Welcome to airkyon.com , enjoy your stay!

スーパーカブ110ストリート 慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(3) (『ヤマノススメ』聖地巡礼)

2019年6月17日 - Posted by reibo - Inside [Bike] スーパーカブ110ストリート, [Misc] Misc, [Travel] Diary   
17 6月.

慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(2)からの続き…というか、オマケ。

天覧山から吾妻峡ドレミファ橋へ移動する前に立ち寄った場所が、タイムズマート飯能店。
やはり、アニメ『ヤマノススメ』聖地だったりするわけで。
ちなみにコンビニチェーンとしてのタイムズマートは、2005年で事業終了。が、当時のままの業態で営業している店舗もあるらしく、飯能店はそのひとつ。
天覧山の登り口から至近なため、登る前、あるいは登頂後の休憩に、ちょうどいい立地なのです。
登頂直後で疲労困憊なこともあり、冷たい飲み物を補給し、名物らしいソフトクリームでも食べますか。

 タイムズマート タイムズマート2
 【左:店舗正面のガラスに貼られているのは、すべてソフトクリームの案内。数十種類のソフトクリームがあるのです】
 【右:店内の一角には『ヤマノススメ』コーナーがあり、まさにカオス…】

 タイムズマート3 タイムズマート4
 【飾られた『ヤマノススメ』グッズは、すべて非売品。グッズ販売を行っているわけではないので、念のため】

 タイムズマート5 タイムズマート6
 【店長おすすめのプレミアム甘おう苺をチョイス。ソフトクリームはどれも250円。アニメ本編でも、主要キャスト3人がソフトクリームを食べるシーンは定番】

(話は戻って…)
吾妻峡ドレミファ橋を堪能した後は、国道299号~463号バイパスで所沢を経て帰宅。
国道463号バイパスは、所沢が近づくにつれ安定の大渋滞で(苦笑)。夕方~夜は、ほんとダメですね。
奥多摩や飯能・秩父方面からの帰路は、大渋滞だとわかっていても、青梅街道か国道463号を使わざるを得ないわけで。他にまともな道がないため、避けられないのがネック。

この日の走行距離は100km弱を想定していたところ、実際には115km。
けっこう走ったおかげで、オドメーターは900kmに到達。慣らし終了の1,000kmも見えてきて、慣らしを兼ねたプチツーは打ち止めかな。

  Check  拍手する

スーパーカブ110ストリート 慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(2) (『ヤマノススメ』聖地巡礼)

2019年6月17日 - Posted by reibo - Inside [Bike] スーパーカブ110ストリート, [Travel] Diary   
17 6月.

慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(1)からの続き

名栗から『ヤマノススメ』の聖地:飯能へ

有間渓谷から県道53号に戻り、下名栗から県道70号へと進み、飯能方面を目指します。
実際には県道53号~県道70号が一本道のように繋がっているため、道は間違えようがなく。飯能市街まで、ずっと入間川沿いに進むカタチですね。といっても谷間ではなく開けた土地なので、すぐ山越えになる東京都(青梅)側とは大違い。このルートを走っていると、名栗の文化・経済圏が入間川を通じ、飯能と繋がっていることを実感できます。当たり前とはいえ、同じ埼玉県ですしね。

県道70号に入ると、平日昼間でもそれなりの交通量。この飯能名栗線が、地域の主要道であることがわかります。
信号は少なく快走路ではあるものの、特に景色が良いところを通るわけでもなく、淡々と…ちょっと退屈なルートかも。黄色センターラインな片側1車線が延々と続くため、遅い車がいると後ろは数珠つなぎ。右へ左へと車体を振りながらイラつきまくってたポルシェも、数台前の先頭車がマイペースで走っているため、どうにもならず。ま、慣らし中のカブで走るには、ちょうどいいペースでしたが。

そのまま飯能市街地に入り、通称:飯能河原を眺めながら、飯能中央公民館へ。
飯能河原も中央公民館もアニメ『ヤマノススメ』の聖地で、どうせ帰路に飯能を通るのだから、ついでに聖地巡礼めいたこともしてみようかと。
飯能河原は、なるほど、市街地に入って川幅も広がった入間川と河原が、市民の憩いの場になっているんですね。のんびりした、アニメで見たままの光景が広がっていました。少し視野を広げれば、海の家のような飲食店が川沿いに連なるなど、ちょっとした観光地風情でも。

