録画環境は4年前からデジタル、ハイビジョン対応化していたのに、テレビだけはアナログ4:3の29インチ。フツーではあり得ないようなアンバランスな視聴環境ですが、これも録画優先人間であるが故(苦笑)。昔から、録画機器に比べてモニター(テレビ)に関するこだわり度は低かったんですよねぇ。。。
ともあれ、そうした妙な状況を脱する日が到来しました(^^;;
エコポイントが11月末で半減するという決定に、背中を押されたことは言うまでもありません。でも、いったん期間を延長しておきながら、10月に入って突然、「11月末で…」と発表するのはどうなのよ。あまりにも行き当たりばったりな、無策な方針ではないのか? おかげで、市場は大混乱じゃないか。
この春頃から、時おり家電量販店に出かけてはテレビを見比べてきました。
その結果、やはり自分にはプラズマだなと。液晶は4倍速なら許容範囲だけれど、高値安定の価格がネック。
量販店の異常に明るい店頭では、液晶のほうが色鮮やかに、キレイに見えるケースも少なくない。でも、実際の使用環境は違いますからね。コントラスト感で負けて見えるプラズマのほうが、一般家庭ではブラウン管に近い絵作りを見せてくれるのではないでしょうか。液晶の場合、横方向の動きは4倍速等で改善されても、縦方向の動きが破綻する現象は否めませんし。4:3から16:9へと画面比が横長に変わったため、縦方向の動きは視聴の盲点になっている気もします。
てな能書きはこれぐらにして。
候補機種は、42インチのプラズマ(フルハイビジョン)。設置場所の関係で、これが限界サイズです。42インチではギリギリなので、本当は40インチがベターだけれども…。40インチのラインナップは液晶にしかないので、仕方ありません。
また、プラズマの場合はフルハイビジョン機=42インチ以上になりますからね。
以上の条件から、候補機種はPanasonicのTH-P42G2、TH-P42S2、日立のP42-XP05の3機種に絞られます。
この中では日立だけがHDD内蔵。録画機能があって価格帯もさほど変わらないのはアドバンテージですが、録画したコンテンツの取り出しようがないという現状では、意外に使いづらいかもしれない? ちなみに、日立製品のパネルはPanasonic提供なので、同機種とTH-P42G2は基本的に同じパネルを使用。ただし、本家のほうがより新しいものを使用しているらしく、まったく同じというわけではない。
Panasonicには上位機種のTH-P42V2や、HDD内蔵のTH-P42R2もありますが、価格帯的にパス。最近はビンボーなので…(^^;;
この3機種のどれかを買うつもりで、各家電量販店へ。決め手がないので、価格との兼ね合いを考えながら決めようと。
まずは、ヤマダのテックランド東京本店へ。LABIでないヤマダでは都内最大の店舗なのですが、平日午後とあってか意外に客は少ない。が、それより問題なのは販売員。テレビ売り場を見回してみても、メーカー各社の派遣販売員しかいません。参ったなと思いつつPanasonicの派遣員を捕まえ、価格交渉を始めようとすると…。
表示価格から1円も、1ポイントも下がりません。エコポイント半減バブルで超強気な売り手市場が形成されているとはいえ、それはないでしょ。でも、「メーカー派遣員なので表示価格以上の値引きは出せないんですよ」の一点張り。Panasonicは、価格崩壊を防ぐため派遣員に釘を刺しているのだろうか。
他にはSHARPとSONYの派遣員しかいないので、退散。この2社の派遣員を相手に、プラズマの交渉をしてもね(苦笑)。
ヤマダ電機から回り始めたのは、2万円ちょっとあるポイントを購入資金に充てたいがため。
続いて、LABI渋谷へ。バイクの駐輪場が建物屋上にあるため、LABIでは何となくここを優先してしまう。
が、先の東京本店同様、思ったよりも客が少ないぞ。量販店のテレビ売り場がすごいことになっているとの噂は、間違いなのか? また、こちらの販売員もメーカー派遣員ばかり。おいおい、ヤマダのテレビ販売員はどこに消えたんだ?
たまたま通りがかったSHARPの派遣員に尋ねるも、表示価格を告げるだけ。そりゃそうだ。
次の日立の派遣員は、「日立製品を売りたいけれど他社の価格も出しますよ」と対応してくれる。
- TH-P42S2 94500円+ポイント11%(10395円分)→実質:84105円
- TH-P42G2 119000円+ポイント15%(17850円分)→実質:101150円
- P42-XP05 129000円+ポイント21%(27090円分)→実質:101910円
ポイントのマジックで、販売価格の高いXP05をG2と実質同価格帯に持ってきたのは、やはり日立の派遣員が為せる技でしょう。今回のケースに限らず、HDD内蔵であることを考えればXP05の実売価格は驚異的とも言えますからね。
また、S2は注文に製造が追いつかないらしく、納期が年明けになるのは確実とのこと。発表当時は日本製だったS2が、中国生産(工場組み立てが中国なだけで、部品製造は日本国内)に変わったのはこの夏から。安価なためもっとも売れているのは確かですが、中国工場での生産性の低さも供給不足に関係している?
日を改めた日曜日、今度は都心部を離れ、郊外のヤマダ、ケーズ、コジマを回ってみる。
さすがに休日夕方。ヤマダやケーズのテレビ売り場は人、人、人…。ヤマダでは販売員を捕まえることすらできず、他人の交渉を立ち聞き。「LABIには価格で勝てませんから」と白旗を揚げている様子に、スルー。
LABIとヤマダ(テックランド)は、同じヤマダ電機でも系列が異なります。当然、出せる売価も違うわけで。
ケーズでは販売員と話せたものの、価格勝負には最初から応じない様子。
「正直、何もしなくても右から左に売れていく状況なので…。在庫を確保するだけでも精一杯なんですよ。11月上旬までは通常通りに販売していたのですが、6~7日の週末(11月最初の週末)を境に状況が一変しまして…」
そうですか。
帰り道にある地元のコジマに立ち寄ったのは、もう夜。客はほとんどいません。
半ば諦めながらLABIでの価格を伝えると、
「ポイントなしの実売価格を、(LABIの実質的な価格と)同じにします」。
うーん。。。ヤマダのポイントを使わないのであれば、かなり魅力的。
さらに別のコジマでは、S2を8万円ジャストまで下げられるという。
コジマはどこでも同じ価格なのかと思ったら、立地によって微妙に違うようですね。特にオープンから1年未満の店舗では、他店より高い割引率が許可されているそうな。
心はS2に揺らぐ。やっぱ安いほうがいいよなぁ。
*その2に続く。
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