2025年6月4日(水)~5日(木)の1泊2日で、群馬県北部方面へツーリング。
今回も相変わらず「道の駅スタンプ」「ダムカード」「郵便局」を目的にしつつ、10日ほど前にようやく冬季閉鎖が解除された、群馬県道63号を走ってみようかと。
片品村から尾瀬をかすめて奥藤原(水上高原)へと至る県道63号は、以前から興味があったルート。日光側から金精峠越えで片品へ抜けた際は、時間切れで片品から帰路へ。その、リベンジの意味もあって。
1日目は、渋滞しがちな渋川市内中心部を避けるため、関越道の渋川伊香保ICを通り過ぎて赤城ICへ。
そこから戻るカタチで国道353号(旧道)~中之条~四万温泉へ。
四万温泉では日帰り入浴するか迷ったものの、著名な四万やまぐち館の前へさしかかると、駐車場だけでなく周辺道路まで路上駐車だらけ。嘘でしょ…な状況に、大混雑が容易に想像でき…。しかも有名な大露天風呂は、日中の時間帯(日帰り入浴時間帯すべて)が女性用。なのでパスして、四万川ダムへ。
その後に立ち寄った道の駅 霊山たけやまは、なんと定休日。どうりで、駐車場がガラ空きだったわけだ…。
手持ちの古いスタンプ帳(2022年版)には、「休館日:12~3月の水曜」と書かれていたのですが。いつからか、通年水曜休館に変わったらしく。
仕方なく、上州真田三名城で唯一未訪だった名胡桃城跡へ。
国道145号は、やはり走りやすい。初走行の県道63号も、同じく。
名胡桃城跡は、どうせ小規模の砦だろう…などとナメていたところ、いい意味で予想を裏切られることに。
確かに規模は小さいながら、自然地形を巧みに活かした郭(曲輪)や掘割など、縄張りに感心させられました。岩櫃城のように完全な山城でも、沼田城のような平城でもない里山的な地形と、この地域らしい河岸段丘を組み合わせ、見事に砦化しているわけで。
発掘調査の完成度や再現度の高さにも起因するのか、様々な築城意図が目に見える様に、すっかり魅入られてしまいました。
【城跡入口。名称板の向こうは“馬出し”】
【本郭(本丸)の先に築かれた、出城的な「ささ郭」の向こうは河岸段丘】
相俣ダムでダムカードを入手した後は、猿ヶ京温泉の日帰り入浴施設:まんてん星の湯レストランで相俣ダムカレーを。15時半頃と半端な時間だったためか、駐車場もレストランもガラ空き。
半ばネタで食したダムカレーですが、これがなかなか。企画モノ的メニューでイマイチなものが少なくないダムカレーとしては、秀逸かも。上州麦豚バージョン、舞茸バージョンとルーが2種類あることからも、本格的にメニュー開発されたカレーだとわかります。
【上州麦豚バージョン。ルーには大ぶりの肉がゴロゴロ、地の野菜+唐揚げ4個と具も十分。見た目以上にライスも多く、迂闊に食べ進めればルーが足りなくなること必至。普通盛りで満腹に】
【サラダ皿の下にはダム堤体部を置くための別皿も用意され、ダム決壊後(笑)はこんな感じ。配膳の方が、隠れた別皿のことも丁寧に説明してくれました。カレーが盛られた特製皿(堤体部付き)も2,200円で販売中】
【ダムカレー限定のオリジナル・ダムカードも付属】
当初は沼田に宿泊するつもりだったものの、考えていた旅籠屋・沼田店の通常ルームは満室。数日前まで、空いていたはずなのに…。天気予報を見ながら前日まで予約を遅らせた結果、空室はペット同宿可(喫煙可)の部屋だけに。
ペット可の喫煙ルームは、前の宿泊者次第で快適度が大きく変わりそう。周りの部屋もペット可で、非常識な飼い主が隣室だったら目も当てられない…等の理由からパスすることに。
で、視点を変えてHOTEL R9 The Yard 前橋を予約。100店舗達成記念キャンペーン(15%オフ)が、6月までだったこともあり。
ツーリングプラン:関越道・東北道コース利用なので、関越道の沼田IC以南はフリー走行区間。高速料金を気にせず駒寄スマートICまで走り、同ホテルへ。
*関連日記:HOTEL R9 The Yard 前橋
*群馬北部ツーリング:2日目へ続く
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