2024北海道ツーリング

[Bike] V-Strom650XT[Travel] Diary

6月8日(土)~30日(日)まで、北海道ツーリングへ。
往復とも新潟からの新日本海フェリー、秋田に寄港する新潟-苫小牧東便を利用。

  • 東京-新潟間は自走なので、出発日と帰宅日は二輪車定率割引が適用される土日
  • 日曜は休航なため、往復で船を変えるなら出発日は土曜、帰宅日は日曜

てな縛りから、日程は1週間単位でしか考えられず。二輪車定率割引の土日限定が恨めしい…。

新潟-小樽便でなく秋田寄港便を選んだ理由は、昨年のツーリングで乗船した小樽便の新造船:らべんだああざれあが酷かったため。
個室の壁は薄く、隣室の音が盛大に聞こえてくる。レストランや通路・ロビーなどパブリックスペースも狭く(少なく)、食事時は船内が喧噪状態に。レストランの営業案内を聞いて食事に赴いても、空席探しの苦労は必然。かといって部屋にいても落ち着けず…。コストダウンの塊的な安普請さに呆れ、もう乗りたくないと思ったわけで。
それなら、就航20年超の旧型船でも、過去の乗船時に不満が少なかった秋田寄港便:らいらっくゆうかりのほうが…と。過去の乗船は、両船がまだ新潟-小樽航路に就航し、御船印プロジェクトなどなかった頃。なので、改めて御船印を入手する目的も。

秋田寄港便の場合、往路は苫小牧に夕方着で、その日は宿へ行くだけ。勿体ないとはいえ、新潟発が22:30と遅い分、のんびり出発できる気楽さは有難く。何かトラブルがあっても、対応しやすいですし。
新潟-小樽便は時間を有効に使えるものの、新潟発12:00、小樽着04:30で忙しないんですよね。
今回は道東と道央北東部が目的なことから、復路も苫小牧東港19:30発が使いやすい。小樽17:00発だと、最終日は事実上半日しか使えないわけで。僻地に近い苫小牧東港の立地も、道東方面とのアクセスなら、かえって利便性が高いわけで。
ちなみに、就航3船とも御船印を入手済みな太平洋フェリー(仙台-苫小牧)、総じて割高な商船三井フェリー(大洗-苫小牧)は、最初から選択肢に入れず。太平洋フェリーは、お得だった早割が廃止されてしまったことも…。代わりに設定された早得21は、割安感がイマイチ。

*太平洋フェリー公式サイトより抜粋引用

「早割」はご乗船日の28日前までの予約・購入で、最大で50%割引になるおトクな運賃です。
※2等、C寝台、B寝台、S寝台、エコノミーシングルは50%OFF、1等(インサイド・クロスツイン・アウトサイド・フォース)、特等は40%OFF
※車両(乗用車・二輪車)は30%OFF

「早割」は、2024年3月31日乗船分をもちまして販売を終了することとなりました。
たくさんのご愛顧をいただきまして誠にありがとうございました。
さらにご利用しやすくパワーアップした「早得21」が登場しておりますのでぜひご確認くださいませ!
皆さまのご乗船をお待ちいたしております。

今回の主目的は、昨年から2年越しとなる道の駅スタンプラリー完全制覇に、未入手な道東・道央の北の大地の入場券、ダムカード、マンホールカード。さらには、釧網本線の全駅訪問、日本本土四極・最東端到達証明書の入手など。
目的が明確な分、3週間の長旅にしては忙しいツーリングになってしまったとも。いちばん忙しなくさせる要因は、郵便局かもしれませんが…(苦笑)。

  • 道の駅スタンプラリー:初の完全制覇達成(昨年2回と併せて計3回のツーリングで)
  • 北の大地の入場券:釧路湿原駅以外はコンプリート
  • ダムカード:道内ダムカードを全入手(2024年春時点)
  • マンホールカード:新規追加発行の恵庭市3種類目、北広島市2種類目、天塩町3種類目と、在庫切れの斜里町、カード配布後からは未訪の利尻町、昨年の訪問時に入手し忘れた上ノ国町以外は揃う
  • 釧網本線の全駅を訪問
  • 日本本土四極・最東端到達証明書も入手
  • 4回目の訪問で、初めて晴れた(雨と濃霧で視界ゼロじゃない)知床峠
  • 過去3回は快晴で、今回も薄曇りながら「霧じゃなかった」摩周湖

道の駅完全制覇認定証
本土四極最東端到達証明書

5,000km弱も走り回った分、目的はほぼ達成。
一度でいいから「霧の摩周湖」を…との想いはさておき(苦笑)。
釧路湿原駅の北の大地の入場券は、販売場所の細岡展望台まで行きながら買い忘れ…(痛恨)。他にも何ヶ所か、買い忘れて戻ったりしましたが、いずれも駅以外の場所で販売していたケース。正直、すべて駅で販売して欲しいわ(無人駅なら近隣の有人駅で)。

知床峠

が、キャンプツーリングとして楽しめたかは…正直、微妙。
道内の正味18日間で、丸一日快晴だったのは3~4日ほど。あとは曇りと雨。一滴も雨が降らなかった日は、10日もなかったんじゃ。
しかも、気温が6月としては異様に低く。天気予報でも連日、5月中旬並みと告げていたように、地元の人も「あり得ない寒さで震える」と。気温が低い道東を主に巡ったこともあるでしょうが、日中の最高気温が15~17度、夜間は一桁まで冷え込む日が続き…。本州なら冬キャンプで、そんな準備はしてないよ(泣)。
結局、寒さと悪天候から、移動だけの初日を除く道内18泊中、キャンプは10泊のみ。その大半は、テント内で寒さに震えていました…。

さて、来年は…。うーん、ちょっと一区切りついた感もあるだけに、どうしますかね。
正直、どこへ行っても「以前に訪れているしな」と思ってばかり。ツーリングライダーなど見かけない内陸部の道道も、全通済ルートはほとんど走ってしまったし…。

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