高松でのダメな話

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 旅先の高松で、緊急事態が発生。
 夜のイベントを見るまで日中は予定がなく、うどん屋巡りでもしようと思っていたら…。

 今回の旅では、デジカメが借り物のSONYサイバーショットから、新規購入したCanon IXY400に。なのでメディアも、メモリースティックからCFに。何も考えずに持ってきたPCカードアダプターは、メモリースティック、SDカード、スマートメディア対応。つ、使えねーじゃん(T_T)
 頭、悪すぎ。
 この日のうちに画像データを吸い上げるか、大容量CFを購入しなければ、明日は撮影ができなくなる。CF用アダプターを買おうにも、イベントが終わってからでは店が閉まってしまう。という事態に気づいたのが、16時半頃のお話。
 もう時間がない。
 慌てて高松市内のPCパーツ販売店を調べても、ベスト電器やヤマダ電機、コジマなどの大型店は、場所もよくわからない郊外ばかり。フロントで近隣の店を尋ねても、予想通り「???」。市内の中心部や繁華街を思い起こしても、古くからの商店が連なるばかりで、PC関連の店など見た記憶もない。パソコン工房が唯一、中新町の近くにあったはずだけれど、調べてみると定休日(T_T)
 結局、いちばん場所がわかりやすそうだった、ベスト電器コンピュータウンたかまつを目指すことに。電話でアクセス方法を問い合わせると、ことでん(高松琴平電気鉄道)長尾線の花園駅から徒歩15分、バスの便は不明とのこと。公共交通機関で来る客なんて、いないよね。そんな問い合わせは初めてだ、という雰囲気がありありで(苦笑)。

 とにかく、ことでんに乗らねければ。ホテル最寄りの片原町駅へ急ぐと、電車は行ったばかり。次は20分後。ぐぁ。
 仕方なくタクシーで向かうも、年末・クリスマスイブの夕方なので、どこもかしこも渋滞だらけ。メーターは上がり続け、650円のPCカード用CFアダプターを購入するために、タクシー代960円をかけるというアホな結末に。
 ベスト電器の50メートルほど先には、コジマもありました。バイパス沿いの、郊外型店舗が立ち並ぶエリアなのね。

 帰りは、店員に最寄りのバス停を確認。徒歩5分と言われて歩き始めるも、バス停など、ない。とにかく、ない。ひたすら、ない。
 そのうち、大渋滞の道路で先行くバスを発見。これに乗れればと足を早めると、バスには追いついたのにバス停がない(T_T) 高松にフリー乗降区間があるわけもなく、やがてバスの姿は見えなくなり…。
 いい加減に歩き疲れた頃、ようやくバス停が出現。店から15分以上は歩いたはず。いい加減なことを教えやがって。ひょっとして、間違った案内をされた? 逆方向に歩いていれば、本当に徒歩5分でバス停があったのかも。
 何はともあれ、これで戻れるとホッとしながら時刻表を見れば、バスの便数は1時間に1本程度。先ほどのバスは、定時より30分ほど遅れて通過したことに。この大渋滞では、次のバスがいつ来るのかも不明。
 いや、使い物にならないじゃん(T_T)
 停留所に記された路線図を見ると、次のバス停までの間に、ことでんと交差するらしい。ふぅ、また歩くか…。
 10分ほど歩くと踏切があり、小さな駅(林道駅)に到達。ホッとしたのも束の間、次の電車までは30分弱の待ち時間。日中の運転感覚は20分毎なのに、18時代が30分間隔のダイヤって、何?

 イベントの開催場所は、高松中央公園。瓦町駅から10分ほど歩かなければならないことを考えると、開始時間の19時には間に合わないよー(T_T)
 この渋滞では、バスを待っても悲惨なことになりそうだし、タクシーでも時間が読めない。
 仕方なく、無人の駅で電車を待つことに。周囲は真っ暗。僕はここで、何をしているのだろう。
 ようやくやって来た電車は、立ち客がちらほら程度の混み具合。18時代に、30分も間隔が空いたとは思えない乗車率なのですが。交通機関としてのことでんは、これほど見捨てられた存在なのだろうか。
 乗ってしまえば、瓦町までは2駅。電車に乗るまでの苦労を思い起こす間もなく着いてしまい、何だか哀しい…。
 駅を飛び出し、イベント会場の中央公園まで走る。遠くからは、ステージの歌声が…。もう始まってるよぉ(T_T)

 ホテルを出たのが、17時前。店までの距離は、電車なら2~3駅分。その間の往復に、2時間もかかった計算に。
 高松市内の公共交通機関は、不便すぎ!

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