ことでん旧型電車、引退さよなら運転

[Traffic] Railway

 今年7月で旧型電車の引退が決まった、高松のことでんこと高松琴平電気鉄道。
 その旧型電車のさよなら運転イベント《レトロ電車・最後の勇走》が、5月20日〜28日まで行われることに。期間中は、通常運用ながら、各車両にヘッドマークを付けて運行するそう。
 また、27日〜28日には、長尾線用編成(4両編成化)で琴平線・一宮−滝宮間を、志度線編成(3両編成)で志度線(瓦町−琴電屋島)間を各1往復、特別列車を運行。この特別列車に乗車した際には、記念乗車証が進呈される。
 さらに、4月27日からは《1日フリーきっぷ・旧型電車シリーズ(全6種類・各¥1,200)》も発売。

 同社では旧型電車の残る長尾線・志度線の100%冷房化を進めていて、今回の廃止もその一環なのだとか。利用者にとっては喜ばしいことなので、致し方ないところでしょうね。
 大正〜昭和初期の製造された電車たちも、いよいよこれで見納めに…。ただ、フリーキップの図柄が旧型電車すべてのため全廃という印象を受けますが…

  • 7月での廃車は、20形22、23、24号、3000形335号、750形760号の5両。
  • 志度線の30形(旧京浜急行230形)27-28号編成はイベント列車用に残籍。
  • 長尾線のことでんオリジナル車両、1000形120号と3000形300号もイベント用に残籍。
  • 5000形500号(ことでんオリジナル)、60形65号(元・京浜急行デ29形→5100形)は廃車予定になし。ただし残籍も未確認。

 ということらしいです。
 なお、廃車後の同鉄道による保存は難しいそうで、廃車された車両の解体は必至。唯一、750形760号(旧・備南電気鉄道→玉野市営電気鉄道)だけは、玉野市内で保存される予定だとか。

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