ハーフメッシュのコミネ:JK-1143を新規導入
夏用ジャケット(パーカー)として、コミネ:JK-1143(ハーフメッシュ)を買い増し。
SS系に乗らないこともあり、ライディングジャケットは長めな丈の、パーカータイプが好み。バイクを降りて歩く際も、短いライディングジャケットだと妙に落ち着かなかったりするもので…。
製品ごとに特徴が異なるコミネのメッシュ系ジャケット
メッシュorハーフメッシュのパーカーは、気づけば3着目(全てコミネ)。
これまで夏場は、コミネ:JK-135(フルメッシュ/下写真右)とコミネ:JK-1123(ハーフメッシュ/下写真左)で回していました。
JK-135は、フルメッシュで耐摩耗・引裂き性を上げるためか、生地自体は厚め。着用した際のゴワゴワ感や、重さがネックに。手に持っただけでも、ズシッと重みを感じるほど。
対してJK-1123は、とてつもなく軽い(苦笑)。「こんなペラペラで大丈夫なのか?」と思うほど生地が薄く、着心地も柔らかくて軽やか。実際には薄くても丈夫な生地素材を使用しているようなので、JK-135より4,000~5,000円ほど高価なのも納得。
ただ、涼しくない(汗)。メッシュ生地はサイドと袖内側の黒色部分だけなので、ハーフメッシュというより、クォーターメッシュ? 8月末~9月上旬の北海道ツーリングで、半袖Tシャツの上に着用して何度も熱中症気味に…。平年より高気温だったようですが、「メッシュ」のイメージほど風を通さないことは確か。
暑さ対策には白系色のメッシュジャケットが有効?
と、一長一短だったわけで。
いずれも青色系なので、近年の酷暑に少しでも耐えられるよう、太陽光の熱を吸収しづらい白色系が欲しいとも思っていました。
とはいえ、同じジャケットを色違いで購入するのも…。かといって、コミネ製品に慣れてしまうと他社製品は割高感が…。
コミネのラインナップにはJK-152(フルメッシュ)もあり、こちらのsilverは白に近い。店頭で見た実物も商品画像通りで、silverというより明らかにwhite。ファスナー部を水色にしてしまうコミネセンスがイマイチなものの(他社バイク用ウェアでもありがちな勘違い)、当初はこちらも考えました。
ただ、よくよくスペックを見ると、前丈が他パーカーより短い。従来のコミネ:パーカー系ジャケットは、どのモデルもほぼ同サイズだったのに…。店頭で確認しても明らかに短かめで、パーカーというよりジャケット? 前述のように長めの丈が好みなことから、手を出せずにいたと。
JK-1143の2025新色に一目惚れ的な衝動買い
コミネの夏用モデルで定番らしいJK-1143(ハーフメッシュ)は、白系が「何やらくすんだ白色?」なsilver_camoしかなく、候補から外していました。飽きが来ないシンプルなデザインと、手頃な(実売)価格は魅力なのですが。
そんな折、JK-1143の2025年モデルに新色が登場。新たなカラー:k_chidori_silverが良さげな白色系として目に留まり、ほとんど勢いで注文してしまいました。まぁ、モノを購入する際はそんなもんでしょう(苦笑)。
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*購入店:サイクルワールド楽天市場店
*購入価格:13,908円(税込) (定価:18,590円)
(2025モデル発表から間もない3月に注文)
商品画像だと純白系でも実物の色はシルバー寄り
で、届いたJK-1143のk_chidori_silverは…。
うーん…。
なんか違う…。
いやまぁ、シルバーといわれれば、その通りなのですが。
メッシュ部分が黒味を帯びたグレーというか、ねずみ色といったほうがいいシルバーなことも、全体の印象を暗くしているような。
何にせよ、公式サイトの商品画像が「ホワイト(白)過ぎる!」ことは確か。もうちょっと実物色に近くなるよう調整してくれないと、公式サイト&画像が使い物にならんでしょ。ひょっとして、カメラマンの撮影データを「撮って出し」でまんま使用なの?
白やシルバー系の商品は、店頭で実物を確認しないとダメですね。ちと反省…。
気温30度前後までのJK-1143使用感
で、実際に使ってみた感想は…。
都内では気温が30度前後まで上がった数日間、数回に渡り着用してツーリングへ。
もっとも「暑くない場所を求めて」高原部や山間部を主体に走り、都内近郊は朝と夜のみなので、真夏にどうかは別ですが。
インナーに冷感メッシュタイプの長袖シャツ+5.6オンスの厚手な半袖ロングTシャツ、その上に当ジャケットを着用し、「暑い!たまらん!」と思う機会はなく。Tシャツはバイクを降りて(ジャケットを脱いで)歩く用なので、脱いでしまえば、より快適。
高速走行時は、明らかに「風が抜けてる」様も体感できて。速度を上げれば上げるほど涼しい。(もちろん停車中は暑い)
メーターの外気温計が23度を表示していた山間部では、肌寒さ一歩手前のスースー感を味わうことも。
同じ製品の色違いを試したわけではないので、白系色の効果はわかりませんが、ハーフメッシュでもフルメッシュに近いだろうとの想定は当たりですかね。総じて、27~28度前後なら快適、30度前後でも問題なし。
インナー肌着をモンベル:ジオライン クールメッシュTシャツなどに替え、状況次第で4.1オンス程度の化繊メッシュ系Tシャツを重ね着すれば、さらに32度ぐらいまでは耐えられそう。腕上部が非メッシュなハーフメッシュジャケットだけに、紫外線対策の長袖冷感シャツは不要かなとも感じられたので。
それ以上の気温だと、もう何を着ても一緒でしょう。他の冷却方法を考えるべき。
白色系ジャケットの問題点(=汚れやすさ)を痛感
やはり…と思えた問題点は、白系色の汚れやすさ(=汚れの目立ちやすさ)。
数日間の着用で、グローブで触れた首周り部分の汚れや、虫攻撃の痕が…。
見方を変えれば、濃色系ジャケットも目立たないだけで、同様に汚れているのだなと…。
洗う頻度が増すことは明白で、ちと面倒かも。ライディングジャケットやパンツは、基本的に洗濯機・クリーニングNGの手洗い推奨なので。
今まで以上に、「触らないよう」気をつけなければ。
ちなみに、標準付属のプロテクター類はCEレベル2かレベル1製品に換装。
どうせ交換してしまうのだから、プロテクターなしの安価版も販売してくれればいいのに…。
詳細は別日記「コミネ製ジャケット用のプロテクター」で。
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