パ・リーグ　プレーオフ第２ステージ

　ダイエーVS西武（＠福岡ドーム）、今日から開幕。第５戦までで３戦先勝制。延長は12回までで、全試合予告先発。レギュラーシーズンの１位：ダイエー、２位：西武のゲーム差は4.5のため、アドバンテージはナシ。
　「当該チーム同士のゲーム差が５以上の場合は上位チームに１勝のアドバンテージ」というルールは、ダイエー・松中の提案が元なんですねぇ。来季以降のプレーオフ開催は決定ですが、１位チームのアドバンテージをさらに強化するべきだという意見がリーグ理事会で出されているそう。まぁ、それも当然かと。「無条件１勝アドバンテージ」でもいいんじゃないですかね。
　その盛り上がりを考えればプレーオフ導入には賛成なものの、“１位と２位は天と地の差”でなくなってしまった以上、かつての“10.19”のようなシーズンラストの激戦攻防は見られないわけで。その意味では、「１位・２位の差が５ゲーム以上なら１位チームに２勝アドバンテージ」でもいいぐらいかと。２位のチームに“後がない”状況は、プレーオフがない場合でも同じなのだから。今季のように３位争いの激戦はあっても、１位・２位の争いに今ひとつ緊張感がなくなってしまうことは、やはり大きな課題ではないかと。
　また、「１位チームに10ゲーム以上離されたチームは出場資格ナシ」というプランにも賛成。もっと言えば、「10ゲーム差以上or勝率５割未満」のチームを排除してもいいかと。最低ラインを厳格にして、プレーオフがより高レベルなペナントレース展開につながることを願いたいです。