体の強度が高い分、屋外での温度変化等に「たぶん強いんじゃないの?」というだけ。なので、CB缶の利用を否定はしないです。
    • 長期ツーリングが主体なので、ガス缶(ガスカートリッジ)は250/230しか使わず。メーカーによって名称が「250」だったり「230」だったりとマチマチですが、中身は全て230グラム。
    • 気候がいい時期しかキャンプはしないので、使うのは安価なノーマルガス。1本だけ購入したハイパワータイプでは、ランタンが明るくなった(気がする)。フツーの時期にフツーにキャンプツーリングするだけなら、ノーマルガスで十分かと。
    • 機器とガス缶のメーカーが違っても、特に不都合はなし。機器が増えれば、自然にそうなっていく。ただし、自己責任で。
  • OD缶とCB缶のガス詰め替え器具/ALVA:つめかえ君(Nタイプ)
    • OD缶(キャンプ用ガス)とCB缶(家庭用カセットガス)を接続してガスの詰め替えができる、噂の製品(^^;; ツーリング中にガス缶が足りなくなった場合の、お守りのようなもの。お守りにしては高価(T_T)
    • このテの製品は、かつて(90年代後半~00年代初頭に)北海道で、それも道東の一部エリアだけで販売されていたという、伝説の(笑)OD/CB変換アダプター:555が発祥でしょうか。実物は持っていませんが韓国製で、後に一時、「カセットガス変換 横型アダプター T型用ガス器具専用」としてAmazonでも再販されていたらしい。
    • つめかえ君で購入したのは、いちばんシンプルで安価なNタイプ。OD缶とCB缶を繋ぐ、もっとも基本的なタイプ。
    • とにかく小さいので、使うことがなくても荷物にならないのはいいですね。あまりに小さくて、どこに入れたのかがわからなくなってしまうのは困りもの(苦笑)。
    • 幸いにも(?)ツーリング中の出番は一度もなく、自宅では問題なく試用できました。詰め替えに時間がかかることと、完全には詰め替えられず、元缶のガスがちょっと残ってしまうのは玉に瑕。
    • キャンプ回数やガス缶の使用が増えるにつれ、中途半端にガスが残った状態のOD缶をどうするかが、悩みに…。T型ボンベ(OD缶)同士を繋げるNNタイプが欲しいものの、さらに5500円の追加出費は高すぎて。仕方なく、所有するNタイプでOD缶→(空の)CB缶→OD缶という面倒な作業をやってます。

*ガス缶の消費について
2009年の場合、天候など諸般の事情から、道内12泊13日のうちキャンプ場利用は7泊ほど。使ったガス缶(250)は、ランタン用に1缶の半分ほど、ストーブ用にほぼ1缶。全てキャンプ場泊なら、3缶でちょうどだった計算に。
キャンプ場に着くのは早くとも16~17時で、21時頃になってしまった日も。滞在時間が短く、照明が明るいキャンプ場ではランタンも不要なため、予想以上にガス缶が長持ちしました。
ストーブ用のガス缶は、原則として夜&朝の1日2回使用。朝食はセイコーマートのおにぎりが基本なので、ココアを飲むためにお湯を沸かす程度。
その後の北海道ツーリングでも、道内滞在期間はほぼ2週間程度。キャンプ場での宿泊数が年々増加しても、ガス缶(250)の消費は2缶ほど。予備を考慮して3缶持っていくか、微妙で悩ましいところ。
ランタンをLED電池タイプしか持っていかなかった年は、ストーブだけなので(250を)1缶ちょっとの消費。キャンプ場泊が10日程度になると、ストーブ使用だけでも1缶で足りるか微妙。

*OD缶の入手性について
ツーリング途中で足りなくなった場合は、ホームセンター等で購入できる。セイコーマートにあると便利なのだけれど…。
北海道には、Homac(ホーマック)を筆頭に、nicot(ニコット。現在はホーマック系列で、正式にはホーマック ニコット。以前はツルヤという独自チェーンだった)、イエローグローブ、SAIJO(西條)、坂本ホーマ(北見エリアが中心)といった独自のホームセンターがあります。中・小規模な街でも意外なほど店舗があったりするので、世間で言われているほどガス缶の入手には困らない? もっとも、全ブランドがどこでも揃うわけではないですが。
プリムスの公式サイトには、ガスカートリッジ販売店リスト(北海道・沖縄・屋久島)も。ガス缶は飛行機に持ち込めないため、空港アクセスをベースに購入可能な場所が掲載されています(もちろん他のホームセンターなどでも買える)。ニッポンレンタカーの各空港営業所でも扱っているとは、このリストで初めて知りました。層雲峡のキャンプ場で一緒になった、大阪から飛行機で来られた登山者の方は、このリストを見て層雲峡・黒岳ロープウェーで入手したとか。ホームセンターは郊外立地が大半なので、公共交通機関の利用時には便利なリストでしょうね。確かに、ロープウェイ乗り場の売店でガス缶が売られていました。ただし、こうした施設は原則として定価販売なので、けっこう割高です(^^;;
EPI公式サイトにも、同様に北海道・屋久島の販売店リストがあります。こちらはHomacなどホームセンターやスポーツ用品店チェーンも掲載されていますが、全てではなさそうなのが残念。

 キャンプ風景 アルミロールテーブル使用時
 【↑ 実際のキャンプ場では、こんな感じ。初キャンプ時の写真なので、使用品がどれも新品同様でキレイ(^^;;】

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