ちょっと気になったニュース。
ヒマラヤのブータンで、12月17日からたばこの販売が一切禁止になるそうな。店舗やホテルなど、保管しているたばこには全面的に処分の指示が出され、もし販売した場合は営業停止か1万ヌルタム(約23,800円)の罰金なのだとか。
また、外国から個人消費のためにたばこを持ち込むことは可能でも、その関税は100%! もともと同国の喫煙率は10%程度だそうですし、決して裕福な国でもないですからね。嗜好品であるたばこの販売禁止にも、さほど抵抗なく踏み切れる事情があるのでしょう。
にしても、厳しいですね~。公共の場での喫煙やたばこ広告を禁じる国は多くとも、国家が販売自体を禁じる「たばこ販売禁止国」は世界初だそうですから。
ちなみに、海外のたばこ規制を調べてみると。
- ノルウェー、アイルランド:屋内全面禁煙
- イタリア:自販機の禁止
あれ? 意外なほど少ない。もっと厳しい国があっても、良さそうだけれど。
やはり、ブータンの法令化は世界的大ニュースと言えるのかも。
そう言えば、条例でたばこ自販機の撤去を決めた(罰則はない)青森県深浦町は、どうなっているのでしょうね。今年1月の時点では、駅前にもフツーに自販機があったけれど。(もちろん買えました)
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