昨年7月の豪雨による土砂災害で不通となっていたJR三江線の江津−浜原間が、6月16日より運転を再開。
浜原−三次間は昨年12月15日に運転が再開されていたものの、同線の被災38か所のうち37か所が集中した江津−浜原間は、復旧工事が5月いっぱいまでかかったため。途中の乙原駅に取り残されていたキハ120も5月11日には“救出”され(機関車による牽引)、昨年7月19日の運転休止以来、実に332日ぶりの全線復旧となった。
運転再開後のダイヤは、休止前とはそれなりに変更があり。運転本数は1往復減で、早朝05:00石見川本発の江津行き5438Dと、江津20:57発の石見川本行5457Dが廃止に。朝夕の通学時間帯はダイヤが見直され、便利になったようですが、江津発の最終が18:45発(浜原行455D)というのは、ちと早すぎないでそか。いずれにしても、余所からの一般利用者にとっては「頼むから乗ってくれるな」というダイヤであることに変わりありませんが(苦笑)。
ただ、全列車がトイレ付きキハ120の運用になったことで、乗客の利便性は高まったとも。中国地区の各路線を制覇している(苦笑)キハ120はトイレなし車両(しかもロングシート)が多く不評で、順次トイレ付き車への改造を行っているため、運転休止がなくても時期が来ればそうなっていたのでしょうが。
コメント