飯能中央公民館には、飯能市観光協会が制作した聖地巡礼マップがあるはず…なのですが、オンエアから時間が経っているためか、影も形もなし。かつては、館内で聖地紹介の資料展示もされていたようですが。
“それっぽい”ものといえば、寂しく置かれていた聖地巡礼ノートと、ふるさと納税(『ヤマノススメ』とコラボ)のパンフレットぐらい。

 清水造形工房 飯能中央公民館
 【左:県道70号沿いに出現する謎のオブジェ。隣接する清水造形工房の製作物?】
 【右:飯能中央公民館にあったアニメ『ヤマノススメ』聖地巡礼ノートと、飯能市ふるさと納税パンフレット】

天覧山に初めての登山

その後は、飯能河原や公民館から徒歩でも数分の飯能中央公園・駐車場にバイクを駐め、すぐ目の前の天覧山へ。
(同公園にはバイク用の駐輪場がなく、どこへ駐めていいものか悩みました)
標高197Mの天覧山は、いうなら飯能市街地の里山。子供でも登れる小学校遠足の定番スポットで、自分も低学年の頃に遠足で来た覚えが。
アニメ『ヤマノススメ』でも、飯能市で暮らす主人公が初めて登る山として登場。飯能市内の小学校では、近場すぎて遠足の目的地にはならないのかも?
山登りといってもハイキングコースのようなものらしく(子供の頃に登った際の記憶はまったくない)、『ヤマノススメ』でも運動音痴な女のコが登っているため、最初は甘く、簡単に登れるだろうと考えていたわけで。

 天覧山 天覧山2
 【左:登り口からしばらくは、舗装された緩やかな登り。ここで油断してペースを上げると、やがて始まる強烈な急登で足がガクガクに…。一気に標高の半分以上まで登る?】
 【右:急坂が終わると広場に出るので、ハーハーゼーゼー…と休憩。そこからは登山路が土の地面に変わり、やがて左右に分岐。左へ進むと十六羅漢像が】

 天覧山3 天覧山4
 【十六羅漢像を過ぎると、岩場へ】

 天覧山5 天覧山6
 【岩場の後も急登があり、頂上に着いたときはヘロヘロ。後から登ってきた見るからに聖地巡礼者な人も、死にそうな表情でした(苦笑)】
 【右:写真ではわかりませんが、肉眼ではかすかに富士山も見えていました】

『ヤマノススメ』では二度目の登頂後、隣接する多峯主山へと縦走していましたが、とても無理! ハイキングコースとしては定番のようですが、そんな体力は残っておりませぬ。日頃の運動不足を痛感させられました。
頂上からの下りは、登りとは別ルート(最初の分岐を右へ進む道)で。こちらは岩場のような難所もなく、階段と緩やかな下りで分岐点へ戻ってきました。『ヤマノススメ』で最初に登った際と同じく、分岐を右へ進んでおけば楽だったのに…。
まぁでも、いかに身体と足がナマッているかを実感できましたから(苦笑)。新しい靴も買ったことだし、ちょっと鍛え直さなきゃだわ。

別世界のような渓谷 吾妻峡とドレミファ橋へ

下山してちょっと寄り道した後は、県道70号を少し戻り、適当なところで橋を渡って入間川の対岸へ。
県道沿いに住宅地が広がる入間川左岸と違って、右岸には昔ながらの景観が広がります。静かで落ち着いた、山間の集落といった風情ですね。
が、それだけに観光客(余所者)が訪れることも少ないのか、案内標識などはほとんどなく、目指す吾妻峡の場所がわからない…。ようやく見つけた標識を見ると、どうやら行き過ぎている模様。
少し戻ると、八耳堂というお堂に隣接して地区の自治会館があり、その向かいから川に向かって斜めに伸びる小径が。どうやら、これが吾妻峡への入口らしく。
いや、わからないって、こんなの…。吾妻峡を探して、周辺をさまよう人も多いのだとか。
一般的には県道側:対岸(左岸)からのアクセスが案内されるようですが、そちらも案内標識は目立たず、住宅地の細い路地。到達難易度は大差ない?

