肝心の“録画機能”を持っていなかった録画鯖(笑)に、いよいよPT2を導入。
いや、悩まされそうなもので、なかなか手を付けられなかったのですが…。実際には、呆気ないほど簡単でした(^^;;
以下、Windows7(64bit)へのPT2導入手順を覚え書き。
ubichupas.netさんサイトの「64bit版Windows7にPT2を導入してみた」ページが、大変参考になりました。ありがとうございます。
- ICカードリーダー:SCR3310-NTTComをUSB接続。公式サイトよりダウンロードしたドライバをインストール。
- B-CASカードを(カードリーダーの上面に対して)裏向きに挿す。カードリーダー上部の赤色LEDが点滅状態になればOK。
- DTV関係ツールのPT1/2アップローダ(PT1関係ファイル置き場)(http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/upload.cgi)から、PT2用64bit版ドライバ「PT1/2 Windows64bit署名問題対策ドライバ(ドライバ署名の強制を無効とテストモードをなしで動作可能) @猫◆tCHWINGPEI」:up0255.rarをダウンロード&解凍。
- アースソフトの公式サイト:ソフトウェアのダウンロード (最新版)(http://earthsoft.jp/PT/download.html)から、公式ドライバ:PT2-Windows-Driver-200.exeと、SDK:PT-Windows-SDK-201.exeをダウンロード。
- PT2をPCIバスに挿す。(当たり前)
- 公式ドライバとSDKをインストール。
- [スタート]→[コンピューター]→(右クリック)[管理]→[コンピューターの管理]→[デバイスマネージャー]から、「レガシーハードウェアの追加」を実行。先ほどのup0255.rarを解凍してできた[PT2_x64]フォルダの「windrvr6_EARTHSOFT_PT2_driver.inf」を指定。
- デバイス一覧の【Jungo】配下に、《WinDriver (EARTH SOFT PT2)》が出現する。
- デバイス一覧の【ほかのデバイス】に《マルチメディア コントローラ》もあるはずなので、右クリックしてドライバの更新を実行。同じく[PT2_x64]フォルダの「windrvr6_EARTHSOFT_PT2_device.inf」を指定。
- デバイス一覧から【Jungo】、【ほかのデバイス】が消え、【サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ】に《EARTH SOFT PT2》が出現する。
- あら不思議、これにてPT2の導入完了(笑)。
PT2導入に関して検索すると、ややこしすぎる解説が次々と出てきます。が、大半は情報が古く、以前のもの。今回のように簡単な導入が可能になったのは、そうした先人の皆さんが苦労されたおかげですね。
とは言え、これだけでは何もできません。PT2を利用するためのソフトウェアをインストールしなければ。
PC上で視聴もしたい場合は「TVTest」というソフトが必要らしいのですが、録画しかしないつもりなので、とりあえず不要。
なので、予約録画も可能な録画用ソフトを導入することにします。
ここで便利なのが、「ptTimer」というソフト。リアルタイム録画、番組からの予約録画、番組タイトルや出演者などキーワードによる自動検索録画、録画中の追っかけ再生など、市販HDDレコーダーと同じ基本機能はほぼ備えていて、使い方や導入が簡単なのでお勧めかと。
ただし、PT2は1枚使用に限定。複数枚を使うヘビーな用途には、「TVRock」など他の方法が必要らしいです。
こちらは1枚しか使わない(持ってない)ので、おとなしくptTimerを使わせてもらいます。
以下、ptTimer導入に関する覚え書き。
PT2導入と同じく、ubichupas.netさんサイトの「ptTimerで簡単にPT2の録画環境を構築」、「ptTimerのちょっとした設定」ページが大変参考になりました。ありがとうございます。
- DTV関係ツールのPT1/2アップローダ(PT1関係ファイル置き場)(http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/upload.cgi)から、「PT1/PT2 1枚差し専用簡単録画 ptTimer」を探してダウンロード&解凍。(随時、新バージョンがアップされているようです)
- 実行ファイルをクリックすると、タスクトレイにptTimerが常駐する。
- ptTimerのアイコンを右クリック→[設定]で「設定ダイアログ」が開くので、「チャンネルスキャン」を実行する。(時間がかかる)
- 「チャンネルスキャン」が終了したら、「録画先ディレクトリ」も設定し、「設定」をクリックして保存。
- 再びptTimerアイコンを右クリックし、[EPG取得]を選択。(時間がかかる)
- 取得が完了すると、同様に右クリックから[番組表表示]で、番組表(EPG)が表示できるようになる。
- 番組表から該当番組をクリックすれば録画予約となるが、そのままではワンセグ等のデータまで一緒に録画されてしまい、ファイル容量が増えるなど後々面倒。そんなもの不要なので、番組表上で右クリック→[この番組を予約(指定サービス)]を選ぶ。
- その番組を毎回録画したい場合は、[番組名で自動予約登録]を選ぶ。番組名には話数、サブタイトルなども表示されているので、その部分は削除しておく。ワンセグ不要の場合は、「サービス指定」の項目をチェック。最後に「登録」をクリックすれば、予約完了。
- EPGではなく、番組名や出演者などからキーワード予約をしたい場合は、ptTimerアイコンを右クリック→[自動検索予約]を選び、条件を入力する。最後に「登録」をクリックすれば、キーワードに関連する番組を自動予約してくれる。
- ptTimerと同じフォルダにあるptTimer.iniをメモ帳などで書き換えれば、EPG取得時間(デフォルトでは毎日0時と12時)や、録画したファイル名の規則などを変更できる。設定内容に関しては、read.meに書かれている。
- [設定]項目の[EMM処理]で「する」にチェックを入れておく。
- 入れないと、NHKの番組を録画した際、録画前方マージンから予約した番組本編に切り替わるところでエラーが発生するケースあり。PS3 Media Serverでの再生では、その場所でフリーズする。PC上のWindows Media Playerでの再生では、その場所でシャットダウンしてしまう。
- 録画前方マージン部分から早送りで本編に入ってしまえば、(=切り替わる部分を再生しなければ)、エラーは出ない。
- NHKの録画でも必ずエラーが生じるわけではない。(謎)
- スカパー!e2など有料放送を録画する場合も、チェック必須。
- 民放を録画するだけなら、チェックしていなくても問題ない。
*以下[11]の項目を追記
以上で、問題なく録画が可能になりました。
いや~、素晴らしい。
これでもう新しいレコーダーやBDを買わずに済むし、BDの容量を気にしながらレコーダーの録画モードに悩むこともなくなるでしょう。
唯一の難点は、ptTimerの自動検索予約で「除外キーワード」を設定できないこと。例えば「キャンディーズ」をキーワードに設定すると、番組説明に「南海キャンディーズ」があるものまで全て録画されてしまう(苦笑)。「-南海」の設定ができれば、ベストなんですけれどねぇ。。。
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