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初めてのキャンプ用品 その3(テント編)

2009年7月20日 - Posted by reibo - Inside [Camp] キャンプ用品   このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加
20 7月.

 *大幅に加筆修正しました。

 キャンプ(ツーリング)を始めようとして、何はなくとも欠かせないのが、テント。
 当初から、「テントだけは長年使えるいいものを買っておこう」と考えていました。
 つまり、キャンプ用品の中で最高額の買い物になることを覚悟したと(苦笑)。
 いろいろ調べるうちに、一口にテントと言っても様々な種類があり、選び方にも複数のファクターが絡むこともわかってきて。高額な買い物だけに、購入当時は何もわからないなりに悩んだ覚えがあります。
 なわけで、その際に考えた条件を挙げていくと…。

 *形状

 一般的なドーム型がいいとは思ったものの、前室の広いタイプを選ぶべきかどうか。。
 広いほうが便利なことはわかったけれど、それだけ設営が面倒になるし、何より大きく、重くなり、価格もそれに反映されていく。
 このバランスをどう判断するかが、問題。

 *大きさ、広さ

 これがテント選びのポイントでした。
 「身長の高い人はサイズ以上に大きめのテントを選んだほうが良い」というネット情報が、気がかりだったもので。
 (自分は身長182cmです)
 つまり、横になった際に足や頭がテント内部に当たると、冷えたり眠れなかったりすることが多いと。また、座ったときに頭が天井につかえそうになると、圧迫感から窮屈な印象を受け、くつろげなくなるとも。
 奥行きも問題。最低でも2人が寝られる2~3人用テントでなければ、荷物などを置くと眠るスペースに余裕がなくなってしまう。絶えず荷物などに身体が当たっている状態では、安眠は難しいと。テントの「*人用」という表記は、マイナス1.5人換算ぐらいでちょうどいいものらしい。
 どれも感覚的なものなので、実際にはどうなんだろうとアウトドアショップに行ってみても。ソロ・ユースの2~3人用テントを、張られた状態で展示している店など皆無なんですよね。中に入れる状態で販売されているものは、巨大なファミリー向けテントばかり。意味なしだよー。

 とりあえず、これらの条件を満たそうとすると、横幅が220~230cm、奥行きが130~150cm、高さが110~120cmは必要なことに。
 が。そんなテントは存在しない!(T_T)
 入手しやすい国内ブランドのテントは、当たり前とはいえ、日本人の平均体型がデザインのベース。また、ソロユース=登山用という考え方からなのか、山岳地帯で強風に耐えられるよう、高さを抑えている製品も目立つ。
 つまり、ほとんどの小型ドームテントは、上記サイズより小さくなってしまう。大幅にサイズオーバーなファミリー向けテントは数も種類もたくさんあるのに、小型(すぎる)テントとの間の、「ソロユース向きでリラックスできる」サイズのラインナップがない。
 さらに、前室をどうするかもテーマに。上記のサイズ+広い前室だと、これまたソロユースには巨大すぎるテントになってしまう。
 当然、価格も大きさに比例して跳ね上がるわけで。。。

 *材質

 テントのポールは、材質によって大きくきく2種類に分けられる。

  • ジュラルミン、アルミ合金/悪天候に強く、丈夫。でも高価。
  • FRP、グラスファイバー、スチール/安価だが悪天候に弱く、折れやすい。

 長く使いたいので、ジュラルミンかアルミ合金のモノを選ぶことに。
 また、フライシートの耐水圧も考えなければいけない。これが低いと、大雨の際はベチャベチャになり、内部が浸水したりもするとか(怖)。スペックに記載される数値が1500mmあれば、まず安心なのだとか。

 *価格

 これは重要(^^;;
 お金持ちではないので、おおよその価格帯を見比べた後、どう頑張っても25,000円までというラインを設定。
 ここまでの条件に見合うテントは海外メーカー製ばかりで、いずれも価格は予算の倍以上…(T_T) 大きめのサイズ希望がネックとなり、どうしても海外製品を選ばざるを得ない状況なのに。

