先日のST3000DM001-9YN166に続き、同じSeagateの3TB・HDD:ST3000DM001-1CH166がセクタエラーを吐き始めました。
(導入は2003年1月。製造は2012年12月)
*参照日記:3TBのHDD、Seagate:ST3000DM001-9YN166が不調に(その1)/同(その2)
(その後はエラー増加もなく正常に使えてしまっている)
しばらく前から、アクセスしている間は(このモデル特有の)ヘッド退避音「カシャッ」が鳴り続け、同時に「ガガガ…」という異音を伴う状況が頻発するように。こりゃマズイなと思いつつ、PCを再起動すると収まるので放置していたところ、遂にCrystalDiskInfoで「注意」表示が出るように。
「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」は、それぞれ8。「05:代替処理済みのセクタ数」は0。SeagateのHDDは、セクタエラーが出ても代替処理をしてくれないようですね。
今回もSeagateのディスク診断ツール:Sea Toolsを走らせてみたところ、ショートリードテストはパース、修復は失敗。ここまでは、9YN166の際と同じ。9YN-166はWindowsのチェックディスクで若干の良化が見られたものの、今回はダメ。変わらず。
さらにHDAT2を実行すると、ようやく修復されました。
「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」が8から0に変わり、「05:代替処理済みのセクタ数」が0から8へ。全てが0となり、CrystalDiskInfoでも「正常」状態に戻った9YN-166と違い、今回は「注意」のまま。単純に代替処理されただけ。
これで再びC5やC6が増えるようだと、もはや。というか、今の時点で一刻も早く買い換えるべきかも。
やはり、Seagateの3TB(ST3000DM001)は不良モデルでしたね。当初から抱いていた嫌な予感が、的中してしまったと。
2TBではWestern Digital製品、3TBではSeagate製品が鬼門に。両メーカーともモデル毎に信頼性の差が大きすぎ、「どちらがいい」とは一概に言えないのが難しいところ。1TB増える新モデル毎に博打のような状況を余儀なくされるのは、ホント勘弁して欲しい…。
で、念のため、Seagate:保証の確認(RMA=メーカー保証確認)サイトでチェックしてみると。
なんと、RMA保証期間内(2015年3月19日まで)でした。
同じCFD販売扱いの9YN-166は、保証外だったのに。
2012~2013年頃のSeagate製品には、1年保証と2年保証のモノが混在していると聞いていましたが、それを実体験するとは(苦笑)。2013年1月購入(2012年12月製造)なので、厳密には2年+3か月の保証ということになりますね。
うーん、どうしよう。
*追記
この後、改めてSea Toolsを走らせたところ、ショートセルフテスト、ショートリードテスト、ロングリードテストともパース(成功)。
いや、これじゃRMAにも出せないじゃん。
CrystalDiskInfoで表示されるS.M.A.R.T情報は同じで、相変わらず黄色の「注意」表示。この中途半端な状況は、困るよ…。
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