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WordPress5.0の新エディタ「Gutenberg」がダメすぎる

2018年12月09日 - Posted by reibo - Inside [Blog] Word Press   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
09 12月.

数日ぶりにサイトの管理ページにログインしてみると、「WordPressの最新バージョン(5.0)があるから更新しろ!」というメッセージが。
そうですかそうですか、はいはいわかりました。12月7日にリリースされたらしいです。
で、更新してみると、投稿(編集)画面がまったく別物に。こいつが、恐ろしいほど使いづらい!
調べてみると、ニューバージョン「5.0」の目玉が、この新たな投稿用エディター:Gutenbergらしい。

Gutenberg は単なるエディターではありません。現在はエディターに注力していますが、このプロジェクトはパブリッシング体験全体に影響を与えるものです。今後はカスタマイズに注力していく予定です。
WordPress が他のシステムと異なる点は、思い描いたとおりのリッチな投稿レイアウトが作成可能な点です。ただし、HTML や CSS の知識があり、カスタムテーマを作成できる場合に限ります。エディターを、リッチな投稿と美しいレイアウト作成ツールとして考えるなら、他の人も使っているから WordPress を使うのではなく、ユーザーが好きで WordPress を使うことになるでしょう。
Gutenberg はエディターを単なる入力欄と考えるのではなく、10年ほぼ大きな変更がなかったレイアウトを見直します。これによって、今どきの編集体験を全体的にデザインし、未来への基礎を築きます。
単なる入力欄ではなく、編集画面全体を考慮している理由は以下のとおりです:

ブロック
ブロックは複数のインターフェイスを統一します。既存のインターフェイスの上にブロックを追加すれば複雑さを取り除くどころか、逆に増やすことになります。
インターフェイスを見直し、使いやすさとシンプルさにこだわり、新旧双方のユーザーに利益をもたらすことにより、執筆、編集、公開の体験を現代的にします。
単一ブロックインターフェイスが中心になれば、開発者にはショートコードやウィジェットよりも優れた素晴らしいブロックを開発する明確なパスが提示されます。
インターフェイス全体を考慮することは、次に注力する領域 (サイト全体のカスタマイズ) への確固たる基礎につながります。
全体の編集画面を考慮することは、ベースから大幅に現代化し、WordPress REST API をフル活用した、より流動的で JavaScript に富んだ未来への一歩を踏み出すことができます。
ブロックは、今まで異なる方法でカバーされていた「ショートコード」「埋め込み」「ウィジェット」「投稿フォーマット」「カスタム投稿タイプ」「テーマオプション」「メタボックス」その他のフォーマット要素などを統一的に進化させたものです。 ユーザーは、WordPress でできる幅広い機能を、明快で一貫した方法で利用できます。
例えば「従業員」というカスタムブロックを想像してください。アバウトページにドラッグすると、自動的に写真、氏名、プロフィールを表示できるとします。この世のすべてのプラグインが、同じ方法で WordPress を拡張することができ、メニューやウィジェットもシンプルになります。ユーザーは簡単に WordPress と大方のプラグインを理解して使用することができます。これによって簡単にサンプルのような美しい投稿を作成できます。

互換性
投稿には後方互換性があります。ショートコードもそのまま動くはずです。高度にカスタマイズされたメタボックスについては継続して調査中で、単純に Gutenberg を無効化するプラグインから、Gutenberg のロードの可否を自動で検出するソリューションまで幅広く検討しています。執筆から公開に至る新しい編集体験を確実にユーザーフレンドリーなものにしたいと考えている一方、高度にカスタマイズされた既存サイトに対しても、良いソリューションを見つけることをお約束します。

