*関連日記
さて。GW10連休のうちに、「何に乗り換えるか」を考えなければならなくなったわけで。
簡単に条件を整理してみると…。
- RV125を預けているショップ:アライモータース本店(府中店)で購入できる
- 簡単には壊れない(5万km未満でエンジンが逝かない)
- 高くない(想定外の出費なので安いに越したことはない)
- 何かしらファンな、お楽しみ的な要素が欲しい(単純に足代わりならリードでいい)
- RV125より小さいほうがいい(普段使いで駐輪場所に悩むことが多かったため)
最初のショップ云々は、預けてあるショップで買い換えず、廃車だけ頼んだ場合は廃車費用が発生するため。始動できない=自走できない状態だけに、何かと融通が効かないわけで。
ちなみに後日、ショップに問い合わせてみると、廃車費用は6,000円とのこと。万単位の四輪と比較すれば、意外に高くない? やはり、買い替えならサービス(無料)だそう。
とまぁ、こんな風に考えていくと…。
前々から興味があり、一度は乗ってみたいかも…と思っていたアレ。YouTubeでも、けっこう動画を見たりしていたのです。
そう、カブ。
カブなら、上記の条件をすべてクリア。というか、ほぼほぼ他に選択肢がないような。
悩んだのは、スーパーカブ110か、クロスカブか。
クロスカブの遊び要素・満載感は捨てがたいものの、ちょっと引っかかるのは約6万円(ショップの実売価格だと約5万円)の価格差。割高なスーパーカブ110プロをベースに、他にもいろいろ工夫されていることから妥当な価格差かもしれませんが、価格帯を考えれば相当な違いなんですよね。正直、そこにそれだけの価値観を見い出せるかどうか…。
逆に、自分の中での「カブ」のイメージからすれば、やはりスーパーカブ110一択。とりわけレッグシールドの存在感が大きく、クロスカブを購入したとしても、後付けしたくなったはず。となれば、さらに費用が増す(価格差が大きくなる)わけで。
ここで決め手になったのが、ちょうど受注期間限定モデル:スーパーカブ110ストリート(受注期間:2019年2月26日~6月30日)が買えちゃうタイミングだったこと。これも何かの運命かなぁと。通常のカブとは明らかに異なるカラーリング、ボニーブルーが目に止まりすぎたという説も(苦笑)。
気になったのは、身長180cmの自分には窮屈かも? な点。「YOUは何しに日本へ?」での、ミスターカブのイメージが強くて…。
クロスカブのほうがポジションには余裕があるはずで、そこは実際に跨ってみてからの判断に。スーパーカブ110ストリートとクロスカブなら、実売価格差は4万円。この4万円差をどう考えるかも、実車を見てから判断しようかと。
ちなみにスーパーカブC125に関しては、(カブにしては)高すぎる、「何か違う」感から、基本的には選択外。現行110を125cc化するだけで良かったのに…。
で、後日、ショップで3モデルに跨ってみたところ、ポジションに関して意外な結果が。
- カブ110 「思ったほど窮屈じゃない。これならOKじゃん?」
- クロスカブ 「110より少し楽な感じはするものの、意外に大差ない?」
- C125 「全体に大柄なのはいいけれど、シート高に対してハンドルが低すぎる。自分の身長・体格だと前傾姿勢を強要される分、110やクロスカブより疲れそう」
なわけで、めでたくスーパーカブ110ストリート(ボニーブルー)の契約と相成りました。
納車まで1ヶ月ぐらいはかかるだろうと思っていたら、在庫車があるため1週間でOKとのこと。
ちなみに、在庫がなくても1ヶ月はかからないとのこと。一時は人気沸騰で生産が追いつかず、数ヶ月待ちも当たり前などと耳にしましたが、今は落ち着いているようですね。
*前の日記:RV125JP 始動不能から廃車へ…(その1) 立ち往生でロードサービス
翌日、ショップ(アライモータース)から連絡が。GW10連休中も、前半は通常営業だそうな。
結果は深刻。
エンジン内圧が、6ぐらいまでしか上がらない。
通常は12程度なのだが、10を切ると始動が難しい。
6ぐらいだと、よほど好条件でないと無理っぽい。
うーん、なるほど。
ここ1年ほどは始動が不安定気味だったので、いろいろ納得。要は、ピストンやシリンダーなどエンジンが逝ってしまったと。
