ハードオフのジャンク箱で、ビデオカードを探すついでに漁ってきたのが、サウンドカード。
(参照:「TX100 S1 にビデオカードを追加」)
音源はもう長いこと、USB接続でミニコンポ(SONY:CMT-M333NT)に接続していました。かつてNet MD目当てに導入した機種ですが、今となっては無用の長物。単にPC用オーディオデバイスとして使うには、デスク周りのスペースを食い過ぎる。
なわけで、どうせカード装着作業をするなら、余っているPCIバスにサウンドカードでも挿してみようかと。
Sound Blasterの箱入りもジャンクで1000円など、こちらの選択肢は豊富。T-ZONEやヨドバシカメラの1~2万円という値札付き箱入りが、ジャンク1000円で何箱も…。哀愁を感じますねぇ。
知っている人ならわかるでしょうが、当時のSound Blasterといえば、異様なまでに巨大な箱が特徴でした(苦笑)。あんなものを入手してもゴミが増えるだけで、付属のドライバがWindows7(64bit)で使えるとも思えない。それなら、カード単体ジャンクのほうがいいよ。
【↑ Soundo Blastre Live! 5.1(MODEL:SB0100)。鳴ればいいので、あちこちピンが曲がっていても気にしない(^^;; 500円】
PCIバス用でいいなら、新品のSound Blaster 5.1 VXでも1800円程度。TX100 S1での動作実績も、あちこちで見かけます。
でも、今さらPCIバスのカードを新品で買うのも…。そこは「おジャンクな」楽しみということで(汗)。
ちなみに、TX100 S1にサウンドカード(PCI)を装着する場合、電圧3.3ボルト/PCI2.1対応製品でなければ動作しないそうです。
さて。装着してはみたものの、Windows7(64bit)では認識されません。
電源を入れれば接続したスピーカーから「ブツッ」という音がするので、カード自体が死亡しているわけではなさそう。
公式サイトでドライバを探しても、サポートされているのはWindows2000かXPのみ。いろいろ落としてきて試すも、「Sound Blasterが見つからないよ」エラーばかり。自社製品なんだから、見つけてくれよー。
やっぱり、Sound Blasterは鬼門だなぁ。かつてサウンドカードを使っていた(Windows95までの)頃、何かと「さんざん」悩まされた記憶が甦る。当時から、定番製品にもかかわらず面倒さは天下一品でしたからね…(苦笑)。
こりゃダメかな。高価なものでもないし、新品を買えば良かったかと思いつつ、何か手はないかと探してみれば。
kX Project(http://kxproject.com/index.php?language=en)というDTMプログラムの、kX Audio Driver(http://kxproject.com/down.php?language=en)が使えるらしいとの情報が。
試してみると、確かに動作しました。
デバイスマネージャーには謎の [ ほかのデバイス ] / [ PCI出力デバイス ] が出現し、動作していない「!」マークが。サラウンド用リアスピーカー出力が、死んでいるってことかしらん。どうせ使わないから、スルーの方向性で。フロント2chが鳴ればいーんです!
これで、長年タンスの肥やしになっていたONKYOのPC用スピーカー:GX-30Aが有効活用できるぞっと。
内蔵アンプの出力は7W+7Wと微弱ながら、PCで使うだけなら十分。けっこうシブい音で鳴ってくれますし。
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