GUTENBERG のステージ
Gutenberg では3つのステージが計画されています。WordPress 5.0 への同梱を予定している最初のステージの目標は投稿の編集体験とブロックの実装で、このフェーズではコンテンツ第一主義を唱えています。ブロックを使用することで、既に述べたようにユーザーはコンテンツがどのように表示されるかに集中でき、その他の構成オプションを気にする必要はありません。結果的に、すべてのユーザーがコンテンツを魅力的に、直接、ビジュアルに伝えられるようになるでしょう。
これら基本的な要素が来年に予定されている2番目、3番目のステージへの道を開き、最終的にはページテンプレート内での投稿を超えた、完全なサイトカスタマイズへとつながります。
Gutenberg は大きな変化です。ショートコードやメタボックスなど既存の機能が引き続き動作することを確認できるよう、開発者には効率的な移行に必要な時間と経路が与えられています。最終的にプラグインやテーマ開発者は、コアのサポートするツール群の利点を活かした魅力的で、ビジュアルな体験をこれまで以上にユーザーに届けることができるでしょう。

いや、わからん。てか、知らんわ!
10年も変わらなかったということは、それだけ完成度が高かったことに他ならないわけで。「より流動的で JavaScript に富んだ未来への一歩を踏み出す」って何? あり得ないんですけれど…。
ちなみに、WordPressの新しい Gutenberg 編集エクスペリエンスページでは、以下のように。

私たちは新しいエディターを Gutenberg と呼んでいます。メディア重視のページや投稿向けに、すべてのコンテンツ編集エクスペリエンスを再構築しました。初めてサイトを構築している方も、仕事としてコードを書いている方も、ブロックがもたらす柔軟性を体験してみてください。
ブロックは、人を引き付けるコンテンツを構築するためのすばらしい新ツールです。ブロックを使うと、わずかな技術知識だけでマルチメディアコンテンツの挿入、並べ替え、スタイル設定ができます。カスタムコードを使う代わりに、ブロックを追加してコンテンツ作成に集中できます。
単体のブロックは信頼度が高く、明確かつ明瞭です。自分の考えに合わせて、メディアとコンテンツを並行して使うための柔軟性もあります。
Gutenberg は単なるエディターではありません。WordPress のカスタマイズとサイト構築に革命を起こす基礎でもあります。

Gutenberg は現在プラグインとして利用できます。近い将来に、WordPress バージョン5.0ではデフォルトになります。必要な場合は、旧エディターもプラグインとして利用できます。

はい、バージョン5.0ではその通り、デフォルトになってしまいました。
何でしょ、これは。WordPress利用のキモでもあるエディターを、ここまで改悪しますか? 「単なるエディターではありません」じゃなく、「単なるエディター」としての完成度が重要なんですよ。
エディタに付随したプラグインも軒並み死亡で、対応できていないらしい。これでは、使い物にならん。
なわけで検索してみると、出るわ出るわ。「使いにくい!」「使えねー!」「やめてくれ!」など阿鼻叫喚の地獄絵図(苦笑)。

で、「必要な場合は、旧エディターもプラグインとして利用できます」とあるプラグイン:Classic Editorを導入。
めでたく従来のエディタ画面に戻ったわけですが、旧エディタが利用可能なのは2021年まで。期間限定らしい。エ、何それ?
ちなみに、Gutenbergを無効化するDisable Gutenbergというプラグインもあるようです。こちらも期間限定なのかどうかは不明。

というか、わざわざプラグインで基本機能を変更しなければ使い物にならないソフトウェアって、何?
WordPress様って、そこまでして「使わせていただく」もの?
2021年までにGutenbergがどう改良されていくかは不明ですが、このままだと「WordPressをやめる」という選択肢が現実味を帯びてくるかも…。

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mybluのフレーバーに2種類が新登場&値下げ&楽天市場でも全種類販売へ

2018年11月12日 - Posted by reibo - Inside [Diary] Misc, [Misc] Misc   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
12 11月.

タバコから乗り換えたVAPE:mybluのフレーバーに、新バージョンが登場したそうな。
こんな案内メールが来ていました。

「爽快感」にこだわった 日本限定フレーバー2種類が新登場!