 吾妻峡 吾妻峡2
 【小径の先に、吾妻峡の入口らしき場所が? 『ヤマノススメ』でも見覚えがある光景なものの、どこにも「吾妻峡」の文字がない】
 【たまたまここから出てきた方に尋ねて、間違いないと確認。「急な登り階段が続くから帰りはキツイよ」との言葉に…orz】

 吾妻峡3 吾妻峡4
 【左:標識の裏側に、隠されたように「吾妻峡」の案内表示が。これじゃ表から見えないって】 【右:道は一気に川岸へと下っていく】

 吾妻峡5 吾妻峡6
 【左:振り返ると急な登り階段が。帰りはここを登らなければ…】 【右:川岸まで下りきると、橋(?)が見えてくる】

 ドレミファ橋 ドレミファ橋2
 【ここも『ヤマノススメ』聖地な、吾妻峡とドレミファ橋。増水時は通行不能な“橋”です。右写真は渡った対岸から撮影】

 吾妻峡7 吾妻峡8
 【ドレミファ橋の中央部から見た上流方向(左)と、同じく下流方向(右)。流れはけっこう急で、水量も豊富】

 吾妻峡9 吾妻峡10
 【対岸(左岸)のアクセス路は、右岸に比べれば緩やか。左岸の吾妻峡(ドレミファ橋)入口は、住宅地を最奥まで進んだ先、畑の一角に】

誰もいない静かなドレミファ橋で、川の流れに耳を傾けながら過ごす、時が止まったかのようなひととき。
ほぼ手つかずの渓谷で、両岸は鬱蒼とした森。そこに飛び石を渡る、小洒落た橋。まるで別世界のような、絵になる光景でした。

慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(3)に続く

  Check  拍手する

スーパーカブ110ストリート 慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(1)

2019年6月17日 - Posted by reibo - Inside [Bike] スーパーカブ110ストリート, [Travel] Diary   
17 6月.

東京も梅雨入りしたため、なかなか遠出しようとする気にならない日が続き…。
ようやく、以前から気になっていた埼玉県:有間ダム(名栗湖)方面へ出かけてみることに。
スーパーカブ110ストリートの走行距離も800kmに達し、慣らし終了の1,000kmも見え始めたところ。おそらく100km弱の行程だと思われる、名栗湖~飯能という周遊ルートが頃合いかなと。

青梅から東京都・埼玉県境の山越えで名栗へ

往路は青梅街道を進み、青梅(東青梅)から成木街道(都道28号~都道53号)へ。
東青梅~青梅駅周辺の青梅市街地・中心部って、バイパス的に整備された青梅街道以外は旧態然とした道路網なんですね。どこもかしこも「狭い、ややこしい、真っ直ぐじゃない、わかりづらい」(苦笑)。おまけに、道路の行き先を表示する青看がほとんどない。事前にストリートビューなどで予習していなければ、完全に迷っていたかも…。

といいつつ、実は1ヶ所、道を間違えていて。
都道28号から都道53号が分かれる分岐を通り過ぎ、いつの間にか都道193号に入っていたようです。これ以上進むと軍畑方面に方向転換してしまうギリギリのところで、都道53号への連絡路に入ることができました。
いや、最初の分岐には「右:飯能」という青看が出ていたんですよね。確かに、さらに分岐すれば飯能方面へも行けるのですが…。
その代わり、松ノ木トンネルを通る連絡路は山越えの快適ルート。交通量も極端に少なく、山間の心地よい快走路でした。名栗方面へ進むなら、距離的にもこちらのほうが短いような。
ちなみに、都道28号と193号の途中までは、ダンプの多さに閉口。砂利採掘場などが何ヶ所もあるらしく、時間帯がちょうど合ってしまったのか、対向車の8割がダンプ。何台も連なってくるもので、ブラインドコーナーが多い山間路ではちょっと怖い。カブに乗りはじめて思う「守られていない」感を、嫌というほど味わえました(苦笑)。

ひたすら山越え感が強い東京都側と違い、都県境を越えた埼玉県側は、入間川に沿って開けた土地を進みます。
(都道53号は、そのまま埼玉県道73号になる)
といっても広い平地ではなく、集落が谷にへばりつくようなエリアも。それでも周囲の山が高くないため、絶えず開放感を感じられるんですね。
のんびりした風情が漂う、いいところだなぁ…と思ったら、もう名栗地区。現在は合併で飯能市になっていますが、かつては名栗村だったエリアです。

 名栗郵便局 名栗郵便局2
 【下名栗集落の中心部を貫く県道53号沿いに建つ、旧・名栗郵便局の局舎。隣接する現・名栗郵便局の窓口で尋ねたところ、昭和4年の建築だとか】

