計画だけが先行している感で紆余曲折していた(苦笑)、老朽化した広島市民球場に変わる新球場問題。ようやく実現に向け動き出しましたね。建設予定地は、JR広島駅東側の貨物ヤード跡地。
広島市の選考委員会が設計コンペで選んだ作品は環境デザイン研究所(東京都港区)によるプランで、イメージイラストを見る限り、レフトスタンドの大半がざっくりと削られた斬新な設計。その部分がどういった構造なのかよくわかりませんが、何かしらの無料観戦エリアになるらしいですね。まぁ、ビジター側の外野スタンドが埋まるなんて、阪神戦以外には考えられないでしょうから。。。
非対称型となる観客席全体の収容人員は、1塁側客席が多くなった計35,000席。現在の広島市民球場が32,000席なので、若干増、ほどよい感じですかね。45,000人クラスの球場を作っても、埋まらないでしょうし。。。
また、球場北側にはJR路線が隣接するため、このスタンドが欠けた部分を通して、高架を走る新幹線の車窓から「少なくとも5〜10秒は試合観戦の雰囲気を味わえる」(関係者)そう。かつての中日球場のようだなー。あれよりも間近に見えるんでしょうね。
ちなみに、球場の屋根は鯉が数匹泳いでいるイメージだそう。広島に何かあっても、“カープ”の名称は永遠だということでそか(^^;;
気になるグラウンドのほうは天然芝で、何より。今さら人工芝の球場を新設するほどバカじゃなくて良かったです(苦笑)。開閉式、あるいは固定式屋根の設置も可能な設計だそうで、夢は日本初の天然芝・開閉式ドーム球場ですかねー。
総工費は約90億円。2007年夏に着工、2009年に完成予定。
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