目の覚めるような刺激で、強い氷冷感のある「ストロングメンソール」と 人気のベリーにひんやりとした後味をプラスした「アイスベリー」の2種類が登場。「スッキリ」感をぜひお試しください。

ふむ、日本限定ですか。どちらもメンソール系なので、日本市場でのメンソール系ブームを物語るようですねー。個人的にはパスですが。
公式サイトには、下記のようなインフォメーションが。

ストロングメンソール

パワフルで吸いごたえのあるメンソール
突き抜けるような鋭い爽快感
人気のメンソールフレーバーがさらに進化。 目の覚めるような刺激で、氷冷感アップ。

アイスベリー

ブルーベリーの華やかな⾹り
シャープな清涼感のあるミントをブレンド
人気のベリーにひんやりとした後味をプラス。 心地よい甘酸っぱさと冷涼感は、抜群の相性。

  

また、11月1日からフレーバーの価格が改定され、各920円(税込)に値下げ。
公式サイトで送料無料になる3,500円以上に、4つ買う必要があることは変わらず。ただ、従来の1,080円*4=4,320円から920円*4=3,680円で済むようになったわけで、だいぶ買いやすくなったことは確か。

さらに、いつの間にかmyblu store 楽天市場店でも、全種類のフレーバーが購入できるようになっていました。
以前はメンソール、チェリークラッシュ、グリーンアップル、タバコ味の4種類しか販売されず、アイスミント、マンゴーアプリコット、タバコバニラ、カフェラテは公式サイトからしか買えませんでした。個人的にはグリーンアップル、マンゴーアプリコット、タバコバニラ、カフェラテが好みだっただけに、そのうち3種類が公式サイトでしか購入できない=不満プンプンだったわけで。
全種類が購入可能になったことで、楽天ポイントも活用しやすくなりました。利用者からの要望も多かったのでしょう。

*新たにmyblu store 楽天市場店でも購入可能になったフレーバー

    

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EICMA2018 本気度が半端ないKTM790Adventure

2018年11月10日 - Posted by reibo - Inside [Bike] Misc   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
10 11月.

今年のミラノモーターサイクルショー「EICMA」では、個人的にかなり注目していた3モデル、KTM:790 Adventure、ヤマハ:テネレ700、Moto Guzzi:V85TTが正式発表に。
しばらく前から海外動画などで目にして、多少の情報は把握していたものの、早く詳細スペックを知りたい=正式発表を待ちわびていたわけです。
主に知りたかったのは、(フロント)タイヤサイズ、(フロントサス)トラベル、重量。まぁ、アドベンチャーモデルはその3要素がキモだと思うので。それプラス、いわゆる快適装備系はどうなのかな、と。

KTM 790 Adventure

  • タイヤ:フロント21インチ、リア18インチ
  • サスペンション トラベル(ストローク):フロント200mm/240mm(Type R)、リア200mm/240mm(Type R)
  • 重量:189kg(乾燥)
  • 快適装備:クルーズコントロール、クイックシフト(アップ&ダウン)、TFTカラー液晶メーター

ヤマハ テネレ700

  • タイヤ:フロント21インチ、リア18インチ
  • サスペンション トラベル(ストローク):フロント210mm、リア200mm
  • 重量:205kg
  • 快適装備:特にナシ?

Moto Guzzi V85TT

  • タイヤ:フロント19インチ、リア17インチ
  • サスペンション トラベル(ストローク):フロント170mm、リア170mm
  • 重量:229kg
  • 快適装備:クルーズコントロール、TFTカラー液晶メーター

ちょっと期待外れだったのは、V85TT。ルックスから、もう少し本格的なアドベンチャーモデルをイメージしていたのですが…。フロント21インチで、シャフトドライブなのに軽量で…なんて妄想は崩れ去りました。
実際には、ムルティストラーダF750GSあたりが対抗馬? どちらにも作り込みや高級感では敵わないだろうし、マニアックなエンジンとシャフトドライブという特徴だけでは、市場競争力にも欠けるような…。なんか中途半端。Moto Guzziならでは的な、他社のアドベンチャーモデルにない面白さを期待しすぎたのかもしれません。

