JR東日本が、米坂線、磐越西線などに新型気動車:キハE120形を導入すると発表。
近年、矢継ぎ早に導入されている新型気動車と同系統で、水郡線に導入されたキハE130系の2ドアバージョンといった感じでしょうか。国鉄時代からの旧型気動車を、一掃する目的で配置されつつある新系統気動車群の一環ですね。日常の足に利用するわけではない、余所者の鉄好きからすれば、鬼っ子のような存在でも(苦笑)。
もちろん、地元の利用者には喜ばしいことでしょう。米坂線の利用者などは、「なんでウチの路線だけボロ車両ばかりなんだ」という思いも強かったはずなので。
で、その米坂線。
ついに来たか、という感じ。
導入されるキハ120形は8両で、旧型のキハ28・52・58形、計11両を置き換える予定だとか。3両の差は、キハ110形の運用変更などで対応可能ということですかね。現状の米坂線は基本2両編成なので(山岳路線のため2エンジン車両を必ず1両は連結する)、単行運用を視野に入れれば、3両減は問題にならないのかも。
正確な資料が手元になく明言はできませんが、米坂線に運用されるキハ28・58形は10両程度だったはず。つまり、同形の一掃、全廃。JR東日本管内から、キハ52形が姿を消すわけですね…。
キハE120形の運用開始は、2008年度下期から。秋ですね。夏の青春18きっぷシーズンは、米坂線に人が集まりそうだ。
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