タクシーの禁煙化が話題になるのも、この春、3月18日のダイヤ改正でJR各社の禁煙化大幅に進んだからでしょうね。。。
中でも話題なのは、JR東日本の新幹線・特急の全面禁煙化。これで、同社管内で完結する全ての列車が禁煙になったと。
喫煙車両が残るのは、寝台列車&他社乗り入れ列車(カシオペア、北斗星、北陸、あけぼの、日本海、サンライズ瀬戸・出雲、トワイライトエクスプレス、銀河、富士、はやぶさ、しなの、ワイドビューしなの、はくたか、能登、きたぐに)のみ。
同時に、以下の駅で喫煙所(排煙設備を持つ個室ルーム)を新増設。
*上野(新幹線/在来線特急ホーム)、大宮、小山、宇都宮、那須塩原、新白河、郡山、福島、山形、古川、一ノ関、秋田、八戸、越後湯沢、長岡、軽井沢、佐久平、上田、上野、新宿、水戸、甲府、松本
3月18日ダイヤ改正後のJR他社の状況は、以下の通り。普通列車は既に、全社全面禁煙ですね。
この一覧を調べていて目にしたのは、「乗車時間が2時間程度なら喫煙者も全面禁煙をガマンできるはず」といった要旨。まぁ、確かにそうですね。3時間を超えると、ちと辛い。。。
ビジネス客の多い東海道新幹線が全面禁煙に踏み切れないのも、そのへんかな。3時間は、そのまま東京−新大阪間の所要時間ですからね。同時に、それがあるからJR東海も在来線の禁煙化が進められないのでしょう。「東海道新幹線だけは別」ということになれば、ドル箱・新幹線のイメージ自体が低下してしまうので(苦笑)。
現実に、『のぞみ』の指定席は(一部多客期を除いて)喫煙席から埋まっていきますしね。
でもねぇ。。。喫煙者の自分からしても、新幹線・喫煙車の排煙設備はもうちょっと何とかならないのか…とは思いますねぇ。あまりの空気の悪さに、逃げ出したくなることもありますから。7月のN700系導入で『のぞみ』運用から外れると思われる500系は、特にひどいでつ。あの独特な室内形状と密閉性の高さが、かえってアダになっているような。
(現)700系『のぞみ』では、そこまでひどいことはあまりない…んですが、これが山陽新幹線でJR西日本が運行する『ひかりレールスター』になると、同じ700系でも喫煙車の空気がおそろしく悪いのは、なぜ?? 『ひかりレールスター』の喫煙車では、弁当を食べる気になれないんですが。。。
まぁ、私の場合、東京−大阪や岡山、広島、福岡なら飛行機を使うことが大半なので、全面禁煙化ならそれでも構わないよ、なスタンスですが(^^;; 禁煙、喫煙に関係なく、あの、新幹線特有の密閉された空間と横揺れが苦手なので。飛行機も禁煙ですが、せいぜい60〜90分のガマンですから。
そう、新幹線が全面禁煙化されれば、対・飛行機という意味でも苦戦は免れないですよねねぇ。。チェーンスモーカーにとっては、60分でも忍耐の限界でしょうから。
なのでまぁ、西方面へは、いーんです。
でも、困るのは東方面。てか、東北、新潟方面。
飛行機が使いにくい上に、新幹線が全面禁煙となると…参るなぁ。
例えば、所要約3時間の東北新幹線・八戸。これまでの利用で、吸うタバコの本数は、せいぜい5〜6本。寝てしまい、1〜2本しか吸わなかったこともあるとは言え…“1本も吸えないんだぞ、ごるぁ!”となると、やはり重圧感が。。。ましてや、所要時間が3時間半の山形新幹線(東京−新庄)、4時間を超える秋田新幹線になると、うーん。。。
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