 

テネレ700は、まぁ予想通りですかね。もっと重いとの情報もあったので、205kgは妥当? どうせなら、200kgを切って欲しかったところですが。
ストイックに走りを重視したモデルなことは重々承知しているのですが、装備系の情報が何もない? せめてクイックシフトぐらいは…。ヤマハはNIKENのクイックシフトもアップだけで、ブリッピングが必要なシフトダウンには未対応。メーターパネルも相変わらずのモノクロ液晶ですし、日本車らしいコスト意識が強すぎるというか…。それでいてすごく安いのかといえば、そんなこともないわけで。ヤマハもホンダも、利益優先の姿勢が露骨なんだなぁ…。
まぁ、液晶メーターパネルに関しては、TFTカラー液晶のBOSH・欧州連合から日本メーカーが弾かれているだけかもしれませんが。

   

790 Adventureには、違う意味で驚かされました。ミドルクラス・アドベンチャーモデルの大本命だろうとは思っていましたが、ここまでとは…。スペック上の比較だけなら、もはや「ぶっちぎり」。
「君たち(ライダー)の声は聞いた。我々はそれに応える」と、事前の公式動画で言い放っただけのことはありますね。ツアラー向け装備も手を抜かず、クルーズコントロールまで付けてきたあたりに、市場を席巻しようとする本気度が。
てか、これじゃ1090 Adventureの立場がないじゃん。自社の従来(上位)モデルを蹴落としてでも、新モデルを売り出そうという戦略は、日本メーカーが逆立ちしてもできない部分なのでは。
ただ、KTMのスペックは乾燥重量なので、189kgという数値はマジック。装備重量に換算すると、テネレ700と変わらない?

   

ABSやトラクションコントロールは気にせず。前者は必須、後者も当然の装備になってきていますから。
日本ではまだABS=特別装備みたいな感覚ですが、それって国内メーカーが一致団結し、規制化を欧州より遅らせたからですよね。ヨーロッパでは既に、「ABSなんて当たり前」感覚なので。2018年10月の規制化直前、9月に続々と国内向け新モデルが発表されたのも、悪い言い方をすれば「規制逃れ」。例え開発段階からの課題が潰せていなかったとしても、9月の発表・発売は既定事実だったわけで。こーゆー姿勢は正直、どうなのかと…。

で、個人的な気になるモデルとのスペック比較を自分用メモ。すぐ忘れるから(苦笑)。

  • ホンダ CRF1000Lアフリカツイン(DCT) 重量:253kg(アドベンチャースポーツ)/240kg(標準モデル)、Fトラベル:220mm、タイヤ:F21・R18(チューブ)
  • ホンダ X-ADV 重量:238kg、Fトラベル:120mm(日本仕様)/150mm(海外仕様)、タイヤ:F17・R15
  • スズキ V-Strom 650 重量:212kg、Fトラベル:150mm、タイヤ:F19・R17、装備:ローRPMアシスト
  • ヤマハ TMAX 重量:215kg、Fトラベル:120mm、タイヤ:F15・R15、装備:クルーズコントロール、シートヒーター
  • ヤマハ NIKEN 重量:263kg、Fトラベル:110mm、タイヤ:F15・R17、装備:クルーズコントロール、クイックシフト(アップのみ)、ローRPMアシスト
  • BMW C400X 重量:204kg、Fトラベル:110mm、タイヤ:F15・R14、装備:TFTカラー液晶メーター
  • BMW F850GS 重量:236kg、Fトラベル:230mm、タイヤ:F21・R17、装備:クルーズコントロール、クイックシフト(アップ&ダウン)、TFTカラー液晶メーター
  • トライアンフ タイガー800XCx 重量:205kg、Fトラベル:215mm、タイヤ:F21・R17、装備:クルーズコントロール、TFTカラー液晶メーター、シートヒーター
  • Moto Guzzi V9Roamer 重量:199kg、Fトラベル:130mm、タイヤ:F19・R16
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高知県と大分県を結ぶ宿毛フェリーが運航休止状態に

2018年11月01日 - Posted by reibo - Inside [Traffic] Misc   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
01 11月.

