V-Strom650の積載は、トップケース(GIVI:V56NN)とサイドパニア(BUMOT)が基本。
もっとも、降りてバイクを離れる際のヘルメット収納を考えると、トップケースは1/4程度しか使えず。そのため、日帰りや1泊程度のツーリングでもサイドパニアを装着するケースが多く。
ただ、やはり操作性に「重さ」を感じ、渋滞時にも気を遣う…。
とはいえトップケースだけで出かければ、積載量不足に悩まされ…。
そこで、たまたまYouTubeで見たツーリング動画に「んん!?」。
トップケースとシートバッグを併用する姿に、「その手があったか!」と。
トップケースとシートバッグは排他的なイメージで、トップケースを付けているならシートバッグはNGと、何となく思い込んでいたわけで。考えてみれば、両方でもいいんじゃなイカ?
それが可能なら、荷物が少なめの際はサイドパニアを装着する必要もないと。
調べてみると、タナックスやデイトナ(Henly Begins)など、メジャーなシートバッグは(最小モデルでも)奥行が30cm前後。図ったかのように各社統一サイズなことには、理由があるのでしょう。
トップケースを装着した状態でV-Strom650のリアシート部を採寸すると、シートバッグが載る部分の奥行は30cm強。ジャストフィットともいえそうですが、自分はフロントシート部の後ろめに座るため、背中がシートバッグに当たりそう。
そこで思い浮かぶのが、北海道ツーリングで、リアシート部にドライバッグを2個載せた際のこと。ちょうどリアシート部に収まり、背中に軽く当たっても「背もたれ的で楽かな」と思ったところ…。無意識に乗車位置を前へズラしてしまうらしく、1日走り終えると膝・腰に痛みが…。
翌日からはドライバッグを縦に重ね、リアシート部の前側を空けるようにしたところ、問題なし。
つまり、奥行30cm程度の一般的なシートバッグだと、その二の舞いになりかねないと。
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うーん…と、いったんは諦めたものの、ふと目に留まったのが上記のRSタイチ:RSB317。
「タイチのバッグ?」とは感じたものの、サイズ詳細をよく見れば、奥行が27cm。他社製品より短く、これなら大丈夫じゃなイカ?
が、このモデルは2025年5月に発売開始されたばかりの新製品。初期ロットは完売で、追加生産分がようやく出回り始めたところらしく。
メーカー在庫はあるため、(取り寄せの)各ネット通販では購入可能なものの、近隣のNAPSや2りんかんには店頭在庫なし。実物を見て判断することができず、半ばギャンブルで通販注文することに。
*購入店:バイク用品専門店サイクルワールド(楽天市場)
*購入価格:12,469円(税込) (定価:14,850円)

【上蓋+内蓋の二重構造な他社製品と違い、開口部の蓋は1枚のみ。その分、雨には強くないかも? ファスナーはYKK製(止水ファスナーではない)。スライダー部に鍵の装着は不可で、防犯性は無視されている】

【蓋をした状態の天板部やリアパネルは、あまり重くない物なら載せても耐えられそうな強度。入り切らない荷物をネットで括るなど応用は効きそう】

【サイド部の「TAICHI」ロゴは、メーカー公式や商品販売サイトの画像ほど目立たない。拡張部は予想以上に丈夫で、拡張しても左右が垂れ下がりにくい】

【説明書通りに組み立てると、気室の手前部に小物収納スペース(赤色で囲った部分)ができる。上が広く下が狭い中途半端な構造なので、使い勝手は今ひとつ?】

【小物収納スペースの仕切り板は、倒して底板化することも可能。非拡張時18リットルの容量に余裕はないので、このように1気室を丸ごと使えたほうが便利かも】

【通常とは逆に、開口部を前向きに装着。トップケースと併用なので、このほうが使いやすい。ベルトと接続するバックル部が回転するため、装着の向きや位置はフレキシブル】

【予想通り、奥行27cmだとリアシート部に収まって余裕あり。後ろめに座っても、背中には当たらない。トップケースの開閉も問題なし。スクエアなデザイン形状は、前向き装着でも違和感を抱かせない】

【装着は付属のオクタフレックスベルト(X型)を利用し、シート下に挟んだだけ。リアシート部が大きいこともあり、高速を片道100km以上の走行でも緩んだり傾くことなし】
と、総じて満足度は高めですが、やはり18リットル(非拡張時)は「小さいな」とも。
奥行30cm未満にこだわった結果なので致し方ありませんが、印象としては「意外に入らない」。
メーカーの製品紹介では「容量24リットル」を謳っていますが、それは拡張時のこと。他社製品の最小モデルが概ね20~24リットルなのに対し、RSB317は18~24リットル。拡張時は同等でも、非拡張時は少し小さい。外部ポケットやボトルホルダーなどもないため、絶対的な収納力はライバル製品より劣るわけで。
トップケースの余白部+タンクバッグを加味しても、1泊が限界かなと。ツーリングの帰路、道の駅で野菜を少し買ったところ、パンパンになりました。拡張すれば良いのですが、見た目が悪くなるので…。
*追記
約1時間半ほど高速+一般道での雨中走行をしましたが、シトシト降り続ける程度の雨だったためか、内部への浸水はなく。
(たまたまレインカバーをかけ忘れて)
表面素材は水を弾いている感じで、ファスナー部も含め、そこそこの耐水性はありそう? 上蓋のファスナー部を覆い隠すような構造が、功を奏したのかも。ゲリラ豪雨や土砂降りだと、さすがに厳しいでしょうが。
ちなみに、中身の荷物で濡らしたくない衣類などは、登山用品のスタッフバッグ(簡易防水)に入れて収納。こうしたスタッフバッグを使えば、レインカバーを装着する余裕がない、急な雨でも安心度が増します。荷物の小分けにも便利なので、個人的には様々なサイズが必需品だったり。
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