有間ダムと名栗湖

下名栗集落を過ぎたところで県道53号から分岐し、目的地の有間ダム(名栗湖)方面へ。
名栗湖は小学校の遠足(オリエンテーリング?)で来た記憶があるものの、有間ダムの印象はゼロ。近場でダムカードが貰えるところ…と調べた際も、「なんだ、名栗湖のことか」というイメージで。
なわけで超久々に訪れてみると、子供時代の印象が薄いことにも納得。いわゆる「ダムらしいダム」ではなく、堰のようなロックフィルダムなんですね。コンクリート式の巨大ダムなら、“ダム湖”の印象も強かったでしょうが。

名栗湖には、平日にも関わらず、けっこうな台数のバイクが来ていました。県道53号と国道299号を組み合わせた、ツーリング周遊ルートの休憩ポイントになっているのかも。
ちなみに、バイクも車もダム管理事務所を訪れる人は稀で、ダムカード目当てというわけではなさそう。
ちょっと驚かされたのは、すれ違うバイクのカブ率が異様に高いこと。「あ、カブだ」「あ、またカブだ」「あ、またまたカブだ」(苦笑)。都内からカブでのんびり日帰りツーリングするには、ちょうどいい場所なのかも?

 有間ダム 有間ダム2
 【左:「有間ダム」と記された石碑の隣に、小さく「名栗湖」の石碑も】 【右:ロックフィルダムなので、堤体は草も生えた自然の石積み風】

 有間ダム3 有間ダム4
 【ダムには一般用駐車場がなく、駐停車禁止の天端上に駐車する車が多いため、写真撮影には一苦労。天端のド真ん中に居座るNSXがいて顰蹙】
 【右:湖側からダムを見ると、自然と一体化した光景に。落ち着いた景色ですが、ダム湖らしくはない(苦笑)】

 有間ダム 有間の湧水
 【右:ダム湖の周回道路沿いに小さな湧き水「有間の湧水」があり、癒やされました。意外に冷たくなかったかも】

湖の周回道路は待避所が車だらけで「?」でしたが、迷彩装飾の長玉(レンズ)集団を見かけ、バードウォッチング(野鳥撮影)なのだと納得。名栗湖は、野鳥の撮影スポットとしても有名らしいです。
湖を半周した後は、有間川を少し遡り、有間渓谷の上流へ行ってみます。
舗装路の行き止まりとなる有間渓谷観光つり場から先は、林道になる模様。ダムからここまでの間に、何台かオフ車ともすれ違いました。
この管理釣り場、道路から渓流を見下ろした印象では、かなりいい感じ。自然渓流を堪能できそうなのですが、帰宅後に案内を見るとエサ釣りのみらしく。ルアーやフライが使えれば穴場かもしれないのに。

 有間渓谷 大ヨケの滝
 【左:有間渓谷/右:観光つり場の少し手前、道路沿いにある大ヨケの滝】

慣らしプチツーリングで名栗・飯能へ(2)に続く

  Check  拍手する

お手頃価格のトレッキングシューズ(軽登山靴)「Clorts」をAmazonで買ってみた

2019年6月16日 - Posted by reibo - Inside [Diary] Misc, [Misc] Misc   
16 6月.

スーパーカブ110ストリートの慣らし運転であちこちへ行くうち、公園でのウォーキングや、山間部でのトレッキング(軽登山)などを始めてみようかという気に。
こーゆーのって、何かしら機会やタイミングが合わないと、なかなか始められないものなんですよね。
で、だったら“それ用”の靴を買わないと。
とりあえずブーツ系の靴で何とかしていましたが、基本は秋冬用だし、歩くという概念からすると、ちょっと重い。
だからといって軽ければいいわけではなく、歩く目的地までバイクに乗ることを考えれば、安全性からハイカットか、せめてミドルカット(ミッドカット)のトレッキングシューズでないと。ハイカットやミドルカットとなれば、必然的に軽登山靴も兼用のトレッキングシューズに。
とはいえ、そうなると、お値段がご立派な…。お高いものばかりで…。

で、試しにAmazonを見てみると、手頃な価格の軽登山靴兼用トレッキングシューズがいくつもあるじゃないですか。
ほぼ100%中国製ではあるものの、本格的に登山やトレッキングを始めるわけでもないため、まずはお手頃価格の製品で…。安物買いの銭失いになる典型パターンですが、この輪廻からは一生、抜け出せない(苦笑)。

