南海電鉄・和歌山港線(和歌山市−和歌山港)の中間3駅(久保町・築地橋・築港町)が、11月27日をもって廃止されるそう。営業終了は11月26日。
各駅の一日の平均乗降人員は100人を割っているそうで、バス路線も並行していることから廃止が決まったよう。
しかし、これだけの乗降客がいれば、JRのローカル線なら立派な中心駅ですよね(^^;; 原則、利用者がゼロにならなければ廃止されないJRと私鉄では、やはり採算性の根底が違うんだなぁ。あのJR西日本にしても、中国山地のローカル線では一日平均乗降者数が一ケタの駅が散在し、その面では膨大な累積赤字を抱え込んでいるのですから…。
これで、和歌山港線は起点と終点駅だけの路線になるわけですね。終点の和歌山港からは徳島へ向かう南海フェリーが就航しているため、路線自体が廃止されることはないでしょうが。。。
同航路は関西~徳島遠征を計画する度に乗ろうかと思うものの、その度に予定変更や中止で未だ乗船機会がなく。そのため、南海和歌山港線への乗車経験もナシ。
かつて和歌山港線には、現在の終点・和歌山港の先に水軒という終着駅があり、2002年5月15日に廃止されるまではその一駅間を1日2往復の列車が運行されていたんですね。そちらも乗車機会がないまま廃止されてしまっただけに、今回は11月までに機会を作りたいところ(^^;;
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