Sony Musicが、この秋、レーベルゲートCDでの音楽タイトルリリースを終了すると9月30日付けで発表。
公式サイトによる発表は、以下の通り。
ソニーミュージックグループは、CDの新譜発売に関して著作権保護機能を付加したネットワーク認証型コピーコントロールCD「レーベルゲートCD」仕様を2004年10月発売タイトル分の一部から段階的に終了し、同年11月17日以降発売する新譜については全て通常のコンパクト・ディスクとして発売することにいたしました。
(中略)
その導入を決めた時期から2年弱が経過した現時点において、導入前に比べますと、著作権保護に対する意識が高まり、違法行為に関しては一時の混乱期を脱したと認識できる状況を迎え、法的環境の整備も進んできました。
このような状況を踏まえ「レーベルゲートCD」は一定の役割を果たしたとの認識のもと、その終了を決定しました。
ほぅ。とりあえず、一安心? iPodに市場を席巻されたSONYの、巻き返し戦略の一環でもあるのでしょうが。
また、avexのCCCD(コピーコントロールCD)に関しても、9月17日付けで同社から以下のプレスリリースが。
エイベックス、CCCDの採用を弾力化
エイベックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林敏雄)は、本年9月22日に発売するCDより、コピーコントロール機能を施すか否かについて商品ごとに弾力的に決定していくことといたします。これは、著作権侵害行為に対する啓発活動が一定の成果を収められたことや、HDDミュージックプレーヤーなど新しい音楽の楽しみ方の広がりに対応していくためです。(後略)
で、「弾力化」って何ですか?
今後は、CCCDと、Red Bookに則ったCompact Diskタイトルが混在するってことですかね。
決してCompact Diskではない、「CDもどき」の円盤が消え去る日を待ちたいですねぇ。レーベルゲートCDはまだしも、勝手にプログラムをインストールしてくるCCCDなんて、最低ですから。あんなものを「CD」と呼んじゃいけません。
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