予約しておいた『ツーリングマップル 北海道 2024』が、発売日(3月14日)に届いたのでパラパラ…。
今年から北海道版だけに新掲載された《鉄道史跡》は、保存駅舎や橋梁などの“わかりやすい”遺構が主で、記念碑と駅名標だけの駅跡などは大半がスルー。鉄道ファン向け媒体ではないし、ある意味、予想通り? 大きな期待を持っていたわけではないものの、ほぼ行ったことがある場所ばかりなためか、「もうちょっと」感が漂わなくもないような…。
むしろ、「こうした対象に視点が向いたこと」に意味を感じるべきかと。今後は、他エリア版への掲載にも期待したいですね。
もうひとつ、やはり北海道版だけの変更点《拡大図の増強》は…。
もっとも刷新して欲しかった札幌は、掲載エリアが若干増えただけで、やはり使い物にならない印象。街並みの区画と主要道路(国道)の関係性が妙で、方向感覚が狂いやすい旭川や釧路も「この程度の変化か…」と。
(拡大図以外の)不要なページも少なくないだけに、どうせなら全面刷新し、もっと都市部拡大図ページを増やして欲しかったところ。
などと第一印象は微妙でしたが、よくよく細部まで見ると、大都市以外の拡大図でも掲載範囲が広がっていることに気づき。
従来は局所的過ぎて意味がなく思えた地方の拡大図も、少し広くなることで掲載スポットが増え、実用性が確実にアップ。その地区に何かしら目的があって行く場合、ランドマーク的なポイントや、記載スポット増の有難みを実感できるはず。
地味で目立たない刷新ではあるものの、なるほど、何気に進化し続けているなと。さすがツーリングマップル。
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