加湿器のフィルター交換 (ダイニチ工業の加湿器について)

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 2007年に購入したダイニチ工業の加湿器:HD-5004の、フィルターを交換。

 *購入記録 花粉症対策:加湿器(2007.03.01の日記)

 このHD-5004で使用するフィルターには、抗菌気化フィルター、除菌フィルター、アレルバリアフィルターの3種類があります。
 そのうち、使用時間の経過とともに硬化し、色が薄く白っぽくなった上に水垢で黒ずんだように変色してしまうのが抗菌気化フィルター。
 同社サイトの「抗菌気化フィルターのお手入れ方法」ページにも、そうなった際のフィルターの写真が掲載されています。加湿器の使用は、寒くなって乾燥する11月から花粉シーズンが終わる5月頃まで。その1シーズンが終わると、まさにこんな感じに(というかもっとひどい状態に)。。。こうなると運転しても湿度が上がらず、単なる電気の無駄食い(^^;; 要は、1シーズン毎に抗菌気化フィルターを交換しなければダメだと。
 同ページにはクエン酸を使った洗浄・お手入れも掲載されていて、フィルターなど交換パーツを扱う同社の直販サイト:ダイニチWebShopでもクエン酸が販売されています。以前に購入してみたところ、説明書には「通常は1シーズンしか保たないフィルターが、2~3シーズン保つようになる」との記載が…。
 いや、そんなの無理。実際には、シーズン終盤に明らかな性能劣化(=湿度が上がらなくなる)を感じる同フィルターの寿命が、数ヶ月ほど延命されるかなという程度。まぁ、普段のメンテナンス(フィルター洗浄)を面倒くさがって、忘れていた頃にやる感じですからね。メーカーの推奨使用法を遵守しているわけではないので、文句を言えた道理ではありませんが。。。
 にしても、フィルターの寿命は短いです。
 その分、フィルター価格も安く、ダイニチWebShopから送料無料、商品受領後の後払いで購入できて便利なわけですが。楽天市場などはどこも定価販売なので、「加湿器のフィルター交換」(2008.02.07の日記)でも書いたように、いつもダイニチWebShopで購入しています。
 大手家電メーカーの場合、製品に様々な目立つ機能を装備し、価格も抑えられているものの、消耗品で定期的に交換が必要なパーツの価格がすごく割高。。。というケースはよくあること。本体は薄利多売で価格を下げ、実際には消耗品で利益を上げるという仕組みですね。
 それに比べれば、良心的なシステムかもしれません。

 なわけで、抗菌気化フィルターを年に一度、2~3月のこの時期に注文しているわけですが、今回はちょっと異変(?)が。
 上記リンク先に載っている写真のように、加湿器本体の新品購入時から、フィルターはオレンジ色のものでした。その後に購入してきた交換品も同様。ところが、今回届いた製品は、緑色。フィルターにはオレンジ色と緑色があり、シリーズ毎に違うはずなのに、なんで?
 箱に記されている型番は同じですし、商品説明ページには「本体ご購入の際の抗菌気化フィルターと色、形状が異なる場合がありますが、問題なくご使用いただけます」との記載もあるので、いいのでしょうが。。形状や大きさは従来品と同じで、確かに使用しても問題なし。
 てかこれ、シリーズ毎に何種類もあるけれど、実はほとんど同じものなのでは…? 色違いにも、意味はない?

 とまぁ、フィルター交換は致し方ないとして、性能面にはほぼ満足しています。
 ですが、悩ましい点がひとつ…。
 同社の加湿器は、水タンクが空になると「ピー、ピー、ピー、ピピピピッ」という警報音が鳴るんですね。それほど大きな音ではないものの、一度鳴ればわかる程度の警報音。でも、ちょうど手が離せなくて、すぐには水を補給できないこともしばしば。
 すると、また警報音がなります。実際にはちょっと間を置いて鳴っているのでしょうが、手が離せずに忙しいときだと、間髪入れずに何度も繰り返し鳴り続けるという印象ですね。これがウザい。「あーもう、わかったから!」と怒鳴りたくなるほどしつこい。
 加湿器の運転自体は自動停止するので、放置したからといって壊れるわけじゃない。にもかかわらず、しばらくするとまた「ピー、ピー」…。停止ボタンを押して電源を落とせば鳴らなくなりますが、かなりイラッとさせられるんですよねぇ。
 この件に関しては、メーカーに他の問い合わせをしたついでに尋ねてみたこともあるのですが、要は「仕様なので仕方ない」。問い合わせをしたのは数年前ですが、当時の最新機種も同じ仕様で、変更する予定もないと言っていましたから、おそらく現行機種でも同様なのでしょう。
 この仕様さえ何とかしてもらえれば、コストパフォーマンスも高い、いい製品だと思うのに。。。

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