てれび

　10日ほど前にテレビが不調に。突然、音声が出なくなり、メーカーサービスに出張修理を依頼。
　その際はハンダ付けで直ったものの、「弱くなった部分にガタが来るので、またすぐ別の箇所が悪くなる可能性が大ですよ」と、“買い換えたほうがいいのでは？”とも言われていたところ…。その数日後から映像もおかしくなってきた(T_T)　どう調整しても、人間の顔が熱帯の伝染病患者かゾンビのようになってしまう。。。調子のいいときはマトモなのだけれど、悪いときは一瞬ブラックアウトしてしまうことも…。ブラウン管自体が寿命をとうに過ぎ、ヘタりきっていることは認識していたものの、さすがにこれは…と、買い換えを決意（＾＾；；
　これまで使っていたのは、SANYOのC-29Z1Sという4:3の29インチ。1988年販売開始モデルなので、実に16年間も使ってきたのか…ある意味、感慨深い（苦笑）。ウチのAV機器、最古参ですからー。まさにバブル絶頂期の頃で、29インチがよーやく15万円ぐらいで買えるようになった時代だったよなぁ。その間、故障は１回のみというのも優秀だけれど、さすがに寿命ですね（＾＾；；

　で、フラッとヨドバシに立ち寄ったついでにテレビ売り場へ…や、安いなぁ。プラズマ&液晶大画面テレビの年末商戦真っ直中、販売・配送手続きカウンターのイスがすべて埋まるほど盛況な店内の片隅で、ひっそりと4:3の29インチを購入（苦笑）。今やこのカテゴリーは、各社製品とも４万円台で買えるんですねぇ。まー、バブル期の製品は純国産、現在は中国など東南アジア製という違いこそ大きいですが（苦笑）。
　できれば次の買い換えはプラズマor液晶で地上波デジタルチューナー内蔵で…と思っていたんですけどねぇ。入手しやすい価格に下がるまではあと３〜４年。。。やっぱ20年は保たないよなー（苦笑）。16:9のワイドテレビが主流になった頃も、29インチからの同サイズ移行＝36インチ→かなり高額&重過ぎて部屋内移動もできない、ことがネックでガマンしてきたのに。
　購入したのは、SHARP：29C-FG50。理由は簡単、いちばん安かったから（＾＾；；　所詮、今の4:3の29インチクラスに多くを期待するほうが間違っているので、安いほうがいいやと。ヨドバシには他に同クラスのモデルが東芝、Panasonic、SONY、ビクター製品しかなく、このモデルだけが他社製品より¥7,000ほど安かったので（＾＾；；　RGBゲーム端子も特に必要性は感じないし、GR（ゴーストリダクション）チューナーもアナログ地上波を“見るだけ”のために２万円近く割高になる付加価値はないと。自分の中ではずいぶん前から地上波＝“垂れ流し映像”以上でも以下でもない程度のものなので。

　さて、とりあえず配達、設置が完了。いや〜、画面がフラットになったのは嬉しい（苦笑）。にしても金のかかっていない、安直デジタルな絵だ（＾＾；；　アナログで突き詰めた絵作りとは、あらゆる方向性が異なる感じ。しかも、なんかヘン…どうにも画面が縦長に見えるのだけれど。。。特に人間の顔が。世の中、こんなに馬面ばかりではないはずだ(笑)。クルマの映像もやたらスマートな縦長に見えるので、気のせいではない。最近の、16:9にも（ニセ）対応した4:3テレビって、こーゆー絵なんですかねぇ？　縦長調整がスイッチにもメニューにもないってことは、調整にはメーカー依頼しないとダメなのかぁ。面倒っちぃ。

＊購入店：ヨドバシカメラ新宿西口本店
（購入金額：¥39,800／税・配達料込）
（旧テレビ引き取りリサイクル料：¥2,940／収集・運搬費込）

　設置完了したテレビでニュースを眺めていると…SONYが2005年３月でプラズマから撤退、液晶テレビに移行するとか。大画面液晶の実用化&コストダウンの目途が立ったとのことですが、こりゃ、大画面“薄型”テレビ商戦も動きますねぇ。このジャンル、まだまだ不明瞭な部分も大きいようで。果たして地上波デジタル完全普及の頃にはどうなっていることやら。。。ま、それまではのんびり、このテレビで過ごしましょっと(笑)。