コンデジ買い換え SONY DSC-RX100

[Diary] Photo/Camera

 コンデジはニコン:P5000をずっと使い続けてきたので、久々の買い換え。
 いや、それほどP5000がお気に入りだったわけではなくて、どうしても欲しいと思えるほどの機種がなかっただけの話。不満たらたら使い続けてきたので、買い換えは満を持して、という心境でした。
 で、選んだのは、SONY:DSC-RX100。
 1.0型センサー+解放F値1.8の組み合わせとは、無謀かつ最強じゃないか。他社では、絶対に真似できないもの。
 などと、発売直後からどうしようかと迷っていたわけで。2年ぶりの北海道キャンプツーリングを目前に、よーやく踏ん切りがつきました。コンデジとしては高額なので、清水の舞台から飛び降りるつもりで(^^;;

 購入店は、池袋のヤマダLABI1日本総本店。何度見ても、すごい店名だわ(苦笑)。
 発売から1年が過ぎても売価が下がらない超人気機種なので、交渉の結果、5万円ジャスト+ポイント15%(クレカでも同じ)が限界でした。ただし、ポイント15%はLABIカード新規申し込みが条件とのこと。

 純正予備バッテリー:NP-BX1も、合わせて購入。
 また、念のため互換バッテリーと充電器のセット(1,280円)もAmazonで入手。予備バッテリー2個程度は、経験上、長期ツーリングだと必須ですから。純正+互換品を1個ずつなので、使用感の比較もできるかなと。
 さらに、後付けグリップのハクバ:フリップバック カメラグリップ G3(ヨドバシカメラ通販にて980円/生産終了)も購入。ネットで調べた限り、これが適合&安価でコストパフォーマンスも良さそうだったので。後付けグリップが必須のカメラというのも、考えてみればダメ製品なのですが(苦笑)。
 (*注:当時、ソニー純正のグリップ:AG-R1は未発売でした。発売開始は2013年7月5日)

 互換バッテリーと充電器 充電器
 【↑ 互換品の充電器&バッテリー。ケーブルは車載DC電源用。AC電源使用のみなら、本体だけでOK】

 グリップ1 グリップ2
 【↑ ハクバの後付けグリップ。安物にしては、悪くない手触り。装着後も、さほど違和感なく使えます。接着(両面テープ)も強力】

 とりあえず、カメラ本体の簡単な使用感は…。
 写りは(当たり前ですが)よろしいです、はい。さすが1.0型センサーの威力で、コンデジ離れした画質かと。基本用途が風景写真なこともあり、精細感や解像度を追求する見方でも破綻は少ない。広角側での目立つ樽型歪みも感じられませんし。
 ただ、ホワイトバランスにはSONY機らしいクセも感じられて、色味に関しては好き嫌いが出るかも。サイバーショット系のJPG処理エンジン特性が、もともとあまり好きじゃないという面もあります。色彩感や雰囲気も重視される旅カメラとしては、微妙な一面も見せるんですね。シチュエーションによっては、せっかくのセンサーサイズが生かされていないと感じることも。
 背景のボケ具合が一段と…なことも、センサーサイズが大きくなったためでしょうね。被写角深度が浅く、コンデジとは思えないほどボケてくれます。パンフォーカスでなきゃ困る風景写真=旅日記用途には、非常に向いてないと(苦笑)。撮影旅行ではないから、1枚撮る度に設定をいじっている余裕などないわけで。露出補正をするぐらいのフルオート撮影だと、「なんでここでボケてんねん」と突っ込みたくなるほど。。。
 芸人カメラかぃ。
 この対処に慣れないまま水没死させてしまったので、余計に「勘弁して」な印象が強いとも。
 操作性に関しては、本体のサイズがあれですからね、推して知るべし。お世辞にもいいとは言えませんが、悪くはない。各機能を巧みにまとめている点は、SONY製品らしい美学でしょうね。

 個人的には、バッテリーが本体充電なことも困ったちゃん仕様で。充電中は撮影できないって、旅カメラとしては失格な仕様でしょ。
 だからこそ(互換の)充電器を入手したのに、純正バッテリーにはプロテクトがかけられているらしく、充電不能なんだもの(T_T) 事前にちゃんと調べておかなかった自分の責任ですが、旅先で充電するまで気づかず、困りました。
 キャンプ場では、テントから離れた場所のコンセントで充電することになります。高価なカメラ本体を放置しておくことになるわけで、利用者が多いキャンプ場では怖くて充電できない。。。
 本体以外で純正バッテリーを充電したければ、定価が5,600円もする別売りの純正充電器:BC-TRXを使うしかないと。これまでカメラメーカーの製品ばかり使ってきたので、充電器が付属しているのは当たり前という感覚だったんですよね。「本体充電で何が悪い、嫌ならボッタクリ価格の純正充電器を買え」という、いかにもSONY的な上から目線の姿勢は…好きになれないな。

 *追記(訂正)

 ものすごく勘違い…。
 購入した互換品の充電器でも、純正バッテリーが充電可能でした。バッテリーの裏面を上向きにする形でセットすれば、充電器のランプが緑色から赤色に変わり、充電を開始します。(ランプが緑色に戻れば充電完了)
 何も考えずバッテリー表面を上向きにセットし、充電器のランプが緑色のまま変わらないため、「充電できない」と思い込んでしまっていました。取扱説明書も付属しないバッタもんなので、まさか逆向き(裏面を上向き)にセットする必要があるとは、思いもよらなかったと。
 しかも、充電できると気づいたのは、旅を終えての帰宅後。つまり、カメラが不動品と化してから…(意味なし)。旅立ちの直前に焦って準備し、ロクに使用テストもして行かなかったツケですね。。
 ちなみに、この互換品充電器で純正バッテリーをフル充電した場合、使った方のレビューによると6時間ほど要するとか。純正品の取扱説明書には「約135分で満充電」とあるので、かなり遅いことは確か。価格差相応の性能でしょうが、夜の間に充電しておくという使用法なら、安価で購入できてOKじゃないかと。

 互換品のバッテリーに関しては、ほとんど使わないうちに旅先で紛失してしまったため、使用感などはわからず。とことんダメですね。。。

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