*(注) この日記は、2010年当時の状況です。現在は、iTunes単体でMP3変換が可能です。
これまでにも何度か書いてきたように、WMP(Windows Media Player)のバージョンをアップしたくない私。
そのため、音楽配信はiTunes利用に切り替えました。とは言え、iPodは持っていません。Apple嫌いだからという理由だけでなく、金銭的な面からも…(^^;; 旅先でpdfビューワーや無線LAN端末としても使える、iPod Touchが欲しいんですけれどね。。。
で、手元にはその昔、1GBのフラッシュメモリープレイヤーが3万円以上した頃に購入した、iriverのiFP799(MP3・WMAプレイヤー/1GB)が転がっています。販売末期には、1万円前後まで大幅に値下げされて泣いたものですが(苦笑)。普段から車やバイク移動が主で携帯音楽プレイヤーの利用頻度は低いものの、せっかく持っているものを有効活用しない手はありません。
そもそもこのiFP799は多機能で、1GBという容量を除けばかなり優秀な機種。乾電池利用なのもアドバンテージで、充電切れを心配する必要もありません。さらには外部マイクを接続してのMP3録音も可能で、いざというときにはボイスレコーダーの予備にもなると。当時、外部マイク対応で録音可能なプレイヤーはこれぐらいしかなかったんですよね。
しかし、1GBで大丈夫なのか?
大丈夫だ、問題ない(苦笑)。
使用機会が限られる上、何でもかんでも放り込んで聴きっぱなしという利用法はしないですからね。昔からお気に入りの曲だけを入れたテープ、ディスクを作っていましたし、クルマにはMP3やCD-RW対応のデッキ+チェンジャーが付いていますから。
さて、話は戻って。
iTunesで購入したM4PファイルはiPodでしか聴けないという問題が生じます。MP3にさえ変換できればいいわけで。。。
が、M4P→MP3変換は、様々な手法を試してもNG。Appleも甘くないですね(苦笑)。
(以下、自分用の覚え書きメモ)
なのでRequiemというフリーソフトを使い、いったんM4Aに変換→iTunesでMP3に再変換という手法を実行することに。Requiemに関してはダウンロード元がいろいろ変わっているようなので、いつまで上記リンクが有効かはわかりません。現状で最新バージョンの1.9.8は、iTunes 10.0に対応。うっかり最新バージョンにしていた(笑)iTunesは、《Old Version of iTunes》より10.0を拾ってきてバージョンダウン。
手順は、こんな感じ。
- Requiem
- 「+」ボタンをクリックし、対象ファイルを選択。
- 「鍵」ボタンを押せば、対象ファイルと同じ場所に変換されたM4Aファイルが生成される。
- ファイル名が日本語だと失敗する可能性大なので、あらかじめ半角英文字ファイル名に変更しておく。
- iTunes
- 「変換用」など適当なプレイリストを作り、該当ファイルをライブラリからコピー。
- 該当ファイルを右クリックし、「MP3バージョンを作成」を選択。
ここで謎なのは、曲によってRequiemで変換可能だったり、エラーが出て不可な場合があること。NGだった場合は大人しく、いったんCD-RにWAVファイル(音楽CD)として焼き、リッピングしてMP3に変換という手法。CD-RWを使えばディスクも無駄にならないので、焼く時間を厭わなければこちらのほうが確実かと。IDタグを自分で入力しなければならないのは面倒ですが。
変換前のM4Pと変換後のMP3を聴き比べると、若干ですが、音質が劣化している気もします。
とはいえ、もともと圧縮された音源ですからねぇ。そこまで気にしても仕方がないと。
音楽配信のDRMに関しては、現状の配信方法であるならかけるべきだと個人的には思います。ただ、利用方法によって異なるフォーマットでの囲い込みをするやり方は、嫌ですね。iPodだろうがMP3プレイヤーだろうが、MacだろうがWindowsだろうが、ユーザーの利便性を考えれば同じフォーマットであるべき。良くも悪くも、万能なのはMP3か…。
コメント
そのほかには方法はいろいろありますよ。例えば:CD書き込みの方法
itunesは音楽をCDに書き込むのを禁じていませんから、この方法で音楽から保護を解除できます。でも、大量音楽の場合は、ちょっと面倒です。
私が使っているtunecloneも推薦します。Windows版とMac版もあります。http://jp.tuneclone.com からダウンロードできます。
このソフトは様々な音楽形式をmp3,wma,wavに変換できます。僅かのステップで設定をしてから、自動的に変換できます。
もっとも好きなのは使いやすいなのです。
コメントありがとうございます。管理人です。
tunecloneはシェアウェアなこともあって試していませんが、大量に変換する機会がありそうなら考えたいと思います。
今のところは時折り、数曲単位で変換する程度なので…。