Amazonで靴を買うのは初めてなこともあり、いくつかの製品をピックアップし、レビューを読み込み、お財布と相談しながら悩むこと数日。
選んだのがこれ。

メーカー: Clorts
製品名: HKM-823A
購入価格: 4,299円(送料無料)

 

商品名欄には、「トレッキングシューズ 登山靴 メンズ ハイキングシューズ 防水 防滑 通気性 耐磨耗 アウトドア スエード スニーカー 衝撃吸収」の文字が並びます。
ポイントはスエードで、この価格ではなかなかないもの。見た目からして高級感があり、とても4,000円程度の靴には思えない。
とはいえ、「スエードだから防水でありつつ通気性もOK」な実用性まで要求するのは酷かと。“それっぽい”性能を発揮してくれれば、良しとしましょう。
画像で見る限り、ソール(靴底)も薄くはなさそう。3,000円台からある中国製トレッキングシューズの多くは、安い分、ソールが薄くて山岳路での実用性は疑問…らしいので。そこも注視したポイントに。

ちなみに、Amazonでこの靴を検索してみると(メーカー名の[Clorts]からリンクをたどると)、米Amazon.comでも販売されていることがわかります。
そこで驚かされたのが、購入者レビュー。「もう高級なトレッキングシューズは不要だ!」的な、大絶賛の嵐。向こうは「いい・悪い」をはっきり口にする文化なので、ここまで絶賛されている靴なら大きな問題はなかろうと。
実は、これが選んだいちばんのポイントに。他にもいくつか選択肢に挙げた製品はあったものの、いずれも米Amazon.comでは販売されていないようで。北米市場に進出しているかどうかで、メーカーの姿勢も判断できますからね。

販売業者も中国系なようですが、Amazonが在庫を管理し発送する製品なので、注文してすぐに届きました。マーケットプレイス製品では、これもポイント。
注文したのはHKM-823A(ダークグレー+錆朱)。サイズは27.5。
購入可能なサイズは26.5、27.5、28.5の3種類しかなく、普段の靴は26.5(モノによっては27.0)なことから、27.5に。レビューを見ると、「大きめのサイズで」という意見が圧倒的だったので。

 HKM-823A靴 HKM-823A靴2
 【けっこう高級感のある外箱。接着剤がはみ出していたり、金具類がおかしいなどの不具合(安物感)はナシ。予想以上にしっかり作られている印象】

 HKM-823A靴3 HKM-823A靴4

 HKM-823A靴5 HKM-823A靴6
 【屋内で履いてみると、まさにジャストフィット! つま先が少し空いている感じですが、登山系の靴ではそれが正解。つま先に余裕が無いと、下り道で足指や爪を痛めるため】

 HKM-823A靴7 HKM-823A靴8
 【ソールもしっかりしている様子。これなら悪路にも耐えられそう? 見るからに滑りにくそうでも】

とまぁ、「これはいい買い物をしたかも」などと喜んでいたところ、ある事実に気づきます。
上の右写真をよく見るとわかりますが、外箱に貼られた日本語シールのサイズが「26.0」になっている!?
でも、元から(メーカ出荷時から)貼られていたと思われるシールには、「MM280」の表記が。靴本体に縫い付けられたラベルの表示も、「US 9/EUR 42/UK 8/CM 280」。
んー? とりあえず、センチ表記だと「28.0」で間違いなさそうです。日本語シールの「26.0」は、誤り?
この件に関しては、商品を受領した翌日、問い合わせたわけでもないのに販売元からメッセージが。要約すると、「ごめん、サイズ表記が間違っていたよ。これから気をつける」。実際には、もっと丁寧な文章ですけれどね。レビューにも同様なケースが報告されていたので、日本市場向けのサイズ表記はいい加減なのかもしれません。

そもそも、注文時のサイズが27.5なのに、届いた商品は28.0という根本的な問題も。
実はこれもレビューに報告があり、「27.5を注文すると28.0が届く」ものらしい? 同様に「26.5を注文すれば27.0が届く」「28.5を注文すれば29.0が届く」と、考えておいたほうがいいかも。
こうなると、販売業者がセンチ表記に慣れていないとか、Amazonのシステムを使いこなせていないんじゃないかという疑問も。

何にせよ、届いた28.0でジャストフィットだった自分にとっては、不幸中の幸いなわけですが。
もし26.5を注文して27.0が届いたなら、小さくて履けなかったと思われ。「大きめのサイズを選んどけ」アドバイスは、大正解でした(苦笑)。

