今季の巨人戦テレビ中継の平均視聴率が、過去最低の12.2％だったそう（ビデオリサーチ調べ）。過去最低だった昨季の14.3％から、さらにダウン。いよいよ、視聴者の巨人離れが数字になって現れてきたわけで(^o^) 一体いつまで「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代なんだよ、ってね。
うー、こんな言い回し、知らない人のほうが多いんだろうなぁ（苦笑）。
今年は合併問題やらスト問題やら、讀賣を除く各メディアから叩かれまくった各球団経営陣。その諸悪の根元が“巨人偏重”にあることも重ね重ね指摘されてはいるものの、いっぽうで、それを非難するメディア側が、自前の電波媒体で巨人戦を有り難がって中継しているのだから情けない。朝日も毎日も産経も、新聞ではさんざん讀賣を叩いておきながら、テレビではテレ朝もＴＢＳもフジもナイター中継＝巨人戦オンリー。そんな各社に、讀賣を糾弾する資格なんてないんじゃないの？ そもそも毎日や産経は、関連グループに横浜、ヤクルトを抱えているのだから、中継するならそっちにしろ、って。ライバル会社の企業チームを一生懸命に応援している構図こそ、歪みすぎ。
で、来季から各社どうするのかと思えば…中継試合を減らす方向性？ いい加減にしてくれないかなぁ。「プロ野球の火を消すな」などと散々報道しておきながら、実に身勝手。そもそも、今日からのプレーオフが地上波で中継されないって、どーゆーこと？
＊今季・巨人戦ナイター月間視聴率
４月：15.0％／５月：14.6％／６月：13.6％／７月：11.0％／８月：8.7％／９月：8.8％／10月：9.7％／年間平均：12.2％
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