長野(蓼科)ツーリング1日目(2025.09.24/水)

[Bike] V-Strom650XT[Travel] Diary

ツーリングプラン『首都圏 東名・中央道コース ミニ』を利用し、1泊2日で蓼科方面へ。
『首都圏 東名・中央道コース ミニ』は、ツーリングプランの中でも利用数が最多といわれるだけに、使い勝手と価格のバランスが良好で。2,500円は、正直安いと。
個人的には、韮崎(中央道)や富士(東名)までエリア拡大して欲しいところですが。

初日は、都内から対象エリア限界の甲府昭和ICまで中央道を利用。都内渋滞を避けて早朝出発したため、勝沼ICを過ぎた先の釈迦堂PAで朝食兼休憩。フードコートはラーメン店ですが、ご飯物や朝限定のセットもあり。
PA自体は小規模なものの、二輪車用スペースも整備され、利用しやすい。総じて利用車・利用者が少ないためか、フードコートも含めて落ち着けるのがいい感じ。ネット記事でお勧めされていたことにも納得。
特に下り線は、左コーナーを曲がってすぐPA入口なので、意識していないと、うっかり通り過ぎてしまう。しかも手前の表記が「釈迦堂PA」ではなく、単なる「P」。路肩の非常駐車帯かと勘違いしそうなことも、利用者が少ない要因? 何にせよ、中央道では穴場的なPAかなと。

釈迦堂PA
【叉焼まぶし膳(朝限定)/850円】

甲府昭和ICからは国道20号・韮崎経由で、山梨県から長野県南相木村方面へ。
初走行の韮崎市郊外から北杜市山間部へ向かう茅ヶ岳広域農道は、なかなかの快走路。週末は、沿線のハイジの村へ向かうファミリーカーで混雑するかもしれませんが。甲府昭和ICから韮崎までの甲州街道も途中までは片側2車線で流れるため、予想以上のスムーズさで塩川ダム(みずがき湖)周辺に到達。
いつ以来か思い出せない増富温泉に寄り道してみると、その寂れようは想像以上…。公営の日帰り温泉施設が、老朽化で休業していることも大きいのでは。ただ、立ち寄った増富郵便局で聞いたところ、施設改修の施工がようやく決定し、来年から工事が始まるとのこと。2026年下半期か2027年上半期には、復活しそう?

日受淵

日受淵2

【増富温泉街を抜けてすぐの日受淵。遊歩道も整備されているらしい】

長野県南相木村側への県境超え(信州峠)も、気分よく走れる快走路。ツーリングプランからのオプション的ルートが、またひとつ増えました。
が、目的のひとつだった南相木ダムのダムカードは、残念ながら入手できず。あれだけ山奥のダムまで行って写真を撮ってきたのに、カード配布場所の南相木温泉・滝見の湯が臨時休業とは…。火曜定休で、この日は水曜なのに。要は前日の9月23日(火曜)が祝日で臨時営業し、代わりに24日(水曜)が休館だと。「聞いてねーよー!」ですが、後で公式サイトを見ると、ちゃんと記載されていました…。
迂闊だったとはいえ、なかなか来られない(他に目的がない)場所だけに勘弁して…。

滝見の湯

滝見の湯2

【滝見の湯。玄関前では、釣りキチ三平がお出迎え】

犬ころの滝

【「滝見の湯」の名称通り、温泉の裏手を流れ落ちる「犬ころの滝」】

温泉でのんびりする目論見も外れ、その後は郵便局巡りに(苦笑)。ちょうど旅行貯金の空白地帯だっただけに、良しとしますか。
北杜市・長野県側山間部~南相木村・北相木村周辺は、どこも交通量が少なく、走りやすい。山越え県道は舗装林道レベルでも、さほどタフではなく、対向車も来ないので、森林感を堪能できました。
山間・高原部からいったん南牧村へ下り、秘湯として知られる稲子湯のさらに先、ほぼほぼマイナーなスポット:八岳の滝に着いたのは、もう15時半過ぎ。山深い林間なので薄暗く、熊が怖い…。車数台分の路肩駐車スペースから滝まで徒歩5~6分ですが、登り坂なこともあり、15分ぐらいに感じられたかも。

八岳の滝

【バス停のすぐ横が滝への遊歩道入口】

八岳の滝2

【沢沿いを遡上していく】

八岳の滝3

【滝までは延々と緩やかな登り勾配が続き、けっこう息が切れる。足元には拳大の石がゴロゴロし、道幅いっぱいに洗い越しな場所もあるため、歩きにくい】

八岳の滝4

滝から戻ってくると、ちょうど路線バス(小海町営バス)と遭遇。滝への遊歩道入口にバス停があるので当然とはいえ、とても路線バスが通るような道ではないため、一瞬ビックリ…。車内を見れば無人の様相で、イメージは猫バス(苦笑)。
稲子湯の利用者や登山者向け、あるいは小海リエックスなど松原湖リゾート周遊の路線バスでしょうが、維持が大変そう。ちなみに、八岳の滝バス停を通るバスは1日4往復。16時過ぎに見かけたこのバスが、最終便でした。

その後はメルヘン街道(国道299号)で蓼科高原側へ下り、北八ヶ岳山麓のロッジモーティブへ。
国道299号は相変わらず路面ガタガタ、先が読めない九十九折・急勾配の連続で走りにくい…。「メルヘン街道」なんて、誰が命名したんだか。シートが厚く尻が痛くなりにくいV-Strom650でも、1時間足らずで尻痛に。できれば走りたくないものの、他に選択肢がないわけで。
ロッジ・モーティブは2023年10月以来、二度目の宿泊。前回同様に宿泊者は自分だけで、夕食後はオーナーさんとバイク・ツーリング・キャンプ・カメラ談義に(笑)。

ロッジモーティブ

ロッジモーティブ2

【一体は、いわゆるペンション村として開発された地区だそうな】

ロッジモーティブ2

【建物前にはオーナー手作りの屋根付きバイク駐輪場】

ロッジモーティブ2

ロッジモーティブ2

【部屋は冷暖房完備。広めの荷物置き場が嬉しい。廊下の本棚にはバイク雑誌や漫画がたくさん】

長野(蓼科)ツーリング2日目へ続く

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