対応するには腰上オーバーホールが必要なのだけれど、年数(13年)や距離(48,000km)を考えると…。
さらに問題となったのが、インポーターが変更されたこと。
初めて知ったのですが、SYMのインポーターが2019年春から正式に別業者へと変わったそうな。
SYMの日本市場進出時からインポーター(輸入・販売代理店)を務めてきたエムズ商会が、事業を他業者に移譲したわけですね。
実は2017年頃から販売不振~業務移譲を考えていたらしく、SYM Japan公式サイトも、2017年秋頃を境に更新が滞っているわけで。ショップによると、2018年からは新車販売もストップしていたとのこと。
インポーターとしてのエムズ商会は頑張っていて、国内に消耗品パーツをストックし、整備担当の窓口も設けて販売店対応にあたっていたそうな。が、その整備窓口も2018年には廃止され、担当者が退社するなど末期的な状況に…。消耗品パーツのストックも、減るいっぽうだったとか。
この状況には、事業の移譲先が決まらないまま1年以上が経過してしまった…という背景もあるようです。引き受け手が決まらず、やめるにやめられない状況だったみたいですね。無責任に投げ出さなかっただけ、良心的だと考えるべきかもしれません。
もちろん、既存ユーザーを切り捨てる訳にはいかないという本国の意向もあるでしょうし。
で、ようやく事業の移譲先が決まり、2019年春からの移行準備段階を経て、GW明けから完全移譲…というタイミングで、エンジンが逝ってしまったわけです。
いや、なんだよそれ…。
つまり、ここでオーバーホールをして復活したとしても、今後は消耗品パーツの供給すらおぼつかないことは目に見えていると。
新事業者は「仕方なく引き受けた」的なポジションに過ぎず、既存ユーザーのため、本国との窓口&パイプだけは閉ざさないようにした…という状況らしいです。
パーツの国内ストックなども考えていないようで、今後は消耗品ひとつでも本国へ発注~船便で輸送になりそう。
残念ながら事実上、日本市場からの撤退といってもいいのでは。
なわけで、ショップからも「正直、オーバーホールをしてまで乗り続けることはお勧めしません」。
とりあえずGW期間中は車両を預かっておいてくれるそうなので、どうするか考えなければ。
というか、ほぼ廃車~乗り換えが決定事項なわけで。いや、ちょっと想定外なので。どうしましょ。
GW10連休の初日となったこの日、買い物の帰りに信号待ちでエンスト…を数回ほど繰り返した後、始動不能に。
セルは回るものの、点火してくれない状態。もともとヘタり気味で、繰り返し充電の延命措置を行っていたバッテリーも音を上げ、やがてセルが回らなくなり…。
こうなるとどうしようもないので、ロードサービスへ連絡。が、GW初日の土曜夕方という最悪な状況だけに、クレジットカード付帯のロードサービスはまともに連絡すらできない状況。
別のクレジットカード付帯サービスに連絡すると、こちらは30分ほどで到着するとのこと。ロードサービスによって、けっこう違うものですね。都内などの大都市圏では、契約業者が異なるケースも多いでしょうし。
まぁでも、とりあえず電話受付だけしておいて、「ロードサービスの受付には折り返し連絡を30~45分ほど待て」という、最初のロードサービス(オリコカード:ライダーズアシストUPty)はどうかと思いますよね。電話が繋がらない状況だけは避けるためでしょうが、中途半端に(何の進展もなく)待たされるだけの利用者にとっては…。
別カード付帯のロードサービスが到着間近になってから、ようやく受付担当から折り返し連絡が来たものの…「もういいわ!」。
このオリコカード:ライダーズアシストUPtyって、GWや3連休、お盆、年末年始などの繁忙期にはこうなることが多くて。要するに受付窓口人数が少なすぎるわけで、合理化を進めた弊害かと。バイクショップの提携カードとして加入した当時は、ここまでひどくなかったのに。
で、驚いたことにロードサービス氏はCB1100で到着。
ロードサービス会社と契約する個人事業主形態なので、各ライダー(ロードサービス担当者)は、それぞれ自分のバイクで走っているとのこと。へぇぇ。バイク便みたいな?
