さて。我が家の地元を通る西武新宿線。
その西武鉄道の春ダイヤ改正詳細が発表されていたので見てみると…。
「どうせ池袋線の充実ばかりが目立ち、線路容量に余裕がなく線形も悪い新宿線の改善など大したことないだろう」とタカをくくっていたら。。。
利用者にとっては大きな、そうでない人には意味がよくわからない(苦笑)、目玉改正がありました。
中井で通過待ちをしている各駅停車を沼袋での通過待ちに変更します。
同線の場合、通常は沼袋か中井で各駅停車が急行・準急等の優等列車に追い抜かれます。上りの場合、沼袋での追い抜きがない場合は中井で…のパターン。が、これが問題で、沼袋の手前、野方あたりから優等列車が極端にスローダウンするんですね。先行する各駅停車が中井に到着するまで、列車が数珠つなぎ状態に詰まってしまう。
「なんで沼袋で待避しないんだよ」と、中距離区間以上を乗車する急行・準急利用者は思っていたはずです。
そのボトルネックが、ようやく解消されると。逆に、各駅停車の高田馬場、西武新宿への所要時間は増すでしょうが…。沿線人口が中長距離区間へと拡大していく以前、数十年前の短距離区間優先ダイヤがベースのままだった新宿線に、ようやく大なたがふるわれるわけですね。
などと、バイクかクルマ移動ばかりで滅多に電車に乗らない、西武嫌いな人が言ってみました(^^;;
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