キャンプで使用していた(初めて買った)ガスストーブ、キャプテンスタッグ:M-7900は、「とにかく風に弱い」ことが最大のウィークポイント。この程度の風で? と思うような状況でも、「ボボッ」という嫌な音とともに火が消えてしまう。
ストーブの買い換えはずっと考えていたものの、決断しきれないままズルズルと、今年も北海道ツーリングへの出発が迫ってきて…。
とりあえずの暫定措置として、風よけのウインドスクリーンを使ってみることに。
選んだのは、LOGOSのウインドスクリーン(品番:84704000)。
同様の製品は数社から発売されていますが、これがもっとも安価で、手頃そうだったため。
使い物になるのかどうかもわからない製品なので、なるべく安い投資で抑えたいもの。
公式サイトから転載のスペックは、以下の通り。
- 総重量:(約)260g
- サイズ:(約)幅48×高さ25cm
- 収納サイズ:(約)幅9.5×長さ25×高さ2.5cm
- 素材:アルミ
すべて「約」が付くのは、何とも(苦笑)。
Amazonにて注文し、購入時の価格は891円。価格変動がけっこうあり、これは安いタイミングだったかも。
【↑ 折りたたんだ状態。携帯袋などの付属品はなく、厚めのビニール袋入り】
【↑ 先端がL字型になった付属ピンを、広げたスクリーンの両端に通し、地面に差し込んで固定する仕組み】
パタパタと広げてみると、予想よりは厚いアルミ板で、それなりに丈夫そう。価格が価格なので、もっと華奢な、すぐ折れ曲がってしまうようなものを想像していました(^^;;
高さやストーブを取り囲むサイズは、大きすぎず、小さすぎずで、なかなかよく考えられています。ソロユースのシングルストーブで使うなら、邪魔にもならず問題なし。老舗アウトドアメカー製品の模倣品だとは思いますが(苦笑)。
地面固定用のL字ピンは、あまりアテにはできませんね。起伏がある地面や堅い土壌ではうまく固定できないし、自立しても不安定なため、風が強いと倒れてしまう。ウインドスクリーンの意味がない(苦笑)。結局、何か他のモノで支える必要があります。
そもそも、キャンプ場や公園などにある木製テーブルの上で使う場合、「突き刺して固定する」ことなど不可能なわけで。
最初から製品が入っていたビニール袋は、そこそこ厚手なもの。これに入れたまま2週間ほど持ち歩きましたが、破れるようなことはなかったです。ま、長くは保たないでしょうが。汚れたり、傷ついて困るものでもなし。
さて、肝心の防風効果は。思ったよりはある…かも?
使えるときは、使えます。使えないときは、大して意味がない。
自然の風向きは不規則なので、巻き込むように風が吹いている場合はダメでした。テーブルの上など、風上に対してウインドスクリーンを立てられるとは限らない場合も効果半減です。
大した荷物になるわけでもないので、補助的な役割が果たせればいい(ないよりはマシ)ぐらいの感覚で持っていくものですかね。
価格の割に悪くはない製品ですが、過度の期待は禁物。
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