とりあえず屋内で履いてみた感覚は、かなり良好。
ヘンにどこかが圧迫されるようなこともなく、それでいてフィット感は高い。ちょっと歩いてみたところ、靴がズレたり、靴の中で足が中途半端に動いてしまうこともなく。
材質がスエードだけに、ミドルカットにしては軽さを感じる点もマル。
「足が守られている感」と「軽さ」のバランスが良好なためか、総じて歩きやすさを感じられるんですよね。この感覚は、疲れなさにも繋がりそう。
これで4,000円ちょいなら、十分にお買い得なんじゃないかと。見た目の価格感は3倍ぐらいの印象ですし。

  Check  拍手する

スーパーカブ110ストリート 慣らしプチツーリングで秩父へ(3)

2019年5月31日 - Posted by reibo - Inside [Bike] スーパーカブ110ストリート, [Travel] Diary, [Travel] 御朱印   
31 5月.

慣らしプチツーリングで秩父へ(2)からの続き

二瀬ダム(秩父湖)で秩父4ダム巡りのダムカードをコンプリート

大滝新道を国道140号の分岐点まで戻り、今度は秩父往還方面へ。
ほどなく、国道沿い右手に二瀬ダム管理事務所が現れます。国道を挟んだ反対側はトイレなどがある駐車・休憩スペースで、ダムを望める展望台も。
二瀬ダムは管理事務所とダムが少し離れているため、ダムカードをもらう場合は、通り過ぎてダムまで行ってしまわないように要注意。
というのも、二瀬ダムの天端は三峯神社(三峰山頂)へと登る県道278号になっていて、天端の途中やダム両サイドは駐停車禁止。ダムが目的でも、ダムまで行ってしまうと通り過ぎるしかないのです。

 二瀬ダム 二瀬ダム4
 【二瀬ダムは、ダムサイドが国道140号と県道278号(天端上)との分岐(T字路)に。現在の国道は架橋で崖にへばりつく】
 【かつてはトンネル内で国道と県道が分岐し、県道側のトンネル出口はそのままダム天端に繋がっていた】

 二瀬ダム3 二瀬ダム2
 【左:ダム管理事務所前の駐車・休憩スペースからダム方面に向け、国道右側の歩道が人道トンネルへと繋がる。トンネルを抜けると、歩道がダムサイドのT字路を見下ろす展望路に】
 【右:三峯神社行の路線バスが天端(=県道)を走行中】

 二瀬ダム・ダムカード
 【ノーマルカード、天皇陛下御在位三十年記念カード、秩父4ダム巡りスペシャルカードのダムカード3枚を入手】

三峯神社へ参拝

秩父4ダム巡りのスペシャルカードも入手できたので、あとは三峯神社に参拝し、御朱印をいただけば本日の目標は達成。
ダムから県道278号を登り、三峯神社へと向かいます。
この県道は急勾配と180度コーナーが連続する山岳路で、慣らし運転中のカブには辛い道のり。何にせよ、走って楽しい道ではないでしょうね。
しかも、登り始めてすぐに小雨がパラつくように。三峯神社へ到着した頃には、しとしと雨模様に…。
平日の夕方で雨になったためか、参拝客は数えるほど。おかげで、山岳信仰の神社らしい静かな風情と霊気を感じることができました。週末などは参道が人で埋まり参拝どころじゃないとか、御朱印をいただく待ち時間が1時間以上だとか、人気の神社だけに大変な話も耳にしますからね。

 三峯神社 三峯神社2

 三峯神社3 三峯神社4

 三峯神社・御朱印 三峯神社・御朱印帳
 【御朱印の初穂料500円、オリジナル御朱印帳は1,500円と、ちょっとお高め】

参拝を終えて駐車場へ戻った頃には、雨が本格的に…。
しばらく待ったものの天候回復は見込めず、諦めて雨中の山下り。国道140号まで下っても止む気配はなく、ひたすら耐えて走るのみ。時間があれば立ち寄りたかった、三峰口駅などもスルー。
正丸峠から吾野へと下る国道299号・山岳区間での夜間走行は避けたかったので、何とか薄暗いうちに飯能までたどり着けて一安心。秩父の中心部あたりで、雨が止んでくれたことも助かりました。
この日だけで250kmを走行する「もはやプチじゃない」ツーリングでしたが、意外に疲れは感じず。お尻の痛みも耐えられないほどではなく、ある意味、カブの万能さを実感できた1日かも。

  Check  拍手する