ナイアガラカレー

　今や“鉄”な人の間ではユーメイなカレーショップ、祐天寺のナイアガラ。
　最近は世間的にも“鉄ブーム”なのか（ドラマ『特急田中３号』の影響？）、メディアでも紹介される機会が激増しているような。でもこのお店、かなり昔からありましたよねぇ。はるか昔に何かで見かけ…と言っても、当時は単に「模型の汽車がカレーを運んできてくれる店」というだけで、“鉄”な面はあまり強調されていませんでしたが（苦笑）。
　面白そうだから一度行ってみようと思いつつ、なかなか機会がなかったこお店へ、よーやく行ってきますた。ただ、中目黒側から向かったため、一方通行と歩行者用道路にハメられて右往左往。着いてみると、なーんだ祐天寺駅からすぐじゃん。駅前ロータリーを左に曲がると目前。駅から徒歩1分（＾＾；；　狭い路地ですが、バイクは何とか店前に停められますた。クルマで行くと苦労するだろうなぁ。。

　ナイアガラ　ナイアガラ2
　【↑（左）店構え。入口右側に旧・広尾線：愛国駅の駅名板が】

　17時頃という半端な時間だったせいか、お客さんは子供連れお母さん一組。表に「満席の場合はお待ちいただき…」てな表示があるので、混むときは混むんでしょうね。
　店内の壁やカウンターには、所狭しとサボや列車名板、駅名票が飾られ、店内奥の壁はSLのナンバープレートがいっぱい。座席は、今や見かける機会も減った昔ながらの青地のボックスシート。天井を見上げれば、エアコン吹き出し口も列車用のもの。さらに照明は、旧型客車や旧型DC用の白熱灯。駅ホーム用の大時計がデーンとぶら下がっていたりして、いやいや、こだわってますわ（＾＾；；　ちなみに、タレントの色紙もいっぱい。。

　ナイアガラ3 　ナイアガラ4 　ナイアガラ5

　ナイアガラ6 　ナイアガラ7 　ナイアガラ8
　【↑　（下左）左下隅に鉄道模型の発車口？が　（下中）発車して座席横へ。壁の（JNRロゴ入り）灰皿が泣ける（＾＾；；】

　水や料理は、確かにテレビで見た通り、各座席横を通るようレイアウトされている鉄道模型のSLで運ばれてきますた。座席の前で停止するので、自分で貨車（？）に載せられたお皿を取る仕組み。取る際にレールから車輪が外れるとマズイな…なんて、ソーッと取ってしまうのは“鉄客”ならではだと自画自賛（爆）。

　注文したのは、「初めての店では基本メニューを頼む」という（自分の）決まりに従い、ナイアガラカレー（600円）。けっこうウマかったです。好きな味かな。酸味がやや強めなので、中辛より甘めだとそっちの味を強く感じるかも。一部blogでは「味が薄くてウマくない」という意見も見かけますが、そのせい？　むしろ味付けは濃いほうだと思うし、スパイスもけっこう効いてます。
　ちなみに、カレーの辛さは、“超特急（極辛）・特急（辛口）・急行（中辛）・鈍行（甘口）”の4種類から選ぶシステム。尋ねてみると基本は特急らしいので、それを頼みますた。
　ボリュームもけっこうあるので、これでカツカレーなど具材載せにしたら、それなりに満腹になるでしょうね〜。

　　記念硬券　記念硬券・裏
　【↑　ナイアガラカレーと、来店記念にプレゼントされた硬券キップ（表&裏）】