スーパーカブ110ストリート 慣らしプチツーリングで秩父へ(1)

[Bike] スーパーカブ110ストリート
[Bike] スーパーカブ110ストリート[Travel] Diary

この日もカブ110ストリートの慣らしを兼ねたプチツーリングで、秩父方面へ。
ウチのあたりから見た秩父といえば、「行こうと思えばすぐに行ける場所」ではあるものの、「実際に行くと遠い」、「日帰りでは行きたい場所を回りきれない」という、けっこう中途半端なエリア。1泊2日ぐらいで巡るとちょうど良い感じなのですが、「泊まるには近すぎる」イメージも強く、結局は足が伸ばしにくい地域なのです。

秩父4ダム巡り まずは浦山ダム(秩父さくら湖)へ

この日も「早起きできたら…」と思っていたところ、本当に早く起きられてしまったもので(苦笑)、早朝6時頃に出発。
所沢から国道463バイパス、飯能から国道299をひた走り、8時ちょい前には道の駅:あしがくぼ果樹公園に到着。早朝だけに渋滞もなく、けっこういいペース? 秩父へ行くなら、これぐらい早い時間帯に出なければ厳しいかも…。

秩父からは国道140号に入り、まずは浦山ダム(秩父さくら湖)へ。
実はこの日、秩父へ向かったことには理由がありまして。
先日の宮ヶ瀬湖でたまたま入手し、その存在を知った天皇陛下御在位三十年記念ダムカードの配布期間が、この日(5月31日)までだったんですね。とりあえず近場で、同ダムカードが配布されているダムを何ヶ所かを回れそうなエリアは…と考えたところ、秩父だったわけで。
さらに二瀬ダムでは、浦山ダム、合角ダム、滝沢ダムのダムカードを提示すると、オリジナルのダムカードが配布される特典付き。この特製カードの存在は以前から知っていたので、何かの機会に…と思っていたのです。合角ダム以外は天皇陛下御在位三十年記念ダムカードも配布されるダムなので、上記4ダムを巡れば一石二鳥だと。

浦山ダムは観光にも力を入れているようで、ダム横には食堂もある資料館を併設。この日も、社会科見学らしい小学生の集団が観光バス数台で訪れていました。
とはいえ、基本的には静かなダム。標高が高いこともあり、空気が澄んでいる感じで、とても気持ちの良い場所です。
秩父さくら湖は自然環境にも恵まれた巨大ダム湖なので、周囲の何ヶ所かにも展望広場や施設が整備されているとか。この日は時間がなくて回れませんでしが、上流の浦山渓谷なども含め、いずれのんびりと再訪してみたいかも。

 浦山ダム
 浦山ダム2
 【浦山ダム防災資料館「うららぴあ」。1階の「さくら湖食堂」にはダムカレーもあるようですが、11時オープンなので見送り】

 浦山ダム3
 浦山ダム4

 浦山ダム5
 【天端からはエレベーターでダム直下へ降りられる】

 浦山ダム・ダムカード
 【ダムカードは、天皇陛下御在位三十年記念ダムカード、2019年4月から配布が開始された管理開始20周年記念カード、ノーマルカードの3種類を】

小鹿野から合角ダム(西秩父桃湖)へ

続いては、国道140号を秩父方面へ少しだけ戻り、影森から県道209号(一部43号)で小鹿野町を通り、合角ダム(西秩父桃湖)へ。
国道140号から小鹿野方面へは、どこを通っても山越えに。地図を見ても真っ直ぐなルートがなく、ややこしそうな印象で距離感もつかみづらいなぁと思っていたら…。案の定、道を間違えました(苦笑)。
ナビを付けていないため、県道209号と72号の併用区間で、小鹿野へ向かう209号の分岐に気づかなかったらしく。のどかな山間の集落を抜けるルートが心地よく、そのまま県道72号を走り抜けてしまったようです。なぜか元の国道140号に出てしまい、「あれ??」。地図で確認すると日野のあたりらしく、同じ道を戻ることに。
なわけで、浦山ダムから合角ダムまで1時間半ちょっと(到着して落ち着くまでには2時間弱)。旅行貯金で郵便局に立ち寄ることもあり、予想外に時間がかかってしまいました。

まぁでも、合角ダムへはなかなか楽しいツーリング。
行きはメインアクセス路の県道71号でなく、みどりの村から山越えしていくルートを選択したため、ほぼ通行量ゼロな快走路を楽しめました。
この日は平日でしたが、ダム駐車場にはツーリングらしいバイクも何台か。ダムを通る県道71号や282号はツーリングマップルでもおすすめルートになっているためか、走りに来てダム湖で休憩…といった感じなのでしょうね。皆ソロだったことにも、納得。

 合角ダム
 合角ダム2
 【合角ダムは、何もない山中のダム湖といった風情。一昔前までのダムは、これがフツーだったのですが…。観光用エレベーターもありません】

 合角ダム3
 合角ダム4

合角ダムの後は、滝沢ダムを目指します。
両神温泉を通る県道37号で、荒川沿いへと下っていくコース。県道37号は意外に交通量が多く、秩父の懐の深さを感じさせられました。
道の駅もある両神温泉はゆっくり立ち寄りたいスポットですが、この日はパス。やはり秩父への日帰りは、いろいろと省略しなければ難しい…。

慣らしプチツーリングで秩父へ(2)に続く

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