6月1日付けで、専大北上高が高野連に再加盟。
また、全国各地でもこの日付けで特待生の公式戦出場停止処分が解禁に。
4月〜5月にかけてのあの騒動は、一体何だったんだろう…と思ってしまいますねぇ。。
いっぽう、高野連が5月31日に発表したところによると、特待制度を申告した376校=7971人のうち、99.5%にあたる7617人から同制度の解約同意書が提出されたそう(入学金のみ免除で同意書不要の314人を除く)。また、特待制度の中止を理由に転校や退学をした選手はナシ。
ちなみに、解約同意書の未提出は7校=40人(手続き中の20人余を含む)。それらを含めて、7971人全ての公式戦出場が、6月1日から認められたと。残りに関しても「意思確認が必要」としているところから、半ば強制的に同意させるということなんでそか。達成率100%? まぁ、同意しないのに出場可能な選手が1人でもいたら、特例を認めることになりますからねぇ。
なお、経済的に問題がある家庭の生徒に関しては、学校長の裁量で救済措置を認める緩和策も決められたそう…って、そんなのいつ発表されたんでそ?
これらは全て新聞報道によるもので、一連の騒動に関して高野連から新たな発表があったわけでもなく。ちょっとね、どうかと思いますよ。プレスリリースぐらい公開したらどーなの。
5月2日の申告締切に間に合わなかった分も含めて、計376校ってどこに発表されたんでそ。「校名を公表する」ってのは、「どこに公表する」ことなんですかね。報道では一部有名校を取り上げるだけで、結局、その全容はよくわからないまま。「違反ではない」としていた横浜が後から申告したり、大体大浪商、常総学院、岩倉、帝京、春日部共栄、佐野日大、京都成章などが新たに発覚したという報道はあったけれど。
こうして、何事もなかったかのように夏の大会予選がスタートするわけですね。
*関連日記
- 専大北上、野球部解散 (2007.04.17)
- 東北高が春季県大会への出場を辞退 (2007.04.22)
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