 とまぁ、様々なファクターを整理した上で再検討。
 条件を整理しておくと、以下の通り。ここから、どう妥協していくかは個別の判断として。

  • ドーム型。2~3人用。
  • インナーテント 横幅:220~230cm、奥行き:130~150cm、高さ:110~120cm。
  • 前室あり。(広さには、さほどこだわらない)
  • ポール:ジュラルミンかアルミ合金製。
  • フライシートの耐水圧:1500mm
  • 実売価格:25,000円まで。

 最終候補に残って、でも落選したテントは、以下の2つ。

 *CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):リベロ ツーリングテント(M-3119)

 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) リベロツーリングテント[2人用] M-3119【← amazonで見る】  【← 楽天市場で探す】

 何より安い! サイズ的にも頑張っていて、横幅こそギリギリなものの、天井の高さは特筆すべき。
 でも、フライシートの耐水圧が600mmしかない。雨に弱いのか…。天候に左右される長期ツーリングだと厳しいかなぁ。
 ポールもグラスファイバーなので、初心者が最初に買って、天候を見ながら1~2泊程度のミニキャンプツーリグに使用し、1~2年で使い捨てという考え方のテントなのかもしれない。
 サイズ:(横幅)210cm*(奥行き)130cm*(高さ)125cm

 *mont-bell(モンベル):クロノスドーム2型

 モンベル(mont-bell) クロノスドーム2型 スカイブルー [2人用]   1122371【← amazonで見る】  【← 楽天市場で探す】

 人気高級ブランド、mont-bellの製品だけに、材質や作りは文句なし。
 モンベルストア(モンベル専門ショップ)で、実際に張られている製品を体感できることも利点ですね。
 価格的にも、なんとか許容範囲。むしろ、ブランドの割には安いという評価らしい。
 唯一のネックは、高さがちょっと足りないこと。かと言って、ひとつ上の4型では大きすぎ。中間の3型があれば、有力候補だったのに。
 サイズ:(横幅)230cm*(奥行き)130cm*(高さ)105cm 

 で、最終的に選んだのが、Eureka!(ヨーレイカ):アルパインプリズム2F。

 EUREKA(ヨーレイカ) アルパインプリズム 2F EBU225【← amazonで見る】

 Eureka!は、カナダのアウトドア・メーカー。
 一昔前は、日本でもそれなりの人気ブランドだったとか。(最近は滅多に見かけない)
 購入元は、さかいや・オンラインショップ(さかいや:東京・神田の登山&アウトドア系専門店。現在は同テントの扱いナシ)。
 購入金額は24,990円。ちなみに、定価は35,700円。
 選んだ理由は、以下の通り。

  • 上記の条件に見合う、余裕のある(でも大きすぎない)サイズ。
  • ジュラルミンのポールに、耐水圧:1500mm、テントシート地など、高品質の材質。
  • そこそこ使えそうな前室と、ベンチレーターや内部フック、ポケットなど、手抜きのないきちんとした装備。
  • ワールドワイドなブランド製品でありながら、特価によるコストパフォーマンスの高さ。

 こうした条件が揃い、めでたく購入となった次第です。

 *購入当時のさかいや・オンラインショップ:説明文より引用

登山やツーリングに最適な小型ドームテント。
居住性、耐久性、使い勝手を重視し、オーソドックス、かつオールマイティに設計されたシリーズ。
前後対称形でどちらからも出入りが可能で、吹き抜けの換気も抜群です。
フライの裾はフルマッドガードで風雨に強く靴や荷物も置けます。
また、フライシートにもベンチレーターを装備し、フライ内の換気を確保しています。
夜間の視認性のためフライの張綱用テープにはリフレクターテープをつけてあります。
ピン&リング方式のポールエンドも改良されて設営時に抜けにくくなっています。

*主要スペック

  • ドームスタイルテント 2~3人用
  • 本体サイズ:(横幅)230*(奥行き)150*(高さ)120cm
  • 収納サイズ:(直径)17*(長さ)55cm
  • 質量:約3.0kg
  • フライ生地:40Dナイロンリップストップ・PUコート
  • フロア素材:70Dナイロンタフタ・PUコート
  • ルーフ素材:70Dブレッサブルナイロン
  • ポール仕様:直径8.5mm/ジュラルミン・ショックコード付き
  • 耐水圧:1500mm
  • Eureka アルパインプリズム2F:説明図