高知県宿毛市と大分県佐伯市を結ぶ宿毛フェリーが、2018年10月19日から運航休止状態になっているそうな。
同社のホームページでは、

運航休止のお知らせ

平成30年10月19日から燃料高騰の為、当分の間、全便運航休止となります。
ご利用予定の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、予めご了承願います。

と発表されているだけ。いきなりの運休だったらしく、影響が各方面に波及しているとか。
報道の要点をまとめると…。

  • 10月19日の宿毛港発00:30/第1便より運休
  • 燃料A重油の値上がりを受けて資金繰りが悪化し、10月18日に運航休止を決め、翌19日に四国運輸局に届け出
  • 船長をはじめ、操船に関わる海上社員15人全員が10月末日付けで解雇
  • 宿毛市が航路存続の意向確認をしようにも、県外の同社役員と連絡がつかない
  • 就航船「ニューあしずり」は片島港(宿毛港)に係留中。2019年3月に定期検査切れなので、それまでに同社が対応しなければ法的に運航できなくなる
  • 運休の最大要因は燃料高騰。加えて船体の老朽化・故障・修繕費、台風の影響による営業損失、船員雇用問題なども
  • 高知県から県内トラック運送事業者にフェリー利用促進の補助金が出されており、トラックの利用実績は低くなかった?

なんかもう、夜逃げ同然なのですが…。同社がある宿毛市や高知県も「寝耳に水」で、何とか運行継続させたいものの、事業者にその気がなくてどうしようもない…的な図式でしょうか。
もちろん、実際のところはわかりません。行政からの補助に「おんぶに抱っこ」で、企業努力を怠ってきたツケがまわる。逆に、事業者がSOSを発信していたのに、市や県が事態悪化を見て見ぬふり。どちらも、よく目にする構図ではありますし。いずれにせよ、このテの問題は「にっちもさっちもいかない」最終局面を迎えるまで、表面化しないことが多いんですよね。
いっぽう佐伯市サイドからの情報は皆無で、四国側と九州側の温度差も明確に。事業者も船体の所属も四国側ですし、九州側からすれば「そんな航路どうでもいい」のかも…。
青森県・大間と北海道・函館を結ぶ津軽海峡フェリーが、地域の死活問題として存続に熱心な青森県側と、クールな対応の北海道側…という図式だったことを思い起こさせます。

宿毛フェリーは四国南部と九州南部を結ぶ貴重な航路であると同時に、高知県と県外を結ぶ航路としても、今や唯一のもの。かつて高知県からは、関西や首都圏とを結ぶ複数の中・長航路が発着していたんですけれどね。
なので高知県としても、このまま廃止は避けたいのでしょうが…。過去の経緯もありますし。

  • 宿毛-深浦-船越-佐賀関-大分-別府の「宿毛汽船」から分離する形で、1971年から「宿毛観光汽船」が運航を開始
  • 70年代には1日6便を運航し、利用者数もピークに
  • 1985年、現在の「ニューあしずり」が就航
  • 90年代末期から業績が悪化、2002年には宿毛市が借入金を損失補償
  • 2004年1月に宿毛観光汽船が自己破産、運航休止
  • 計画頓挫した「土佐・佐伯フェリー」など紆余曲折を経て、2004年12月から「宿毛フェリー」として運航を再開

(Wikipediaより抜粋・要約)

