PDA選びで悩んでいるところに、噂されていたSHARP:“リナザウ”(Linux OS搭載ザウルス)の新製品、SL-C3000の発表が。
噂通りのHDD(4GB)搭載モデルで、液晶は3.7インチ(VGA)、SDカード&CFスロット両搭載。重要なポイントでもある「VGA表示」と「CFスロット」が従来機種と同様で、一安心。その従来機種(SL-C760/860)で高評判だったバッテリーの保ちが、HDD搭載で変わるのかどうかは気がかりでも。従来機種より大容量化されたようですが、その点ではあまり期待できないかも…。
また、不評だったアプリケーションの充実や刷新も図られず。機能的にも今さら目を見張るようなものはなく、要は「HDDを搭載しました!」だけ(苦笑)。SHARPがザウルス・アーキテクチャにどこまで本気なのか、相変わらず読めませんねぇ。
発売は11月10日で、実売価格は7~8万円前後? Windows Mobile 2003がSecond Editionになり、ようやくVGA表示に対応したPocket PCも、VGA表示=液晶の大型化で高価格化していますからね。ザウルスとの価格差は、一見するとほとんどなくなったようにも。
が、実際には、Bluetoothや無線LANが非搭載など、Pocket PCに比べて貧弱な要素も多い。「キーボードがある」だけで、割高な印象をどこまで拭えるかでしょうね。こうした選択肢の少なさは、PDAを欲するユーザーにとって悩みの種でも。
11月9日までは予約キャンペーンを実施中で、先着3000名に『モバイルマップNavi特別編集版』、『乗換案内 for Zaurus(10月版)』収録のCD-ROMがプレゼントされる。
コメント