越美北線が完全復旧

[Traffic] Railway

 2004年7月の集中豪雨で一乗谷−美山間が不通となり、バス代行をしていた越美北線が、3年ぶりに全線で運転を再開。
 開通日の6月30日と翌7月1日には、キハ28+キハ58(国鉄色)による臨時《おくえつ号》も運転。ちなみに《おくえつ号》とは、1980年10月から1997年1月まで、越美北線で運転されていた臨時快速列車の名称。
 せっかく全線復旧したのですから、利用者が増えて存続問題などが話題にならないことを願います。復旧費用のうち30億円は福井県が負担したそうですし(残り10億円をJR西日本が負担)。

 てか、夢のまた夢だった相方の“越美南線”も第3セクターの長良川鉄道に生まれ変わり、美濃白鳥と九頭竜湖を結んでいた国鉄バス時代からのバス路線(JR東海バスが継承)も2002年で廃止されてしまった現在、“越美北線”を名乗る意味もないですよねぇ。もっと地元に馴染みやすく、観光イメージも感じられるような線名に変更してもいいんじゃないのかしらん。

 なお、【越美北線全線復旧記念入場券】も発売に。

  • 発売額  700円(5枚セット/台紙付き)
  • 発売期間  2007年6月30日(土)〜7月31日(火)
  • 発売箇所  越前大野駅、九頭竜湖駅、福井駅  (郵送申込/越前大野駅、九頭竜湖駅)
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