11月1日に発行された新札(千円=野口英世/五千円=樋口一葉/一万円=福沢諭吉:継続)のうち、初めて千円札が手元にやってきた。ピザの配達のお釣りで来るとは思わなかったな〜(^^;;
で、早速、近所の自動販売機で使用実験(笑)。予想通り、タバコの自販機は不可。が、隣のコカコーラの自販機ではOK。報道では飲料水自販機の新札対応度が約50%、タバコ自販機は20%程度と伝えられていましたが、その通りの結果に。。財務省によると、2005年末までにはほぼ全てのお札が新札に入れ替わるとのことだけれど、それまではタバコを買うのにも難儀しそうだなぁ。二千円札だけでもやっかいなのに…。コンビニATMで千円単位で出金すると、無条件に二千円札が出てくるのにも閉口しますねぇ。
ちなみに今回の新札発行。その最大の目的は偽造紙幣対策だそうで、《すき入れバーパターン》という初採用技術が売りのひとつ。エックス線などを当てると棒状の模様が浮かび上がるそうだけれど、試せないな(苦笑)。
五千円&一万円札には、角度を変えると光の加減で色や模様が変わる《ホログラム》も初導入されているとか(ユーロ紙幣でも導入)。また、現在の紙幣でも使われる《マイクロ(微小)文字》や紫外線に反応する《発光インク》に加え、二千円札でも使われる、傾けると模様や数字が現れる《パールインク》と《潜像模様》も採用されているそう。
*戦後の発行紙幣
- 1946〜58年:1円札/二宮尊徳
- 〜1955年:5円札/図柄なし
- 〜1955年:10円札/国会議事堂
- 〜1956年:100円札/聖徳太子
- 1950〜65年:1000円札/聖徳太子
- 1951〜71年:500円札/岩倉具視
- 1958年:50円札/高橋是清
- 1953〜74年:100円札/板垣退助
- 1957〜86年:5000円札/聖徳太子
- 1958〜86年:1万円札/聖徳太子
- 1963〜86年:1000円札/伊藤博文
- 1969〜94年:500円札/岩倉具視
- 1984〜2004年:1000円札/夏目漱石、5000円札/新渡戸稲造、1万円札/福沢諭吉
- 2000年〜:2000円札/沖縄・守礼門
- 2004年〜:1000円札/野口英世、5000円札/樋口一葉、1万円札/福沢諭吉
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