ちなみに運休前の運航ダイヤや各種情報は、以下の通り。

*運航ダイヤ(所要:3時間10分)
第1便 宿毛港00:30-03:40佐伯港04:10-07:20宿毛港
第2便 宿毛港08:00-11:10佐伯港12:00-15:10宿毛港
第3便 宿毛港16:00-19:10佐伯港20:50-00:00宿毛港

*就航船
ニューあしずり
総トン数:999トン 主機関:1800馬力×2基
全長:73.62m 幅:13.6m
航海速力:16.5ノット 最大速力:17.5ノット
搭載車両数:普通乗用車60台またはトラック(11トン)12台
車両入口:高さ3.85m、幅3.7m

*運賃
二等客室 大人:2570円(小人:1290円)
一等客室 大人:3600円(小人:1800円)
ファミリー室(客室使用料金):5140円 ※2等客室料金別途必要

*航送料金
特殊手荷物運賃(運転者運賃を含まず)
自転車・小児用車輌等:1,340円
原付及び二輪自動車(125cc以下):2,570円、二輪自動車(125cc超):4,110円
車輌運賃(運転者運賃を含む/乗用車クラス)
3m未満:7,410円、3m-4m未満:9,930円、4m-5m未満:12,240円

————————————————————

個人的には、以前から「廃止される前に乗っておきたい」と思う航路だっただけに、機会を逃して「うーん…」。
首都圏から九州南部へという観点で考えると、川崎-宮崎間の航路が廃止された後は、

  • 東京からオーシャン東九フェリーで徳島へ
  • 四国内を自走(ちょっと観光)して、宿毛から宿毛フェリーで佐伯へ
  • 大分県といっても宮崎県境に近い佐伯から、宮崎・鹿児島方面へ

なんてツーリングルートが現実的だったんですよね。そのうち実現させようと思っていたのに、もはや後の祭り…。
東京からの視点だと、同航路の廃止により、四国南西部と九州南部がさらに遠いエリアという印象にも。四国南西部は、行き止まりでピストンするしかない袋小路的なエリアに。袋小路というには広大で、かつアクセスも不便なエリアだけに、ますます訪れる機会が失われそうな。
地味な航路だった宿毛フェリーですが、見方によっては重要な航路だったとも。だからこそ、航路が開設されたのでは。

地味=観光やツーリング利用が少なかった理由としては、やはり約3時間の所要時間が中途半端だったことですかね。早くもなければ、船旅というほど長くもなく、一夜を明かす深夜便的な使い方にも中途半端なので。
四国と九州の海上移動といえば、よりメジャーなのが愛媛県と大分県を結ぶフェリー航路。

所要時間を踏まえた単純な運賃比較なら、宿毛フェリー(所要3時間10分で2,750円)のほうが割安なんですよね。短時間で安い三崎-佐賀関航路や、別府がポイントになる八幡浜-別府航路はともかく、2社で7便ずつ計14便も運航されている八幡浜-臼杵航路と、ここまで差がつくとは…。
宿毛フェリーと八幡浜-臼杵航路を比較すると、旅客運賃や車の航送料金に大きな差はナシ。ただ、二輪車の料金はけっこう違いました。

  • 125cc未満 宿毛フェリー:2,570円/八幡浜-臼杵航路:1,540円
  • 125cc超 宿毛フェリー:4,110円/八幡浜-臼杵航路:750ccまで2,260円、750cc超2,980円

ツーリングライダーから敬遠されるのも致し方なし? というか、宿毛フェリーの二輪料金は高すぎる…。県からの補助金が、二輪車には出なかったとか?

何にせよ、廃止航路が復活する前例は、ほぼありません。「運休」段階なら可能性が残されているともいえ、どうなりますか。
運航が再開されれば二度目の復活となるわけで、不死鳥フェニックス航路などと話題になりそう? (注目を集めるなら「ゾンビ航路」とか…)

*一昔前(?)の国内カーフェリー就航船を見られる資料


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シルバーフェリーの宮古-室蘭航路が、早くもダイヤ改変でテコ入れ?

2018年10月04日 - Posted by reibo - Inside [Traffic] Misc   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
04 10月.

