新生・チーム青森にとって、初の本格的な国際大会でもある2007年世界女子カーリング選手権。
結果は、残念ながら予選ラウンド敗退。。。まぁ、ある程度は予測された結果でもありますが(^^;; 先の日本代表選考会でもチームの若さを露呈していましたからね。いきなり、世界選手権でトップチーム相手に互角の勝負をするのは…難しいでしょう。
先代のチームと比べ、“何かをやってくれそうな”オーラに欠けてるんですよね、このチームって。良くも悪くも予定調和的と言うか、先が予測できてしまうような。。。スキップ・目黒萌絵選手が、堅実なプレイをするキャラだからかもしれないけれど。波はあるけれど、時として信じられないスーパーショットも連発する、先代スキップ・小野寺歩選手のイメージが強すぎるのかしらん。。。
サードの林弓枝選手がきっちり下地を構成して、スキップの小野寺選手が一発かます! てなワクワク感が、どうにも感じられないんですよねー。チーム構成も見直す必要が…なんてのは素人考えですが、チームが不調なときに不調なまま終わってしまう、淡泊さを感じてしまうのは気のせい?
まぁ、世間の注目度も以前とは別モノだし、協賛・後援も多く、いろいろな意味でのプレッシャーがそうさせるのかもしれませんが…。もっと、「カーリングは楽しい〜♪」姿勢を見せて欲しい。勝敗にこだわるよりも。
大会期間中、リードの寺田桜子、セカンドの山浦麻葉、サードのマリリン・本橋麻里の各選手とも、揃って調子は今ひとつ。と言うより、不調? いい感じの波を感じる会心の試合って、ほとんどなかったような…。あれでよく4勝7敗で終えられたなというのが、正直な印象で。。。
昨年11月のパシフィックカーリング選手権2006、12月の世界選手権・日本代表選考会、今年1月のユニバーシアード冬季大会(@イタリア・トリノ/銅メダル)、2月の軽井沢国際カーリング選手権大会2007、第24回日本カーリング選手権、そして3月の今大会。ちょっとね。あまりにもハードスケジュールすぎる気が…。ウインタースポーツは多かれ少なかれ、短期集中になるわけですが…。選手に疲労が蓄積していても、仕方ないんじゃないかなぁ。。。
あと、中国に敗れ、順位も下というのは、どうなんでそ。パシフィックカーリング選手権2006でも中国が優勝、2位は韓国で、日本は3位だったことを考えると…。オリンピック出場には、このパシフィック選手権での優勝が絶対条件にもなってくるわけで、アジアに苦手なライバルを作ってしまうのは問題です。。
そう言えば、マリリン・本橋麻里選手が、この3月で青森明の星短大を卒業したそうな。チーム青森の前身、末期シムソンズに加入した頃は、まだ高校生だったのにね(^^;;
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