2012年7月に購入した3TBのHDD、Seagate:ST3000DM001-9YN166が、CrystalDiscInfoで「注意」を発するように…。
「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」が、ワラワラと増えていく。。。
【↑ デスクトップの壁紙は気にしないよーに(^^;;】
このST3000DM001、それも初期型の9YN166モデルは、使用開始当初から「鬼門」を予感させるドライブではあったんですよね。
新品でもアクセス時に「ギュッ、ガシャッ」という異音を発する現象は、メーカーから“仕様”だと公表されていました。でも、後に「音を発しなくなった」修正ファームウェアが公開されるなど、あまり信用はできない? そもそも、同モデルなのにファームウェアのバージョンが異様に多いことからも、不安定な製品だと…。それがわかる頃には、後の祭りなのですが(苦笑)。
ちなみに、このST3000DM001は、ファームウェアが(最初から)CC4B。
話題となった更新対象ファームウェア:CC46、CC47、CC49、CC4C、CC4Gには該当せず。
(*参照:Barracuda (1TB/disk platform) Firmware Update)
更新を試したこともありますが、やはり途中でNGに。更新できれば、例の「カシャッ」音もしなくなるらしいのですが…。
回転数が7200回転で発熱もけっこうあるため、ST3000DM001の2台だけは、他ドライブとは別の5インチベイに設置するなど気も遣っていました。通常のHDDベイに設置すると、温度がすぐに50度を超えてしまうので…。
それでも、やはり。。。
とりあえず10時間かけ、2.2TB分ほどあったファイルを他ドライブに緊急待避させてみれば、全1,217ファイルのうち1ファイルだけがReadエラーで読み出せず。発見が早く、被害を最小限で食い止められたということでしょうか。
参ったなと思いつつ、Seagateのディスク診断ツール:Sea Tools(Windows版)でチェック。
【↑ 「ベーシックテスト」の「ショートリードテスト」は、パース(成功)】
【↑ 同じく「ショートセルフテスト」は、失敗】
【↑ 同じく「すべてを修復」~「高速修復」も、失敗】
後にSea Toolsの「ロング修復」を試しても、やはり失敗。(6時間ぐらいかかった)
いやー、ダメだこれ。。。
念のためWindowsのチェックディスクもかけ、再びCrystalDiscInfoで調べてみると。
完全修復はできなかったらしく、「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」は減少したものの、状態は「注意」のまま。
ただし、Readエラーを起こしていた1ファイルは無事に読み込め、他ドライブへの待避もできました。
購入した2012年当時、SeagateのHDDには1年保証と2年保証の製品が混在していました。
ウチのは国内でもっとも一般的に流通していたCFD販売扱い白箱入りで、これはCFD独自の1年保証しか付いていなかったはず。
でも念のため、ダメ元でRMA(メーカー保証)の確認をしてみました。
【↑ やはり、「保証ステータス」が「Out of Warranty」でした…】
さて、どうしますかねぇ。
同じSeagateでも、より古く、使用時間も長い2TBモデル:ST2000DL003は、3台とも健康&元気に動いてくれているんですよね。
やはり、3TBモデルだけが鬼門だったのかなぁ。嫌な予感を信じるべきだった…。
*その2に続く。
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