岡山県のJR津山駅構内に、岡山県観光連盟とJR西日本がタイアップする《岡山デスティネーションキャンペーン》(2007.04.01-06.30)と、津山市観光協会や地元商工会などが参加する《みまさかローカル鉄道観光実行委員会》活動による【懐かしの鉄道展示室】がオープン。
この展示室は大正~昭和期に使われてきた鉄道用品を公開するもので、2001年3月まで因美線で使用されていたタブレット閉そく装置、急行「砂丘」のヘッドマークと走行風景写真(津山線運行列車)、国鉄時代の制服、昭和初期の津山駅写真、硬券きっぷ、その他の鉄道用品約40点などが展示されるとか。
晩年はJRで唯一、急行列車がタブレット閉塞区間を走る路線として知られた因美線。何らかの形で、その記録や物品を残す活動が続いて欲しいものです。
また、国内3番目の規模(岡山県内唯一)を持つ扇形機関庫も、同時に公開されるそうな。
展示室と機関庫の公開は事前予約制で、当面の公開日は4月28日、29日、30日、5月3日、4日、5日、6日、26日、27日、6月9日、15日、24日。公開時間は10時~11時30分。毎回先着80名限定。
うーん、ここまで限定されると、なかなか行き辛いですねぇ。《岡山デスティネーションキャンペーン》終了後も引き続き、定期的に公開されるそうですから、いずれは機会を作りたいところ。
津山は歴史的にも由緒のある街ながら、観光地としてはあまり注目されていなかったりもしますからね。中国山地を貫く鉄道の要衝でもあっただけに、鉄道という側面から観光客を呼び込む試みが、より発展して欲しいものです。
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