サービスマンに移動用バイク(BMWとか!)を貸与するロードサービス会社は知っていましたが、こうした形態もあるんですね。
とりあえずバッテリーをチェックし、直結で始動を試みるも、ダメ。
燃料は来ているらしいので、「点火系が怪しいかも」とのこと。
仕方なく搬送を再依頼。この搬送は、同じ一度のロードサービスと見なされるそう。(同じ案件で使えるロードサービスは1回までの規定)
小1時間ほどでやってきた搬送車は、なんとワゴン車。てっきり(四輪も運べる)トラックかと思いきや、バイク専用の搬送車(日産キャラバン改)でした。こんなのもあるんですねー。
これなら狭い路地にも入っていけるし、住宅街の最奥になる自宅へも問題なく搬送可能。トラックだと自宅前まで入れないため、助かりました。
始動不能で自宅へ搬送し、丸1日かけてバッテリーを再充電したものの、やはり状況は変わらず。
セルは回っても、まったく始動(点火)する気配すらなく…。
仕方なく、ショップ(アライモータース)へ再々搬送。
今回は、任意保険に付帯のロードサービスで。やってきたのはトラックなので自宅周辺には入れず、数百メートルほど押していくハメに…。
(続く)
RV125JPのオイル交換を、いつもの(購入店の)アライモータースで。
走行距離:47,692km (前回交換時:45,606km)
前回の交換が2017年6月下旬なので、なんと1年7ヶ月ぶり。ダメですねー。走行距離に関係なく、せめて1年で交換しないと。
でも、2,000km走るのに1年7ヶ月もかかったとは…。ホントに距離が伸びなくなりました。
おそらく駆動系から「カタカタ」異音が発生していることも、改めて指摘されました。
まぁ、そうなんですよねぇ…。
異音が大きくなったわけではないものの、ウェイトローラーとベルトは22,000kmで同時交換したまま。もはや…という気がしないでもない。
もう旧々型になるわけですが、パーツはまだ注文できるらしく。どうしますかね。
バッテリーを交換してから約3年(正確には2年8ヶ月ほど)、12月で寒くなった頃からバッテリー上がりの兆候が見え始め、セルが回らなくなりロードサービスを呼ぶことも。いよいよ寿命なのだなと。
*関連記事(前回交換時)
RV125JP バッテリー交換 (2013年4月8日)
それでもセルがウンともスンともいわないほどヘタっていたわけではないため、試しにバッテリー用の充電器:スーパーナット 全自動12Vバイクバッテリー充電器 BC-GM12-Vなるモノを使ってみることに。
購入はamazonですが、販売元はバッテリーストア ドットコムというショップ。マーケットプレイス扱いの新品ですね。
他にも類似製品は多数ありましたが、(関東への)送料無料なことと、すぐに発送=年内に届くため、これに。
12月23日の注文で翌日には発送され、届くとすぐに試してみました。
*購入時価格:2,980円


説明書に記されていた製品の正式名称は、「バイクバッテリー専用充電器 ボルティクス(BC-GM12-V)」。
販売ページに記載されている「スーパーナット」って何? メーカー名? 箱に「Made in China」とは記されていたものの、メーカー名などの記載は一切なし。まぁ、想定内のことですが。
これはバッテリーを家庭用コンセントから充電する製品で、充電中や充電完了を色違いのランプで示してくれるため、素人にもわかりやすい。紙ペラ1枚ですが、カラー写真付きの丁寧な説明書(ちゃんと日本語)が同封されているので、使い方で戸惑うようなこともないはず。
使ってみると、意外にまともな製品でした(苦笑)。
