ノートPC（HP nx9030/CT）のHDD換装

　予備の予備機と化して、今年は電源を入れた覚えすらなかったノートPC、HP（COMPAQ）：nx9030/CT。
　久々にメンテナンスしようかといじり始めたところ、いきなりWindows XPが落ちて再起動&再起動……。二度と正常に（セーフモードでも）起動してくれなかったのでした。仕方なくパーテーション削除～クリーンインストールを試みたものの、HDDのフォーマット途中でエラー。
　ダメだ、HDDが完全にイカれたらしい…(T_T)

　というのが、ちょっと前のお話。
　メーカーに問い合わせてみると、やはりHDD不良→交換でしょうとのこと。費用を尋ねてみると、4万円！！
　いや、あの、純正30GBのHDD換装で4万円ですか。。。ま、メーカーに頼めばそんなもんでしょうが。

　だったら自分で換装するかとネットで探してみたところ、これがまた、2.5インチHDD（IDE）など絶滅危惧種かのような扱い（苦笑）。ただでさえ種類が少ない上に、お値段もS-ATAのものよりはるかに高い。うーん。
　製品の時期的には間違いなく137GBの壁があるはずなのに、ネットで調べてみると250GBでも換装できちゃっているらしい。正常な状態なのかどうかは別にして。それでもいちおう、120GBか100GBにしておくのが妥当かな。せめて80GBぐらいには。。。
　でも、ほとんど使う機会もないマシンに、100GBで5,000円もするHDDを換装する意味があるのか？　すごーく無駄遣いな気もする。

　で、たまたま、超久々に秋葉原へ行きました。エフ商会でメディアを買ったついでに、ぶらつきながらHDDも見てみよう。
　東京在住とはいえ、ウチから秋葉原までは遠い。自作にハマって「通っていた」時期もあったけれど、最近は行っても年に数回。
　当時とはすっかり様変わりしてしまった昨今の“アキバ”では、怪しいパーツショップでおジャンク風だけれど立派なバルク品(笑)を探す楽しみも失せましたね。何となく怪しげに感じられるショップも、“完全なジャンクで使えない”ものか、“誰も買わないような不要品”を店の前に並べ、それっぽい雰囲気を漂わせているだけ。“使える”モノの売価が大手ショップと変わらないのでは、意味なしでしょう。
　結局、今回もウロウロと1時間ほど徘徊して、収穫なし。
　じゃんぱらにて、東芝の40GB／4200rpm（MK4025GAS）中古品を1,780円で買いました。「チェック済み」らしいので、まぁ大丈夫でしょう。初期不良交換は1週間まで。でも、何かあってまた秋葉原まで往復したら、交通費だけで意味なしになっちゃうよなぁ。。。
　ちなみに、欲しかった80GBや100GBクラスだと中古でも新品と1,000円ぐらいしか違わない。何だかバカらしく思えてきて、新品or中古品をひっくるめて最安値のものを買ったまで。それでも、もともとの30GBから10GB容量アップになるじゃん（苦笑）。
　同店の中古品なんて、昔は目もくれなかったのになぁ。歩き回れば同じような値段で、もっと使えるバルク品の新品を探せたものだから。それがアキバ徘徊の面白さでもあったんですけれどね。

　そんなこんなで、いざ、換装。
　詳細はPC分解webさんを参考にさせていただきました。
　はい。簡単です。あっけなく換装できました。すんなり認識。
　国産メーカー製品だとそう簡単にはいかないケースもあるようですが、さすが海外メーカー製品です（＾＾；；

　＊装着されていた純正HDD　　Seagate ST93015A （30GB／4200rpm）
　＊交換したHDD　　東芝 MK4025GAS （40GB／4200rpm）
　＊使用工具　　プラスドライバー、超細型マイナスドライバー（先端の細いものなら代用可）、ラジオペンチ

　その後のOSインストールは、相変わらずの長くダルい道のり。
　こいつの再インストールは初めてなので大人しく純正リカバリーCDを使いましたが、SP1時代のWindows XPですからねぇ。SP2～SP3へのステップアップ、各種更新に時間のかかることと言ったら…。ドライバ類は別のディスクに集約されているので、デスクトップ用に作ってあるSP2適用ディスクを使っても問題なかった？
　次からはそうしましょう。次の機会があるのかどうかは別にして（＾＾；；

　なわけで無事、1,780円の出費だけで復活しました。めでたし。