 かつては(旧モデルでは)2人用モデルもラインナップされていたらしいのですが、自分がテント探しを始めた頃には、この3人用:2Fが最小モデルでした。一回り小さい1Fがあり、サイズ(主に高さ)が希望の条件に当てはまるなら、そちらを選んでいたはず。
 などと詳しく調べようにも、販売店以外の情報は皆無に近く、よくわからない。。。使用者がほとんどいない=レア度が高い?
 実を言うと、それも購入動機のひとつだったり(^^;;
 所有感を満足させてくれそうな青色のカラーリングと、Eureka!のロゴがカッコ良かったという理由も(笑)。

 (追記)

 これまでに出かけた幾度かの長期・北海道キャンプツーリングで、同じテントに出会ったことは一度もありません。
 はっきり言って、目立ちます(苦笑)。
 テントから離れた後、戻ってきて自分のテントが見つからず、迷うことも一切なし(苦笑)。

 (追記ここまで)

 日本輸入元・代理店は、エバニュー
 ただ、購入した2007年秋の時点で同社のサイトに製品情報はなく、扱っているショップも限られていたことから、「どこで買えるんだろう」と探さなければならないことに。同社の取扱品目からEureka!製品自体が消えていたことを考えると、輸入扱いを休止し、流通在庫のみが出回っていた時期なのかもしれません。どのショップでも「特価」の表記が目立ったことから、流通在庫の在庫処分という状況だったのでは。
 おかげで、かなり安く購入することができました。
 (その後、エバニューEureka!製品の取扱は復活しました。)
 日本法人がなく商社が代理店になっている輸入製品の場合、その時々の風向き次第で、販売方針や状況がコロコロ変わるのは困りもの。このテントも、そうした憂き目を見た製品なのかもしれません。勝手に想像しているだけなので、事情をご存じな方は教えていただけると有り難いです。

 沙流川オートキャンプ場にて 絵本の里家族旅行村オートキャンプ場にて
 【↑ 張ってみた。(左)日高町:沙流川オートキャンプ場 (右)剣淵町:絵本の里家族旅行村オートキャンプ場】

 さて、実際の使用感は。。。
 何の問題もなく、快適でした。
 他のテントと比較したことがないので、何をどう書けばいいのやら(^^;;
 荷物を置いても、ちゃんと寝るスペースがあるのはいいですね。天井の高さも有り難く、不安だった圧迫感や閉塞感はほとんど感じず。テント生活に慣れてくれば別でしょうが、初めてのテントは、やはり大きめにして正解でした。
 ただ、他のツーリングキャンパーが使っているテントより一回り大きいため、混雑する夏休み期間中の人気キャンプ場などでは、設営に気が引けるかも。そんな時期に、そんな場所には行かないので問題ありませんが(苦笑)。
 収納サイズも、バイクツーリング向きとは言い難いデカさ。積載能力に余裕があるスクーターだから、何とかなっているとも。大きさは快適環境と引き替えなので、仕方ないですね…。

 インナーテントが両面ドア&両面メッシュになっている構造は、使い始めてから大きな利点なのだと知りました。
 一般的な小型テントは、どれも片側ドア&メッシュなんですね。道内のキャンプ場で一緒になった方からも、「両面メッシュだと涼しそうで羨ましい」と言ってもらえました。両側を1/3ほどメッシュにしていた自分は感じませんでしたが、その方は蒸し暑さでよく眠れなかったとか。
 北海道の気温変動が激しいことは他項目でも触れていますが、寒い日と暑い日が交互にやってくるような状況では、そのどちらにも対応できるテントが必要です。夜は「寒っ」な状況だったのに、翌朝は気温が急上昇し、暑さで汗だくに…なんてことも当たり前なので。
 風通しが良い両面メッシュで、テント内の温度調節が簡単にできる点はホント有り難いです。

