VHSやベータ、あるいはDV、Digital8など、アナログ時代の録画コンテンツをどうするか。
これは永遠のテーマだったりするわけですが(苦笑)、その対応に関して、知らなかったことを把握したのでメモ。
これまでは、アナログコンテンツを外部入力からレコーダーのHDDに移行し、それをBD化しようとするならSONY機しか選択肢がなかったわけです。SONYのBDレコは、外部入力の映像もMPEG4圧縮(AVCREC)で記録し、そのままBDに移せるので。BD化さえできれば、それをPCのHDDに移して保存することも可能だと。
いっぽう、手持ちのPanasonic機を始め他社のレコーダーは、外部入力はアナログDVD時代のXP、SPなどのモードでしかHDDに録画できず、BDに無劣化で高速ダビングすることもできない。。。はずでした。
が、複数の案件のひとつとしてPanasonicに問い合わせたところ、この春のモデル(DMR-BWT620/520など型番末尾が20のもの)からは、SONY機と同じように外部入力をMPEG4圧縮(AVCREC)方式で録画するようになったとのこと。
要は、XP、SPなどアナログDVD時代の録画モードが廃止され、ハイビジョン録画専用機(AVCRECを含む)になったということですね。コストダウンの一環でしょうが、その副産物的なメリットとして、上記の問題が解決されたと。
これ、個人的にはかなりの朗報です。
アナログ入力したいコンテンツにはDVやDigital8のものも多く、より劣化が少ないi.link(DV)で入力したいわけですが…。
現状、SONY機でDV端子が搭載されている機種は、最上位機のBDZ-AX2700Tだけなんですよね。録画コンテンツの保存・再生はPCのHDDに移行してしまったので、今さら高機能・高価格なBDレコなど買う気もないのに。
そもそもDV(i.link)規格はSONYが提唱したものなのに、この仕打ちはどうなんですかねぇ。自社で開発し、広めようとした新規格(と、それを利用していたユーザー)をあっさり切り捨てる冷酷さは、今に始まったことではありませんが。
その点、Panasonic機には最廉価モデルを除いてDV(i.link)端子が搭載されています。もっとも、かつてのDVユーザーに優しいからではなく、自社の単独市場でもあるCATVチューナーを接続するため、DV(i.link)端子を捨てられないだけの話ですが。
他社のBDレコには当初からDV(i.link)端子が搭載されていないため、やはりPanasonic機から離れられない運命なのか。。。
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