林野庁が、首都圏や近畿圏へのスギ花粉大量飛散に影響を与える発生源として、群馬・埼玉・神奈川・東京・静岡・兵庫・京都・和歌山など約9万5,000haのスギ林を重点区域に指定したそうな。
今ひとつわかりにくいのですが、発表された内容と報道を交えると…。
- 今後の10年間で、少花粉スギの造林や抜き伐りなどにより、飛散に「影響大」なスギ林が5割減少する。
- 首都圏等への花粉飛散量も、2割減少する。
やろうとしていることは認めるものの、具体的な効果のほどは? 中途半端な施策で、税金の無駄遣いにならなければいいのですが。
てか、何を今さら。対応が遅すぎ。
今回の発表を行った《花粉発生源対策プロジェクトチーム》にしても、同庁に発足したのは今年4月のこと。これだけでも、「エー! 今まで何もやっていなかったの!?」だもの(苦笑)。
花粉症が国民病にまでなってしまった最大要因は、戦後の無策な植林事業にあります。その責任を、放置してきたんですからねぇ。
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