Windows7 SP1のバグ(mfds.dll)を修正

[PC] PT2

 Windows7のSP1には、tsファイルをWindows Media Playerで再生できないというバグがあります。音声だけが出ないという人も多いようですが、なぜかウチの環境では再生自体が不可になってしまう。
 そのうち解消されるだろう、当面はPC上で再生できなくても困らないなどの理由から放置していたのですが、下の日記のようにいざトラブルが発生すると、PC上でのテスト再生ができないのは不便で仕方がない。なので修正することに。
 てか、半年以上もバグを放置するなよな。。。

 対処法自体は簡単です。バグ持ちのmfds.dllを、SP1以前の古いものに書き換えればOK。
 ただ、その書き換えが面倒なんですよ。Windowsのシステムをいじることになるので、セキュリティが厳しすぎ。フツーにコピペ上書きしようとすれば、Windows様に怒られておしまい。
 検索して出てくる対処法の大半は、Windows7のエディションがProfessionalでのもの。こんな問題にぶち当たるのはヘビーユーザーなので、軟弱なHome Premiumなど使っている人は少ないのでしょう(苦笑)。でもウチはHome Premiumなんだよー。まんま同じことをやろうとすると、できねーんだよー。エディションによって差がありすぎと言うか、Home Premiumは特殊すぎだろー。
 あーもう、ほんと厄介なシロモノだな。

 なわけで、こうしましたという覚え書き。 *Windows7 Home Premium (64bit)。

  1. SP1以前の古いmfds.dll(2009-07-14)を探しておく。探し方は検索すればいくらでも出てくる。自分はいろいろ作業する課程でいったんSP1をアンインストールしたので、その際に拾っておいた。
  2. [¥Windows¥SysWOW64]フォルダのmfds.dllを探し、プロパティを開く。
  3. [セキュリティ]タブから、「グループ名またはユーザー名」のUsers(ログインしているユーザー名)を選択。[編集]をクリック。
  4. 「mfds.dllのアクセス許可」というウインドウが開くので、再び「グループ名またはユーザー名」のUsers(ログインしているユーザー名)を選択。
  5. 「Usersのアクセス許可」で、「フルコントロール」にチェックを入れる。
  6. あとはひたすら「OK」、「OK」。何を言われても「OK」。これで、mfds.dllを変更できるようになる。
  7. mfds.dllを、適当な名前(mfds_SP1.dllなど)にリネーム。上書き削除でいいけれど、念のため元ファイルも残しておく。
  8. 古いmfds.dllを、[¥Windows¥SysWOW64]フォルダにコピー。
  9. Windowsを再起動。

 あら不思議、tsファイルがWindows Media Playerで再生できるようになりましたw

追記

 上記の作業は録画鯖で行ったもの。
 メインマシンのほうも修正しようとしたところ、同じWindows7 Home Premium(64bit)なのに違いがあったため、メモ。
 てか、なんで違うの。

  • Windows Media Playerを使ったtsファイルの再生では、音が出ない(再生は可能)。
  • mfds.dllを修正しようとすると、「TrustedInstallerから許可を得ろ」と怒られる。

 ネット上で多く見かけるパターンですね。つまり、上記の録画鯖のほうがフツーの状態じゃなかったということか。。。
 対処法。

  1. ウイルスセキュリティソフトを外す。
  2. エクスプローラーを管理者として実行し、[¥Windows¥SysWOW64]フォルダでmfds.dllのプロパティを開く。
  3. [セキュリティ]タブから、[詳細設定]をクリック。
  4. [所有者]タブから、[編集]をクリック。
  5. 「所有者の変更」欄でユーザー名を選択し、「適用」→「OK」。
  6. あとはひたすら「OK」。
  7. これで「TrustedInstallerから許可を得ろ」とは怒られなくなるはずなので、上記の手順を実行。

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