ツーリングプラン『首都圏 東名・中央道コース ワイド』(2日間有効)を利用し、1泊2日で静岡方面へ。
このタイミングで静岡へ行く予定はなかったのですが、サービスエリア×「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」コラボキャンペーン(10月1日~31日)に合わせ、対象の牧之原SAを組み込んだツーリングに。まんまと、罠にハメられてます(苦笑)。
『ゆるキャン△』のゆる巡りスタンプに静岡県スポットが加わったこともあり、「いつでも行ける」と優先順位が低かった大井川鐵道エリアも巡ってみようかと。
行程的に金谷から千頭までが精一杯で、井川線沿線や畑薙ダム方面は無理でしょうが。そちらもいずれはスタンプ対象になるだろうから、またその際に…。
ツーリングプラン『首都圏 東名・中央道コース ワイド』は中部横断自動車道も全線フリー区間内なので、中央道から(無料区間以外は走行したことがない)同自動車道を経て、清水・静岡方面へ向かうことに。
その前に、『青ブタ』コラボキャンペーン対象の中央道・双葉SAに立ち寄り。前回の長野ツーリングでも利用していますが、同キャンペーン用のスタンプ台紙があることに気づかなかったので、その入手も含めて再び。

【コラボキャンペーン用のスタンプ台紙。梓川SAの分だけは諦め。この台紙への再捺印だけのために、安曇野までは行けない…】


【梓川SAは上下線の行き来ができるため、下り線にバイクを駐め、未食な上り線のコラボ対象メニュー:とんかつ定食で朝食。今回も朝からガッツリとんかつ…】
初めて完走する中部横断自動車道(南側区間)は、全線対面通行ながら、基本的な交通量が少なく走りやすい。双葉JCTからしばらくは南アルプスの展望が開け、身延エリアに入ると山岳風景と富士川のコントラストが楽しめる上、適度な勾配とコーナーが続くため飽きない(眠くならない)。
ただ、追い越し(=譲り合い)区間が南アルプス市から南部町までない(全線でも2ヶ所程度しかない)のは難。PAも甲府盆地の増穂だけなので逃げ場がなく、遅い車に引っかかれば延々と苦行に…。
清水や静岡で贅沢に東名を使いながら(ツーリングプランのフリー区間なので利用し放題)、マンホールカードや道の駅スタンプ収集、旅行貯金に勤しみ(苦笑)、やってきたのは旧東海道の難所:宇津ノ谷峠。
国道1号バイパスから宇津ノ谷集落への分岐点が道の駅なので、立ち寄りスポットとしてもちょうどいい。

【集落の入口からして、旧東海道の風情が漂う】

【集落を抜けた先の明治宇津ノ谷隧道(静岡側抗口)。旧東海道に沿って、明治初期に開通したもの】



【反対側(藤枝側)の抗口は、静岡側より経年劣化が進む】
その後もウロウロしながら、榛原郡吉田町へ。
同町のマンホールカード配布場所は、武田氏の遠州攻略拠点でもあった小山城跡。カード目的と城趾巡りの一石二鳥で、大変よろしい(苦笑)。
といっても吉田・御前崎方面へ向かう国道150号が大渋滞で、焼津から1時間半近くを擁したため時間切れ。模擬天守内の資料館は、パスせざるを得なくて残念。


【天守閣は内部を資料館化した復興模擬天守。山城なので、そもそも天守閣は存在しない】
時間的に立ち寄れる場所もなくなったため、一般道で東名・牧之原SAを目指す。
牧之原台地を貫く県道235号(菊川榛原線)は快走路で、ようやくツーリングらしい雰囲気に。高速を降りてからは、ほとんど街中ばかり走っていたので。道の両側には延々と茶畑が広がり、お茶どころを実感させます。
牧之原SAの一般道入口への分岐点は、茶畑だけで何の標識もなく。事前にストリートビューで確認していなければ、絶対に通り過ぎてしまう…。その後も一般道入口(=ぷらっとパーク)まで、案内は一切無し。高速SAの一般道利用は初めてですが、もう少し案内表示があっても良いのでは…。

【入口まで来ると、初めて案内板が】


【バイク用の駐輪場所も。四輪車用枠を作れない、ただのデッドスペースですが…】

【駐車場からSAへの徒歩入口には、「こっそり入れてやる」感が漂う(苦笑)。中に入ると、目の前はトラック用のパーキングエリア(SA建物の裏手)】

【『青ブタ』コラボキャンペーン対象メニューは、フードコートの「わら焼き鰹とビンチョウ鮪お造り膳」。食券販売機横のポップにもそう記されていますが、券売機のボタンや店内メニュー表記は「炙り鰹のたたきとビンチョウ鮪の相盛膳」。微妙に違うやん。念のため店員氏に確認しましたが、こーゆーのはトラブルの元だからヤめて】
この日の宿泊は、小山城跡から牧之原SAへ向かう際に前を通り過ぎた、旅籠屋・静岡牧之原店。
実は宿からすぐのさわやか吉田店で夕食をと考えていたのですが、行ってみると駐車場が空っぽ。「んー?」と店の前へ回れば「定休日」。さわやかが一部店舗を除き木曜定休なことは、後から知りました。ファミレスに定休日があるとは、思わなんだ…。なわけで、さわやか初体験はお預け。
再び同じルートを戻って到着した旅籠屋・静岡牧之原店では、バイクを駐めようとしたところにオーナー氏(?)が現れ、入口前の屋根下に駐めさせてくれました。旅籠屋の建築構造は全国共通仕様ですが、あの入口屋根下に駐めさせてくれたのは初めて。混雑具合にもよるでしょうが、こうしたフレキシブルな対応は嬉しい限り。チェックイン対応も親切で、好感度はさらにアップ。

【部屋に入ると、テレビ裏の電源に延長五連タップが挿されていて感心。旅籠屋は室内のコンセントこそ多いものの、二口ずつ分散していて意外に使いづらいもの。そこを改善する、ちょっとした心遣いに好感度がまたアップ】
*静岡ツーリング2日目へ続く


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