(*2018年10月18日:更新)

2018年6月22日から運航を開始したばかりのシルバーフェリー:宮古-室蘭航路が、早くもテコ入れに…? 10月6日からダイヤが改変され、南行便のみ八戸に寄港するとのこと。

一部の日本語を修正し、内容を要約すると、こんな感じ。

  • 6月22日に開設した宮古/室蘭航路につきまして、更なるサービス向上の為、南下便のみ八戸へ寄港させ、併せて運航ダイヤ改編を行うことと致しました。
  • ダイヤ改編の開始日 2018年10月6日(土)20:50室蘭発より
  • 日曜の室蘭発及び月曜日の八戸・宮古は毎週運休とする。
  • 現ダイヤ: 北行き/宮古08:00-18:00室蘭  南行き/室蘭20:00-06:00宮古
  • 新ダイヤ: 北行き/宮古09:25-19:25室蘭  南行き/室蘭20:50-03:30八戸04:00-07:55宮古

南行便は、苫小牧-八戸航路の夜行便を補完するカタチですね。その是非はともかく、宮古を基盤とした運航スタイルでは航路を維持できないと、運航会社自身が認めてしまったような…。
聞くところによると、狙いだったはずのトラック利用が伸び悩んでいるのだとか。ダイヤ改変と八戸への寄港で、需要が伸びるのでしょうか。
そもそも、新航路の開設からわずか3ヶ月強でダイヤ改変と寄港地の追加って、当初から構想を見誤っていた証なのでは?

北行の宮古発が1時間半ほど遅くなり、南行の宮古着が2時間近く遅くなったため、トラック以外の一般利用はしやすくなったといえそうです。
例えば北行の宮古発08:00は、宮古に宿泊しなければ利用が難しいダイヤでしたからね。盛岡からの都市間バス(岩手県北バス)第1便が宮古駅着08:00なので、今回のダイヤ改変で盛岡からも利用可能に。盛岡駅発が05:45と超早いなど、実際の利便性は別問題ですが。
逆に南行の宮古着も、現行ダイヤの早朝06:00着では、どこへも行けない、何もできないパターン。08:00着なら、観光ベースにも利用しやすいのでは?

ただ、盛岡への都市間バスに設定されていた、宮古港始発のフェリー連絡便(宮古駅経由・盛岡駅行/宮古港06:40-盛岡駅09:20)は廃止に。同便は10月7日から宮古駅始発に変更され、フェリーの新ダイヤに合わせた連絡便は設定なし。実は宮古駅と宮古港を結んでいたシャトルバスも、ダイヤ改変直前の10月4日時点ですら「バス会社と協議中です」。ダイヤ改変後も運行されるのかどうかは不明です。
宮古駅と宮古港を結ぶバスは、別ページに記載がありました。「新ダイヤに合わせて」などの記載は一切ないため、わかりにくい…。

  • 宮古駅08:15-08:25宮古港フェリータミナル
  • 宮古港フェリータミナル08:30-08:40宮古駅

ちなみに室蘭港側の新ダイヤ用・路線バスは、ダイヤ改正から2週間近く経過した10月18日になっても「バス会社と協議中です」。運行時間帯が旧ダイヤより1時間ほど遅くなり、他の一般利用が見込めないことも事態を難しくしているような。運行する道南バスも、路線バス事業は厳しいですからね。
宮古と室蘭のフェリー運行に対する温度差も、何となく感じられるような…。
また、シルバーフェリーが地元との協議ナシに、独断専行でダイヤを改変したのでは? 的な背景も見え隠れします。
せっかく新たな航路が開設され、三陸・宮古の復興にも一役買うのではと注目されていただけに、先行き不透明な印象を与えてしまったことは残念だとも。長距離フェリーに追い風が吹いていることは確かなので、その流れに、逆行するような形にならないことを願いたいですね。

*中・長距離フェリーに関する最新書籍

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