津軽鉄道の写真集『のんびり走ろう! Take it Slow』(小学館)が、本日発売。
ストーブ列車を中心にした同鉄道の姿に加え、昭和30年代の駅・風景や沿線住民のコメント、沿線の散策マップもまとめられた一冊で、巻末には発刊記念プレミアム切符も付属。
一私鉄のみを題材にこだわった写真集というのは珍しいし、同鉄道の単独写真集というのは、おそらく初めてではないでしょうか。
主な写真撮影、散策マップ制作はいずれも津軽鉄道サポーターズクラブの方によるもので、散策マップは制作に5カ月を要した手作りの労作。4月から沿線各駅にも置かれ、大好評なのだとか。
また、写真集の売上金からは(印税に当たる?)3%が津軽鉄道の車両修繕費などに充てられるそう。
個人的には、冬以外の同鉄道の姿を見られるのが嬉しいところ。これまで4度の乗車経験があるものの、季節はいずれも冬。。。なぜか片道はストーブ列車になってしまうわけで(^^;;
そんなストーブ列車の話題ばかりが先行し、暖かくなると話題性も薄くなりがちな同鉄道ですが、ここに来て各方面から支援の手が挙がっているよう。逆に、それだけ危機的な状況だとも言えるのかもしれませんが。。。頑張って欲しいところです。
5月にはわたらせ渓谷鉄道を題材にした『守ろう鉄路を わたらせ渓谷鉄道』(発行:まつやま書房)が発売されたばかり。
全国的にローカル私鉄の廃止が相次ぐ中、こうしたサポーター的役割を果たす出版物が増えていくかもしれないですね。
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