 広いとは言えない前室も、両面にあるため、トータル面積(容積)は片側ドアで大きな前室のテントと同等?
 片方の前室は荷物置き場に、もう一方では炊飯&調理といった使い方も可能です。
 あくまで「可能」なだけで、雨で外に出られない日などの、非常用といった感じのスペースしかありませんが。

Eureka アルパインプリズム:カタログEureka アルパインプリズム:カタログ2
 【↑ 当時のカタログより転載】

 設営は、何もかもが初体験な初日こそ、説明書を見ながら小一時間ほどかかりました。が、慣れるにつれ早くなり、ツーリングの中盤からは15分ほどで設営できるように。ん、遅いですか?
 ただ、設営の度に悩まされる点が…。
 画像を見ればわかるように、フライシートがインナーテントより短い(地面との間に隙間がある)一般的なテントとは、構造が異なります。雪上での設営を考慮しているためか、フライシートがインナーテントをすっぽり覆い、その裾が地面まで伸びているんですよね。。
 フライシートは、先端部よりちょっと上の部分(色が青からグレーに変わる位置)を、ペグダウンしたインナーテント四隅にベルトで固定します。ここまでは、一般的なテントと同じ。が、その状態だと、地面まで伸びたフライシートの裾(青色の部分)が風でめくれ上がってしまう。そうならないためには、フライシートの四隅と前室部分を、さらにペグダウンする必要があります。
 (下記写真で赤く囲った部分。後方の四隅1か所と、反対側の前室部は死角で見えない)
 言い換えると、フライシートを固定するためのペグ8本(四隅+前室部2本*2か所)が、一般的なテントより余分に必要だと。
 もちろん、それを打ち込む手間も。両面ドアは利点でも、前室が両面にあるため、設営時の手間は2倍になるわけで(^^;;

 Eurekaテント

 いろいろ検索してみたものの、こうしたタイプのテント設営を紹介しているサイトが見つからず、自分でも「これでいいのかなぁ…」と思いながら張っている状態です。説明書にも、フライシートのペグダウンについては記載がなく…。
 付属品のアルミペグ(ピンタイプ)は、12本。インナーテント用4本+フライシート用8本と考えれば、数は合います。フライシートの四隅にはグロメットリング=ハトメ付きの穴が空いているため、付属ペグを穴に通して打ち込めば、ペグダウンできます。
 このアルミペグは、付属品にしてはけっこう丈夫で、重宝します。軽いですし。
 が、困るのは、石がゴロゴロ埋まっているような固い地面のキャンプ場。アルミペグでは、歯が立ちません。
 別にモチヅキ スチールぺグも購入していたのですが、インナーテントのペグダウンには使えても、太すぎてフライシート四隅の穴には通らない。張り綱を使えばいいものの、付属の張り綱は6本。これを四隅のペグダウンに使うと、本来の使い道に数が足りなくなってしまう。
 うーん???

 モチヅキ スチールぺグ大モチヅキ スチールぺグ大

 このモチヅキ スチールぺグは、安価でコストパフォーマンスが高そうだと購入したもの。
 でも、固い地面では先端がすぐに曲がってしまう…。付属のアルミペグに比べ、多少はマシかなという程度。
 なので結局、定番中の定番ペグ、sonow peak(スノーピーク):ソリッドステーク20を導入することに。

 スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク 20 R-102【← amazonで見る】  【← 楽天市場で探す】

 テントの固定には、いちばん細くて軽い20ではなく、1クラス上の30が必要なのではという意見もありそうですが、件のフライシート穴には
20でギリギリ。30では穴を通らないため、他に選択肢がないわけで。
 最安の20でも高価ですし、他のペグとは段違いに重いため、とりあえず5本だけ。手持ちのペグと併用すれば、何とかなるだろうと。
 アルミやスチールペグでは歯が立たない場所で使ってみると、なるほど、確かに「最強」でした。
 「これさえ持っていればどこでも大丈夫」という安心感は、何物に代え難いですね。定番といわれる人気の秘密が、実感できました。

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