満充電に丸1日~2日が必要なのは、致し方ないですね。以前にショップで充電してもらった際も、同じぐらい預けることになったので。
1日ちょっと充電し、満充電になったことを確認してから試してみると、確かにセルは回るように。が、1週間ほどで再びダメに。毎日のように乗るわけではないので、そんな状態をしばらく繰り返すことに。
さらに1月下旬から寒さが本格化してくると、ほぼ毎回、セルが何とか回るか、回らないかという状況に。やはり、ヘタったバッテリーを真冬に完全回復させることは難しく、あくまで延命措置と考えるべきかと。
ちなみに、バッテリーをバイクに装着した状態で、端子から引き伸ばすケーブルも付属しています。このケーブルに充電器を繋げば、いちいちバッテリーを外さなくても駐輪状態のまま充電できると。説明書にも書かれていましたが、バッテリーが弱る冬季は、この延長ケーブルで毎日のように充電しておけばバッテリーがヘタらない。転ばぬ先の杖ってやつですね。
つまり、この製品は本来、ヘタったバッテリーを回復させる延命(暫定)措置か、ヘタらないよう予防するモノなわけで。ヘタったバッテリーを復活させてくれる、魔法の装置ではないと(苦笑)。
なわけで今回の場合は、価格を考えると最初からバッテリーを買ったほうが良かったとも。まぁ、今後も使えるパーツを購入したということで、納得しましょう。
で、仕方なくバッテリーを購入することに。
前回同様に台湾ユアサ製品を…と思ったのですが、販売価格が異様に高騰している! 前回購入時はamazonで3,292円だったものが、今や5,000円オーバー。2万円近い純正品(確か税別で18,000円ちょい)を思えば格安でも、「えー!?」と思うのは致し方なく。
以前は安い(怪しげな)モノなら1,500円ほどから買えたはずのノーブランド中華バッテリーも、軒並み2,000円超え。なんだこのインフレは。
その中ではレビュー評価も良く、マトモそうな製品:GETX9-BS【YTX9-BS互換】を2,580円で買ってみました。


販売店はバイクパーツセンターで、やはりamazonマーケットプレイス。関東への送料は無料。
このショップは、格安なバイク用パーツをいろいろ販売しています。とはいっても、いわゆるパーツらしい機械部品ではなく、バッテリーやらミラーやらバルブやら、ホームセンター程度の品ばかりですが。
届いたバッテリーを見回しても、メーカー名や生産国は非表示で、バッテリー背面の注意書きなどは英語表記。おそらく中華製品でしょうが、見るからに国籍不明な製品です(苦笑)。
とはいえ…
- 年間20万個販売実績!!
- 走行距離無制限1年保証付き販売
- ISO9001取得(国際品質保証)
- CE規格取得PL保険付(生産者賠償責任保険)
販売ページにはこのような表記もあるので、爆発するかもしれない訳のわからん製品ではないだろうと。
ちょっと変わっているのは、ジェルタイプのバッテリーだということ。ちょっと調べてみるとジェルタイプ=高性能で長持ちらしいので、「ホンマかいな」という興味もあって。
装着に大きな問題はなし。ジェルタイプだからといって取り扱い方法が特殊だとか、そーゆーことも一切なし。ノーブランド中華バッテリーにありがちな、端子の高さが規格に合っていないとか、端子部を加工しないと繋げられないようなこともなく。
ただ、厚みが若干大きめなようで、バッテリーケースの蓋がちょっとキツめに。バイクによっては、この厚みの違いで装着できない場合があるかも。
とりあえずポン付けで始動性は問題なく、元気にセルが回ります(当たり前)。問題は耐久性ですね。