BDレコ:DMR-BWT520の初期不良・基板交換でサービスマン氏が来訪した際、ローディング不良を起こし動作不能になっていたS-VHSビデオデッキ:NV-SV1も診てもらいました。症状は単純で、テープを入れてもローディングせず吐きだしてしまうという状態。
簡単な内部チェック&清掃では復活せず、持ち帰っての工場送りに。。
1週間ほどで修理は完了し、当たり前ですが正常に動作するようになりました。
修理明細書によると、交換されていた部品は…
- モードSW
- メインカムギヤーキット
- キャプスタンベルト
- キャプスタン
- (T)ローディングアーム
- アイドラアーム
- センタークラッチ
修理費用は、部品代:4,300円+技術料:7,600円+出張費:2,100円+消費税=14,700円。
やっぱり出張費が計上されるのね。。。NV-SV1のために来てもらったわけじゃないのだけれど。
けっこうな出費になってしまいましたが、VHS&S-VHS再生機としては最高の性能を発揮する機種なので、メンテナンスできるうちに修理しておいたほうがいいだろうと。アナログ資産のデジタル化も、ほとんど手つかずのままですし…。
ちなみに修理明細書には、こんな文言も。
14年前の修理品のため生産終了部品が多数のため以後別の故障が発生しても修理できません
日本語はちょっと変ですが、要は、
「おそらく今回が最後の修理だよ。今後は部品が入手困難になるので修理対応は難しいよ」
ということなのでしょう。
今回の交換部品にも、既にデッドストックとなっているものが含まれるらしく。他機種との共通部品を調達するなどしながら、修理してもらえたようです。
このNV-SV1は、1999年製。手持ちのアナログ機器では新しいにもかかわらず、もはやこの状況なんですね。。。それでも、SONYよりはPanasonicのほうが、修理対応に融通が利く気もします。
根本的な問題として、NV-SV1の耐久性には難があるなと感じるのも確かですが。VTRの価格崩壊&コストダウンが進んだ時期に製造されたものなので、仕方ないのでしょうね…。
コメント